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613 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:46:15 ID:j4lWcfxs0
ある日、ある時、ある世界。
ξ゚⊿゚)ξ「むむむ……鳩よ出ろ!!」
私は目の前の机の上のシルクハットに手をかざし叫ぶ。
手ごたえは十分、上手くいったのかしら?シルクハットが眩く光る。
ξ゚⊿゚)ξ「来た!!」ポポポポーン
上手くいったといえば上手くいった、
ただそれは出てきたのが平和の鳩ではなく……
(;゚∋゚)「えっ、あれ?ここどこですか」
なんか屈強そうな大男であることを除いてだが。

ξ゚⊿゚)ξは奇術師見習いのようです


615 :>>614 ミス:2011/05/05(木) 10:48:34 ID:j4lWcfxs0
私の名前は 津出 麗 17歳 奇術師の見習いで周りの人からはツンと呼ばれている。
( ^ω^)「ツンちゃん、何を出してるんだお……」
この人は 内藤 ホライズン 私の師匠だ。
ξ゚⊿゚)ξ「な、何よ。鳩に決まってるじゃない」
鳩を出そうとしているが、私がやっているのはただのマジックではない。
一般的には魔術と呼ばれる物の召喚術と呼ばれる類のものだ。
(;^ω^)「ツンちゃん……鳩はそんなに筋骨隆々じゃないお…」
ξ゚⊿゚)ξ「うるさいわねぇ、私が鳩って言ったら鳩なのよ!!」
(;^ω^)「そんな横暴通るわけないお!!」
(;゚∋゚)「あの…僕そろそろ帰ってもいいですか?」
奇術師―マジック見せることを生業とする人のことだ。
ただ、その中にはごくわずかだが本当に魔術を使える人がいる。
だから。マジックショーにいって火を口から出している人がいたら、
その人は火を出す魔術を使っているかもしれない。
(そうでない場合が大半だが)


616 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:49:25 ID:j4lWcfxs0
事はその日の夕食後に起きた
( ^ω^)「ツンちゃんはもっと見込みのある娘だと思ったんだけど」
師匠が口にする。この発言は無視できない。
師匠はあろうことかこの私に見込みがない、と遠回しにいっているのだ。
ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっと、それってどういうことよ!!」
私は反駁する。当然のことだ。
( ^ω^)「じゃあ何か出してみるお」
ξ゚⊿゚)ξ「うっ、分かったわよ、何を出せばいいのよ」
( ^ω^)「ん~そうだおね、豚ぐらいを出せれば合格だお」
ξ゚⊿゚)ξ「豚なんて楽勝よ」
(なんで鳩がだめだったのに豚ならいけると思うんだお……)
私は出来る、私なら出来るはず。自分にそう言い聞かせる。
ξ#゚⊿゚)ξ「ハアァァァァァァァァァァァァァ」
気合を溜める。いける!!
ξ゚⊿゚)ξ「豚よ出ろ!!」
シルクハットに叫ぶ。感覚は良かった、どうだろうか?
先ほどのようにシルクハットが眩く光を放つ。


617 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:50:06 ID:j4lWcfxs0
ξ゚⊿゚)ξ「来た!!」オイオイオイオイーン
またしてもそこに出て欲しいものは出てこなかった
そこに出てきたのは……
(;^ω^)「えっ、あれ?何が起きたんだお?」
私の良く知る師匠だった。
( ^ω^)「ツンちゃんが呼び出したのかお?」
私の方を師匠が見る。ヤバイ、師匠キレている。
( ゚ω゚)「ふっざけんなお!!なんで豚を出そうとして僕が出てくるんだお!!」
何とかしてなだめなければ。
ξ゚⊿゚)ξ「まあまあ師匠も豚も同じようなものですし」
( ゚ω゚)「誰が豚だお!!誰がピザだお!!これでもまだ82キロだお」
逆効果だった。まて、私は156センチだ。
この人はそれよりも15センチは小さい。
( ;ω;)「どうせみんなチビデブだって馬鹿にしてるんだお!!」
もしかしてこの人常軌を逸したデブなんじゃないか?
いやそれは別にいいんだが。
ξ;゚⊿゚)ξ「落ち着いてください師匠!!」
あああああああああああ面倒くさい!!
( ゚ω゚)「うるさいお貧乳のくせして!!貧乳貧乳貧乳貧乳貧乳」
あっ、だめだ。キレチマッタ。
ξ#゚⊿゚)ξ「貧乳は希少価値だステータスだぁぁぁぁぁぁぁ」ドゴッ
綺麗に顎にアッパーカットが決まり師匠は倒れた。
私は師匠を置き去りにし、自分の部屋に帰った。


618 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:51:02 ID:j4lWcfxs0
ξ#゚⊿゚)ξ「まったく、デリカシーがないんだから」
年頃の乙女に貧乳とか言っていいわけがない
ξ#゚⊿゚)ξ「クソ、目に物見せてやるんだから」
練習を続けたが結局、その日はまあ今までずっと出来なかったのだから出来るわけもなく。
いつの間にか深い眠りに付いた。
 
 
619 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:51:18 ID:j4lWcfxs0
ドンドンドングラララララ、という大きな音で私は目覚めた。
(地震?)
駄目だ、頭が動かない。
( ゚ω゚)「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
悲鳴が聞こえる、この声……師匠だ!!
ξ;゚⊿゚)ξ「師匠!!」
まずい、師匠が危ない!!私は全速力で師匠の下へ駆けつけた。


620 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:51:50 ID:j4lWcfxs0
( ;ω;)「痛いお……ツンちゃん助けてくれお」
師匠は、大きな食器棚に足を挟まれていた。この人ずっと気絶してたのか。
ξ゚⊿゚)ξ「師匠、今助けます!!」
私は棚をどかそうとした、が、小柄で非力な私にそれはかなわなかった。
ξ;゚⊿゚)ξ「師匠、無理です!!」
諦めよう。
(;^ω^)「諦めんの早えぇお!!助けてくれお!!」
どうしよう師匠死んじゃうどうしようどうしよう
この家は辺鄙なとこにあり、街までは10kmはある
(;^ω^)「僕はこのまま死ぬのかお……」
師匠が悲観的になっている。その時私にある案が浮かんだ。
ξ゚⊿゚)ξ「私に考えが浮かびました、師匠は私を信じていてください」
私は部屋に駆け出した。
(;^ω^)「ちょっ、どこにいくんだお!」


621 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:52:27 ID:j4lWcfxs0
私の部屋。前にするのはあのシルクハット
私は出来る、私なら出来るはず。ではない、私はやらなければならない。
出来なくても成功させなければならない。
ξ#゚⊿゚)ξ「ハアァァァァァァァァァァァァァ」
力を溜めた、出来る。でも普通にやり方じゃできない
ξ#゚⊿゚)ξ「豚よ出ろ!!」
お願い、成功して!!
ξ゚⊿゚)ξ「来た!!」ポポポポーン
狙った通りだ、シルクハットから師匠が出てきた。成功だ。
(;^ω^)「えっ、あれ?何が起きたんだお」
私は師匠に飛びついた。師匠が目を丸くして驚いている。
(;^ω^)「もしかして………ツンちゃんが呼び出したのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうに決まってるじゃない」
(; ゚ω゚)「本当かお!?」
ξ;⊿;)ξ「師匠、本当に本当に助かって良かった」
( ^ω^)「ありがとうだお」


622 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:53:20 ID:j4lWcfxs0
 ^ω^)「ん?そういえばツンちゃん自分の意思で僕を出したのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうよ」
( ^ω^)「ちゃんと出せたじゃないかお」
まあ出し方はあれだったが。
( ^ω^)「これは認めるしかないお。ツンちゃん、君はもう一人前だお。見習いなんかじゃないお」
あら、これは真実が言いにくい。

ξ゚⊿゚)ξは奇術師見習いのようです
改め
ξ゚⊿゚)ξは奇術師のようです 完?






いやもう少しだけ続くわ。


623 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:54:03 ID:j4lWcfxs0
その夜
ξ゚⊿゚)ξ「実はあの時、正攻法じゃ無理そうだから。豚を出そうと思ってやったのよね」
カミングアウトしてみた。

(;^ω^)

( ゚ω゚)「ふっざけんなお!!お前なんてまだ見習いでいいお!!」

ξ゚⊿゚)ξは奇術師見習いのようです
改め
ξ゚⊿゚)ξは奇術師のようです
改め
ξ゚⊿゚)ξはやっぱり奇術師見習いのようです 完



rano14.jpg



624 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 10:56:44 ID:uA6mNY2kO
豚と同じ扱いのブーンかわいそすwwww
乙!!!


625 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 11:06:25 ID:srhJd8KM0
乙! ブーンの扱いひでえwww
魔術にはこういう使い方もあるんだね


626 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 11:15:33 ID:Q6U5OcNMO
乙!
82キロはアウトだろwww



 



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