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メザメノトキのようです

2011/05/12 Thu 21:44

 
298 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 23:58:21 ID:w5Yzw8/I0
No.10 http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-876.html

メザメノトキのようです

では行きますお


299 :メザメノトキのようです:2011/05/05(木) 23:59:32 ID:w5Yzw8/I0
川 ゚ -゚) 「ママ……」

―――あれから何年経っただろうか?

川 ; -;) (今行くからね!絶対に成し遂げてみせるから!)

長い間眠っていたと思う、もう何十年も闇に覆われていた気がする
そして時はきたのだ、そろそろまどろみの夢の世界から放たれる時が・・・・・・!

川 ; -;) (大丈夫!わたしは出来る!だってこの『夢見のヤリ』も持ってるし!)

クーが手にしていたのは素直家代々に伝わる伝説の『夢見のヤリ』だった
このヤリには歴代の素直家の戦士たちの血と涙、そして熱き魂が宿っていた

川 う -;) 「な、泣いちゃダメだ!この扉の向こうには魔王が待ち構えてるんだぞ!」

クーの目の前には無機質な扉が立ちはだかっている、なんの変哲のないドアであるがそのモノが放つオーラは禍々しい

川 ;゚ -゚) 「い、行くぞ!わたしは行くぞ!」

敵を討つために手に入れた『勇士の服』もちゃんと身に付けた、もう恐れるものなど何もない

川 #゚ д゚) 「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

クーはその扉のノブに手を伸ばした―――


300 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:00:05 ID:Bl2pbAUk0









rano10.jpg

メザメノトキのようです


301 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:01:19 ID:Bl2pbAUk0
川*` ゥ´) 「うわっ!?」

川 ;゚ -゚) 「ハァハァ……」

川*` ゥ´) 「ええっと素直クールさんですよね?」

川 ;゚ -゚) 「はいそうです!ハァハァ……」

川*` ゥ´) 「そうですか……じゃあそこの椅子に座ってください」

川 ゚ -゚) 「うむ」トコトコ

川*` ゥ´) 「てかそのヤリみたいなのはなんなの?」

川 ゚ -゚) 「うむ、これはわたしの母上の形見の『夢見のヤリ』だ、これを持つと不思議な力が湧いてくる」

川*` ゥ´) 「へぇそうなんだ」

川 ゚ -゚) 「うむ」

川*` ゥ´) 「それじゃあバイトの面接始めます」


303 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:02:08 ID:1PqMaNvUO
バイトかよwwww
 
 
304 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:02:37 ID:Bl2pbAUk0
川 ゚ -゚) 「うむ」

川*` ゥ´) 「しかしその服すごいね、中世のヨーロッパって感じだな」

川 ゚ -゚) 「うむ、ここぞという時に着る勝負服だ」

川*` ゥ´) 「たかだかバイトの面接如きで勝負服なんて着てくるんじゃねェよ、どこで買うのそういうの?」

川 ゚ -゚) 「オータムリーフ地方のドンキーホーテ城で手に入れた、あの時の戦いで何人が命を落としたことか……」

川*` ゥ´) 「普通に秋葉原のドンキ・ホーテで買ったって言えよまどろっこしいな」

川 ゚ -゚) 「そなたよ、さっさと本題に入ってはくれまいか?
     そなたと世間話をするためにわたしはここへとやってきたわけではない」

川*` ゥ´) 「あぁそうっすか、てかなんでこいつ上から目線なんだよむかつくな
       で、なんでうちを会社で働きたいと思ったの?理由は?」

川 ゚ -゚) 「うむ、それはわたしの才能を最大限に生かせると思ったからだ」


306 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:04:46 ID:Bl2pbAUk0
川*` ゥ´) 「へぇ、どういう才能」

川 ゚ -゚) 「どんな困難にも立ち向かっていく勇気!どんな逆境にも屈しないハート!今までの聖戦で培った死を恐れぬココロ!
      それに歴戦の戦いでどんな武術にも長けておるので雇っても損は無いハズだ」

川*` ゥ´) 「そんな才能持った奴がなんで流れてくるおむすびに梅干しを入れるバイトをしようと思ったんだよおかしいだろ」

川 ゚ -゚) 「……」

川*` ゥ´) 「だんまりかよ、まぁいいや、家はどこあるの?それと交通手段ね、こういうのは色々な手続きとかあるから」

川 ゚ -゚) 「ブラックタイガーシティからウルトラサンライズに乗ってきた」

川*` ゥ´) 「普通に海老名市から来たって言えよメンドくせェな、で、そのセンスの欠片がまったく無い名前の乗り物はなんなの?」

川 ゚ -゚) 「うむ、前後に車輪が2つあってペダルを漕いでスピードを調節する……」

川*` ゥ´) 「ただの自転車だわそれ、普通に自転車を漕いで来たって言えよ最初っから
       しかもウルトラサンライズってなんだよダセェなおい」

川 ゚ -゚) 「それはこの国に明るい未来が来るように我が父上が名付けたのだ、陽がまた昇るようにとな」

川*` ゥ´) 「お前みたいなやつが居る限り明るい未来はきそうに無ェな」


307 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:05:48 ID:rLgp4Kr60
ウルトラサンライズwwwwww


308 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:06:23 ID:Bl2pbAUk0
川*` ゥ´) 「で、おたく年齢は?」

川 ゚ -゚) 「うむ、10万飛んで26歳だ」

川*` ゥ´) 「デーモン小暮かよお前は、てか26歳ってあたいより年上じゃねェかよ
       26なんだから前はどういう職に就いてたんだよ?」

川 ゚ -゚) 「うむ、わたしは最近まで我が素直家を守る仕事に就いていた、なにせ素直家は何千年も前から奴らに狙われてるからな
      いつ奴らが素直家を攻めてくるかわからぬ、いついかなるときも気を休めるわけにもいかぬのだ」
     
川*` ゥ´) 「平たく言えば引き籠りじゃねェか、かっこつけてんじゃねェよマジで
       で、なんで今頃になってなんで働こうと思ったんだよ、自宅を警備する仕事を辞めてまでよ」

川 ゚ -゚) 「うむ、それは母上に言われたからだ、『そろそろ自分の好きなように生きなさい』とな」

川*` ゥ´) 「愛想尽かされたんだろそれ、まぁいいや、で、セールスポイントはなにかある?得意なこととかさ」

川 ゚ -゚) 「うむ、動物と会話が出来る」

川*` ゥ´) 「あいたたたた……」


309 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:08:28 ID:Bl2pbAUk0
川*` ゥ´) 「なんだよ動物と会話が出来るって、お前はあれか?人間バウリンガルかなにかかよ」

川 ゚ -゚) 「そもそもわたしは人間ではないかもしれん、なにせ神より選ばれし使者だからな」

川*` ゥ´) 「意味わかんねよェ、で、どういう風に会話するの動物と」

川 ゚ -゚) 「うむ、会話というよりテレパシーみたいなモノだ、実はわたしの家は緑に囲まれていてな、野鳥や猫に犬、時には鹿やクマなどやってくるのだ
     その動物たちの目を見ただけでそのものたちの考えてることが手に取るように分かる、彼が今なにを悩んでいるか、感じているかがな」

川*` ゥ´) 「動物と会話出来るクセに人間と会話出来ないんだな、病気だよマジで」

川 ゚ -゚) 「常人には我が力を理解出来ぬか……哀れだな」

川*` ゥ´) 「お前のほうが哀れだわきもちわるい、てか動物と会話出来るなら動物園で働けよこういうとこ来ないでよ」

川 ゚ -゚) 「……」

川*` ゥ´) 「じゃ次の質問行くぞ、なにかアレルギーかなんか持ってない?
       食品関係の仕事だからよ、そういうのもちゃんと配慮しなきゃいけないからな」

川 ゚ -゚) 「猫と犬と鳥アレルギーだな」

川#` ゥ´) 「お前動物と会話出来るんじゃねェのかよ!さっき言ったことと矛盾してるじゃねェか!」


310 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:09:50 ID:Bl2pbAUk0
川 ゚ -゚) 「……」

川*` ゥ´) 「まただんまりか、都合が悪くなるとなにも喋らなくなるんだな」

川 ゚ -゚) 「黙秘権を行使する」

川*` ゥ´) 「うるせェよ、しかしそのそのヤリはあぶねェな、ちょっと貸せよ」

川 #゚ д゚) 「触るなぁああああああ!!!!」

川*` ゥ´) 「うわっ、なんだよ」

川 #゚ д゚) 「この『夢見のヤリ』はなぁ!凡人が手にすると危険なんだよ!力が暴走して止まらなくなるんだ!
       今まで何人の者たちがこのヤリが原因で命を落としたか貴様はわかってるのか!?
       これは選ばれし者しか手にしてはいけないんだよ!この凡人風情が軽々しく触んなァァっっ!!!」

川*` ゥ´) 「あたいから見たらお前も十分暴走してると思うけどな」

川 ;゚ -゚) 「おぅふ危ない、危うくもう一人の自分が暴れ出すところだった、ハァハァ……」

川*` ゥ´) 「これがゲーム脳ってやつか」


312 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:11:06 ID:Bl2pbAUk0
川*` ゥ´) 「もういいや面接終了、これ以上やってもしょうがねェや」

川 ゚ -゚) 「うむ御苦労だったな、採用の知らせはいつ来るのだ?出来れば早く知らせてほしいのだが」

川*` ゥ´) 「は?採用されると思ってんの?もしそうならお前の頭は相当おめでたいな」

川 #゚ -゚) 「なんだと貴様ァ!!自分が今言った意味分かって言ってるのか!」

川*` ゥ´) 「てか冷やかしだろお前、あたいらだってテメェにかまってる暇無いんだからさっさと帰れよ」

川 #゚ д゚) 「我を愚弄する気か貴様ァァ!!!!許さん!絶対に許さんぞ!」

川*` ゥ´) 「おいおい本気で言ってたのかよ……お前病院行けよ、完全に病気だろ」

川 #゚ д゚) 「言うにこと欠いて病院に行けだと!?ぬわああああああああああ!!!!!」

川;` ゥ´) 「うるせェんだよ!」

川 #゚ д゚) 「解き放て我が力よおおおおおおおおお!!!偉大なるマナよおおおおおおおおお!!!!!」

川 ;` д´) 「ガハッ!ゴホッ!ガハゴホッ!」

川*` ゥ´) 「大声出し過ぎてむせてんじゃねェよカスが」


313 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:12:08 ID:Bl2pbAUk0
(ν;・ω・)ν 「どうしました!なんか叫び声が聞こえましたが」

川*` ゥ´) 「ああ警備員さん、なんか頭がおかしい人が居るのでつまみましてください」

川 #゚ -゚) 「まだ言うかぁァァァァ!!!!」

(ν;・ω・)ν 「わかりました!おら早く出ろ!」

川 #゚ д゚) 「離せェ!!!砕け散るゾォォォォ!!!」

川*` ゥ´) 「ほらほら早く出てけよ、二度とくんなよ」

川 #゚ д゚) 「くそおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

川 ;゚ -゚) 「ハッ!!夢か!」

川 ; -;) 「ああ……明日会社の面接なのに嫌な夢見ちゃったよ……不安だよお……」

  『メザメノトキのようです』  完





315 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:13:28 ID:NMQ/rcaY0
どんな夢だよwww
乙!


316 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/06(金) 00:13:30 ID:6rZTVUTY0
最期まで全然クールじゃねえwwww



 
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