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968 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:37:20 ID:w6a7ykWk0
   居酒屋『てらち屋』にて

リコ-〇ー〇)リ 「悪いのうホンマに」

二人は球場の近くにある居酒屋に来ていた
カウンター席で二人並んで座っている

(´・c_・;`)  「こんなところでいいの?もっと高級な店とかでもいいのに」

リコ-〇ー〇)リ 「ワシはこういう店のほうが好きなんよ、オヤジィ、焼き鳥のモモ、塩とタレで3本ずつくれ」

( ゚∀゚ ) 「あいよ」

リコ-〇ー〇)リ 「ここの焼き鳥がすごく旨いんよ」

(´・c_・`)  「そうなんだ」

リノ、゚テモリ 「どうぞ」カチッ

先に注文していた生ビールを店員が運んできた

リコ-〇ー〇)リ 「では乾杯!」カチリ

(´・c_・`)  「乾杯」カチリ

ビールを口に含む、苦い味が口いっぱいに広がった


969 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:38:01 ID:w6a7ykWk0
( ゚∀゚ ) 「はいよ」カツッ

リコ-〇ー〇)リ 「どうも」

さっき頼んだ焼き鳥が出来あがった
市販の焼き鳥とは違い、肉のひとつひとつが大きかった

(´・c_・`)  「では一口」パクッ

先に塩モモ肉を食べる、噛むと肉汁が口の中にあふれ出てくる

リコ-〇ー〇)リ 「どうじゃ味のほうは?」

(´・c_・*`)  「すごい美味しいよリコさん!これは良い!」

次はタレに手を伸ばす

(´・c_・*`)  「ハムッ!ハフハフ!」

旨い、タレが変に自己主張せず鶏肉本来の味で勝負している

リコ-〇ー〇)リ 「がっつきすぎじゃ、ほれ口元にタレがついとるぞ」

そう言うとリコは懐からハンカチを取り出し原田の口元を拭った

(´・c_・;`)  「ひゃっ!?ご、ごめん!」

リコ-〇ー〇)リ 「ふふふ、ええんじゃええんじゃ」


970 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:38:41 ID:w6a7ykWk0
その後も色々と注文した
つくね、鶏皮、レバー、ボンジリ、砂肝……

(´・c_・*`)  「ンマーイ!ホント美味しい!次はハツで!」

リコ-〇ー〇)リ 「そんな頼んで支払いのほうは大丈夫なんか?」

(´・c_・;`)  「はっ!そうだった!」

しまった調子に乗り過ぎた―――原田は歯噛みした

リコ-〇ー〇)リ 「ええってワリカンで、そんなワシかて奢ってもらおうとは思うてないけぇ」

(´・c_・;`)  「いやいやそういうわけにはいかないよ!こういう時は男が払うもんさ!」

リコ-〇ー〇)リ 「ワリカンでええのに……」

( ゚∀゚ ) 「いやぁ兄ちゃん男らしいね!リコちゃんの彼氏さんかい?」

カウンターの中に居る店主が話しかけてきた

(´・c_・;`)  「そ、そういう関係では無いですよ何言ってるんですか!」

リコ-〇ー〇)リ 「そうじゃ、ワシらはただの友達じゃけぇ」

( ゚∀゚ ) 「そうかい、二人はお似合いだと思うけどねぇ」

(´・c_・;`)  (なんだと!)

店主にお似合いの二人と言われ悪い気はしなかった


971 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:39:08 ID:w6a7ykWk0
それからしばらくして二人は店を出た

リコ-〇ー〇)リ 「今日はありがとうな、楽しかったで」

(´・c_・`)  「僕もだよ」

焼き鳥を頼み過ぎて懐は寒くなったがそれでも原田は満足だった
時計を見ると夜の7時を過ぎている

(´・c_・`)  「まだそんな遅くないけど送って行こうか?」

リコ-〇ー〇)リ 「ええんか?なにかなにまですまんのう」

(´・c_・`)  「全然大丈夫さ!」

リコ*〇ー〇)リ 「ま、また今度野球観に行こうな!二人っきりで!」

(´・c_・*`)  「うん!」

そんな二人を遠くから見つめる男が居た

|A`) 「オッホッホッ楽しそうですね原田さん……」


972 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:39:52 ID:w6a7ykWk0
  BAR バロ巣

('A`) 「どうでしたか稲葉リコさんとのデートは?」

(´・c_・*`)  「もう最高でしたよ、可愛かったなぁリコちゃん……」

あの野球観戦から3日後、原田は大学が終わったあとBAR『バロ巣』で喪鬱と飲んでいた

('A`) 「たしかに原田さん、稲葉さんと居るとき楽しそうな顔してましたからねぇ」

(´・c_・;`)  「見てたんですか?いやはやお恥ずかしい」

('A`) 「別に恥ずかしがる必要は無いですよぉ、オーホッホッ」

(´・c_・`)  「喪鬱さん本当にありがとうございました!喪鬱さんがあのデートをセッティングしてくれたんですよね」

('A`) 「原田さんがココロのスキマが埋まるならなんだってしますよ
    マスター、原田さんにウォッカを一杯」

( ´W`)つ□ タンッ

(´・c_・`)  「どうも」


973 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:40:27 ID:w6a7ykWk0
('A`) 「稲葉さんとデートしたあとでも彼女への思いは変わってませんか?」

(´・c_・`)  「当たり前ですよ!むしろ彼女のことが余計好きになりました!」

('A`) 「ほう」

(´・c_・*`)  「今度も彼女とデートをする約束をしましてね!これも全部喪鬱さんのおかげですよ」

('A`) 「オッホッホッホ」

(´・c_・*`)
  つ□とトンクッ

ウォッカを呷る、体が熱くなる

(´・c_・*`) 「ふう……」

('A`) 「……」

(´・c_・*`)  「どうしましたか急に黙ってしまって」

('A`) 「実は原田さんに忠告したいことがありましてね」

(´・c_・*`)  「忠告?なんですか?」

('A`) 「稲葉さんとの関係はこれっきりしてもらいたいのです」

(´・c_・`)  「え……」


974 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:41:32 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`)  「ちょっとこれっきりってどういうことですか!?」

('A`) 「簡単に言えばあのひととは付き合わないほうが良いということです」

(´・c_・;`)  「なんでですか!急に言われたって意味分からないですよ!
         喪鬱さんは僕たちを応援してくれてたのではなかったんですか!」

('A`) 「恋愛というのは相性というものがあるのです、あなたと稲葉さんは合っていないのですよ」

(´・c_・;`)  「でも居酒屋のオヤジさんは僕らはお似合いの二人だって……」

('A`) 「原田さん、あなたは幼馴染のルルカさんとお付き合いすべきです、それがあなたの幸せなのです」

(´・c_・;`)  「そ、そんなぁ……」

その時、原田の携帯電話が鳴った

('A`) 「ルルカさんからのメールですよ」

(´・c_・;`)  「ルルカから……」

携帯を見ると『今大学に居るんだけど逢える?』というメールが届いていた

('A`) 「きっと原田さんに愛の告白をしようとするんでしょうねぇ」

(´・c_・;`)  「告白……」

('A`) 「ええそうです、それをあなたは受けるべきです、決して断ってなどはいけません」

(´・c_・;`)  「……」


975 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:41:58 ID:w6a7ykWk0
  シベリア大学 PM7:00

(´・c_・;`)  「ハァ……」

夜の大学は閑散としている、人なんてまばらだ

('A`) 『あなたはルルカさんと交際すべきなのです』

(´・c_・;`)  (喪鬱さんはああ言ってたけど……くぅ……)

原田は納得できなかった、リコのことが頭から離れない

(´・c_・;`)  「ハァ……」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「まさお遅いぞ!」

(´・c_・;`)  「うわっルルカ!」

いつの間にか目の前にルルカが立っていた

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「女の子を待たせるなんて最低だぞ!」

(´・c_・;`)  「ご、ごめん」


976 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:43:17 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`)  「で、なにさ、こんな時間に大学に呼んでさ」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「実はさ……」

喪鬱さんは愛の告白だとか言ってたけどまさかそんなハズは―――原田はそう思った、が

ノ リ *^ヮ^) ヽ 「私さ、まさおのこと愛してるよ!」

(´・c_・;`)  「マジかよ……」

喪鬱の言うとおり原田はルルカに言い寄られてしまった

ノ リ *^ヮ^) ヽ 「もうまさお無しでは生きていけないよ!一緒に暮らそう!」

(´・c_・;`)  「うぐ……」

あなたはルルカさんと交際すべきなのです―――喪鬱はそう言った

(´・c_・;`)  「ううう……」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「ダメ?」

ルルカが上目づかいで訊いてくる

(´・c_・;`)  「……」

原田は決断した


977 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:43:41 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・`)  「……」

原田は今稲葉リコの部屋の前まで来ていた
この前送って行ったときに場所は把握していた

(´・c_・`)  「リコちゃん……」

原田が部屋のチャイムを押す
しばらくすると扉が開いた

リコ-〇-〇)リ 「どなた?」

遅い時間だけあって扉をすべて開けずにチェーンをつけている

(´・c_・;`)  「僕です!原田です!」

リコ-〇-〇)リ 「ああ原田くんか、なんじゃこんな時間に」

リコがチェーンを外しドアを開ける

リコ-〇-〇)リ 「で、要件はなんじゃ?」

(´・c_・;`)  「あ、あの……」

いざ本人を前にすると言葉が出てこない


978 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:44:08 ID:w6a7ykWk0
リコ-〇-〇)リ 「なんなんで、きしゃっとしろ」

(´・c_・;`)  「じ、実は……!」

リコ-〇-〇)リ 「そーゆやぁ、原田くんルルカと付き合うんじゃろ?」

(´・c_・;`)  「え?なんで」

リコ-〇-〇)リ 「なんでってルルカが言っとったよ、今日プロポーズするって、OKしたんじゃろ?」

(´・c_・;`)  「してないよ!」

リコ;〇-〇)リ 「は?しとらんのん?なんで」

リコはさも意外そうな口ぶりだった

(´・c_・;`)  「なんでってそりゃ……」

原田は意を決して言う

(´・c_・;`)  「僕はリコちゃんのことが好きなんだ!」

リコ;〇-〇)リ 「な!?」


979 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:44:57 ID:w6a7ykWk0
リコ;〇~〇)リ 「何言ってんで!わざわざ冗談ゆいに来たんか?」

(´・c_・;`)  「そんなんじゃないよ!僕は本気だよ!」

リコ;〇-〇)リ 「なんでワシなんよ、おかしいじゃろ……」

(´・c_・;`)  「僕はリコちゃんのすべてが好きなんだ!」

リコ;〇-〇)リ 「……」

(´・c_・;`)  「リコちゃん……」

リコ*〇ー〇)リ 「まぁワシも原田くんのこと嫌いじゃないけぇ、むしろ好きじゃ!」

(´・c_・;`)  「ほ、ほんとに!?」

リコ*〇ー〇)リ 「最初見たときから気になっとったんじゃ」

(´・c_・*`)  「そうだったんだ……」まさか両想いだったとは思いもしなかった

リコ*〇ー〇)リ 「部屋入るか?」

(´・c_・;`)  「え?」

女性経験が無い原田でも今の言葉の意味がなんとなくわかった

(´・c_・;`)  「うん……」

原田の心臓が早鐘のようになり始めた


980 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:45:36 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・`)  「……」

カーテンの隙間から光が漏れている、時計を見るともう6時だ

(´・c_・`)  「ふぅ……」

原田はズボンを穿き長袖の服を着る

リコ*´ー`)リ 「すぅすぅ……」

ベッドではまだリコが寝ていた
そのため彼女を起こさぬように帰りの支度をする

(´・c_・*`)  「リコちゃん……」

昨夜のことを思い出す、まるで夢のような一時だった

(´・c_・*`)  「じゃあ帰るね」

ジャケットを羽織ると音をたてぬようにドアを開け外に出る

(´・c_・`)  「ふぅ……」

ドアを閉め、前を見たそのとき

('A`)

目の前に喪鬱が立っていた


981 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:46:24 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`)  「うわっ喪鬱さん!なんでここに?」

('A`) 「ワタシの忠告を無視して稲葉さんと一線を超えてしまったようですねぇ」

(´・c_・;`)  「べ、別にいいじゃないですか僕が誰と付き合おうと!僕の勝手でしょう!」

('A`) 「オッホッホッホ、開き直るのですか、ルルカさんと付き合っていればよかったのに……」

(´・c_・#`)  「うるさいうるさい!不愉快だ!どいてくれ!」

原田は帰ろうとする、しかし喪鬱が立ちはだかり通れない

(´・c_・#`)  「邪魔ですよ!警察呼びますよ!」

('A`) 「原田さん」ザッ

喪鬱がジリジリと近づいてくる

(´・c_・;`)  「な、なんですか!?」

('A`) 「稲葉さんに手を出したのですから責任持って彼女と付き合ってくださいね、まぁ後悔するでしょうけど」

(´・c_・;`)  「え?どういうこと」

m9('A`)

ド―――m9('∀`)―――ン!!

(´゚c_゚`) 「うわあああああああああ!!!!」


982 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:46:58 ID:w6a7ykWk0
  2日後……

リコ-〇ー〇)リ 「もうすぐ着くで」

(´・c_・`)  「そう……」

あれから2日後、リコが原田のことを親に紹介したいらしく今は車で彼女の実家に向かっている

リコ-〇ー〇)リ ~♪

ハンドルを操作しながら彼女は機嫌良さそうに鼻歌を歌っていた

(´・c_・`)  (どういう家なんだろうな……)

ここ1週間で原田の生活は激変した
喪鬱に出会いルルカを振りリコと付き合う……まるで夢見てるみたいだった

リコ-〇ー〇)リ 「着いたで」

実家に着いたらしく彼女は路上に車を停めた


983 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:47:32 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`)  「こんな路上に停めても平気なの?」

リコ-〇ー〇)リ 「かまへんかまへん」

そう言ってから二人は車を出た

(´・c_・`)  「それでリコちゃんの家はどこ?」

リコ-〇ー〇)リ 「なに言っとんじゃ、目の前にあるじゃないか」

(´・c_・;`)  「え?これ!?」

目の前には3階建てのビルが建っていた

(´・c_・;`)  「ここがリコちゃんの実家なの?」

リコ-〇ー〇)リ 「実家言うか、ここが父ちゃんの仕事場なんよ」

(´・c_・;`)  「ああ仕事場……」

ビルの壁面に≪稲葉興業≫と書かれたステンレスプレートが貼られていた

(´・c_・;`)  (稲葉興業……)

原田はその社名に嫌な予感を抱いた、なぜか胃が痛い

リコ-〇ー〇)リ 「入るで」

スチール製のドアを開けて中に入る


984 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:48:02 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`)  「……」

ビルの中は殺風景だった
廊下にはなにも無く、ただドアがいくつかあるだけ

リコ-〇ー〇)リ 「なにボーっとしとるんじゃ、行くぞ」

リコが原田を促す

(´・c_・;`)  「あ、ごめん」

リコ-〇ー〇)リ 「父ちゃんは3階におるんじゃ」トコトコ

そう言うとリコは近くの階段を上っていく、原田もそれについて行く

(´・c_・;`)  「……」

('A`) 『稲葉さんと恋仲になったらきっと後悔するでしょうねぇ』

階段をを上がりながら喪鬱の言葉を思い出す、あれはどういう意味だったのか
考えているうちにいつの間にか3階に着いていた


985 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:48:39 ID:w6a7ykWk0
リコ-〇ー〇)リ 「この応接室におるんじゃ」

(´・c_・;`)  「ここ……」

普通恋人の親に合うというのは相当緊張するハズだ、原田も今とてつもない緊張感に苛まれている
しかし原田のそれはまた違うモノだった、扉の向こうから言いようのないプレッシャーを感じる―――

リコ-〇ー〇)リ 「開けるで」

(´・c_・;`)  「うん……」

口の中がカラカラだった
リコがドアノブを引く

リコ-〇ー〇)リ 「ただいま!」

応接室の中には3人掛けの革張りソファーが向かい合うように2つ設置されていた
その間にはガラスにテーブルが置いてある

(´・c_・;`)  「!!」

そのソファーに原田がもっとも苦手とする人種が座っていた


986 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:49:05 ID:w6a7ykWk0
(メ.■ー■) 「お帰りリコさん」

リコ-〇ー〇)リ 「屋久ちゃん久しぶりじゃのう」

(メ._⊿)「お嬢ご無沙汰です」

リコ-〇ー〇)リ 「宇佐やんあつとめ御苦労さんじゃ」

(´・c_・;`)  「ああ……」

リコに話しかけて来たのは男たちは明らかに普通ではない雰囲気を醸し出していた
派手な紫のジャージを着ているグラサン、もう一人は真っ赤なアロハシャツでパンチパーマ……明らかに堅気では無かった

(メ.■ー■)b 「ほう、このあんちゃんがリコさんのこれですか」

グラサンが親指を立てる

リコ-〇ー〇)リ 「そうじゃ」

(メ.■ー■) 「まぁあんちゃん、そんなところで突っ立っとってもしょうがないやろ、すわれや」ガシッ

(´・c_・;`)  「う!」

肩を強く握られる、その手には小指が半分無かった
ソファーまで連れてかれると真ん中に腰掛けるよう言われる、原田の右にグラサン、左にはパンチパーマが座った
そして真正面にもう一人男が座っていた


987 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:49:59 ID:w6a7ykWk0
ミ■Å■ノ━・

年は50前後、黒いスーツに派手なYシャツ、半白の髪をオールバックになでつけている男がソファーにもたれかかっていた

ミ■Å■ノ 「リコよ、この兄ちゃんが例の原田くんか?」

リコ-〇ー〇)リ 「そうじゃけぇ、優しくしたってな」

(´・c_・;`)  「ど、ど、どうも原田です……」

まさかリコちゃんの父親がヤクザだったなんて―――しかも見た目や雰囲気、他の2名の態度から見ると組の幹部だ
原田は足の震えが止まらない、声も強張っていた

ミ■Å■ノ 「ワシのリコが世話になったのう、歓迎しちゃるけぇ」

言葉では歓迎すると言っているが、そんな雰囲気は微塵もない
どちらかと言うと、よくもオレの娘に手ェ出しやがったな―――そんな類だ

(´・c_・;`)  (やばいやばいやばい……)

冷や汗が滝のように流れてくる、まともに前のほうを見れない
しかも両サイドのヤクザが徐々に寄ってきている

(メ.■ー■) 「あんちゃん落ち着きぃや、なにそんなん緊張してるん?」

(´・c_・;`) 「いえ別にそんなことは……!」

ミ■Å■ノ 「そうやリコよ、近くのコンビニでビールを買ってきてくれんか?」


988 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:52:30 ID:w6a7ykWk0
(´゚c_゚;`) (は!?)

ミ■Å■ノ 「宇佐美の出所祝いも兼ねて原田くんたちとパーっとやりたくてのう」

(メ._⊿)「オヤジありがとうございます」

リコがビールを買いに行ったらこの部屋は原田とヤクザの4人だけになってしまう
極道と同じ部屋に居るだけで恐怖で胸がいっぱいになのにそのうえリコまで居なくなったら……
それからのことを想像して原田は背筋が凍った

リコ-〇ー〇)リ 「OK、そいじゃ行ってくる」

リコがドアへと向かう

(´゚c_゚;`) 「あ、あ、あ……」

リコを呼びとめようするが言葉が出てこない、口の中が渇いて上手く喋れないのだ
今は極道に囲まれてるような状況だ、逃げようと思っても逃げられない

リコ-〇ー〇)リ 「言ってくるでぇ!」

リコはドアを開け部屋を出て行った

(´ c_ ;`) 「あぁ―――」


('A`) 「相性というのは本人たちの性格だけではありません、家柄、生い立ち、家族その他諸々色々あるのです
    彼もワタシの忠告を聞いてさえいれば、怖い目に遭わなくて済んだのに……皆さんも恋人選びは慎重に行ってくださいね」

('∀`) オーホッホッホ・・・・・・ 【僕だけのマドンナ】  完






990 :('∀`)鬱ナせぇるすまん:2011/03/01(火) 22:59:40 ID:w6a7ykWk0
今回は以上です
久方ぶりにリコちゃん使ったな……

質問、指摘等あればお願いしますお


989 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/01(火) 22:59:13 ID:XHRSe07g0

>>981のドーンは何をしたの?


991 :('∀`)鬱ナせぇるすまん:2011/03/01(火) 23:01:02 ID:w6a7ykWk0
>>989
極道の娘と離れられなくなってしまったという感じです


992 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/01(火) 23:04:09 ID:C3bfzsP6O
乙、おそろしや……
受付してたけど、祭参加したの?


993 :('∀`)鬱ナせぇるすまん:2011/03/01(火) 23:07:05 ID:w6a7ykWk0
>>992
参加したけど作品が出来てないのにながらで投下して失敗しましたお……
ながらはできる人じゃなきゃやっちゃいけないね


994 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/02(水) 02:52:50 ID:KzfQukLU0
   `・+。*・     (´・ω・`)
     。*゚  。☆―⊂、  つ  カープファンっぽい>>1に言っておく…
   。*゚    :     ヽ  ⊃   河内は中日に入るべきだった!!!
   `+。**゚**゚       ∪~   (けど俺の地元出身の林昌樹を辛抱強く使ってくれた点はありがとう)

あとピャー子のダラダラする日常ってもうやらんの?


995 :('∀`)鬱ナせぇるすまん:2011/03/02(水) 21:14:17 ID:MwoJlKJY0
>>994
林には感謝してますお
河内はたしかに中日行ったほうが良かったかもしれないね
そうしたら怪我も無かったかもしれないし……
ピャー子はネタ切れのためネタ探し中ですお

あと次回は今月中になるべく投下しますけぇ






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