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931 :('∀`)鬱ナせぇるすまん:2011/03/01(火) 22:07:38 ID:w6a7ykWk0

              ヾヽヽ  
              (,,・∋・)<それ行け!Going Going
              ミ__X__ミ
              `u―u'    
                /       ブーン系小説総合スレ 【 イラスト+α 】 まとめさん
                 /       http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-467.html
                 /        まとめさんいつもありがとうございます
                  /           
               /             
     ∧亜∧   /          
     ミ,,・o・ミ  /          ,,,,,,,,,,      
     ( つ―つ'       (( [,,・∋・] ))<投下します   
                     \_/        
                      ∪


932 :('∀`)鬱ナせぇるすまん:2011/03/01(火) 22:09:00 ID:w6a7ykWk0
私の名前は喪鬱毒造、人呼んで鬱ナせぇるすまん

ただのせぇるすまんじゃございません

私が取り扱う品物は“ココロ” 人間のココロでゴザイマス・・・

この世は老いも若きも男も女もココロの寂しい人ばかりそんなみなさんのココロのスキマお埋めします

いえお金は一銭もいただきませんお客様が満足されたら、それがなによりの報酬でゴザイマス・・・

さて今日のお客様は・・・

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「バイバイまさお!」

(´・c_・`) 「うん…」

(´・c_・`)  原田 優男 20歳  大学2年生

     【僕だけのマドンナ】

オーホッホッホ・・・・・・


933 :('∀`)鬱ナせぇるすまん:2011/03/01(火) 22:09:53 ID:w6a7ykWk0
   シベリア大学にて

リコ-〇ー〇)リ 「早よう行くけぇ、置いてくぞ」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「あ~んリコ待ってよ~」

(´・c_・`) 「……」

(ν・ω・)ν 「おい原田!」

(´・c_・;`) 「うわっ!なんだほわっちょくんか…」

(ν・ω・)ν 「お前なにルルカちゃんとしゃべってんだよ、お前らどういう関係よ?」

(´・c_・;`) 「別に、ただの幼馴染だよ」

原田とルルカは小学校時代からの顔なじみだった、そしてそのルルカは大学内で絶大な人気を誇っている

(ν・ω・)ν 「おいおいマジかよ!テメェこのやろう!」ギュッ

(´・c_・;`) 「痛い!つねらないでよ…」

(ν・ω・)ν 「どこまでいってるの?もう付き合ってるの?もうヤっちゃったの!?」

(´・c_・;`) 「そういう下世話な話は止してよ…別に恋人同士じゃないから安心して」

彼とルルカはただの幼馴染、それ以上でもそれ以下でもなかった
原田はルルカに対しては恋愛感情を少しも抱いていない


934 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:11:22 ID:w6a7ykWk0
(ν・ω・)ν 「羨ましいよなぁ、あんな超絶可愛い子ちゃんと幼馴染なんだもん」

(´・c_・`) 「そうかなぁ、ずっと一緒にいたからあまりそういうのは感じないなぁ」

(ν#・ω・)ν 「この贅沢者がっ!父さんはお前をそんな贅沢者に育てた覚えはないぞっ!」

(´・c_・`) 「ほわっちょくんに育てられた覚えもないよ」

他愛ない会話をしながら二人は大学を出る、時計を見ると15時を少し過ぎていた

(ν・ω・)ν 「小腹も空いたし『ヌルポリア』に行かね?」

(´・c_・`) 「うんそうだね」

そういうと二人は大学前のファストフード店『ヌルポリア』に入った
ポテトやハンバーガーなどを注文すると二人は二階へと上がった

(ν・ω・)ν 「しかし良いよなぁ、あのルルカちゃんと仲良しなんて」

(´・c_・`) 「またその話…別に大したことじゃないよ」

(ν・ω・)ν 「だって今年のミス・シベリア大学の最有力候補だぜ!妬いちゃうよ!」

2階に着くと二人は一番奥の4人掛けのテーブルに向かいあうようにして腰を下ろした
 
 
935 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:11:59 ID:w6a7ykWk0
(ν・ω・)ν 「なぁルルカちゃんの携帯アドレス知ってんだろ?教えてよぉ原田く~ん」

(´・c_・`) 「ダメダメ!勝手に教えちゃ僕が怒られる」

(ν・ω・)ν 「へん!いいさ別に!今度会ったとき自分から聞きにいくからいいもん!
        ミスター・シベリア大学最有力候補の俺が聞いたら一発で教えてくれるだろうね」

(´・c_・`) 「書類選考で落ちるんじゃないかな」ムシャ

ヌルポバーガーにかぶりつく、肉汁が口の中に飛び散り旨味が口内に広がる
原田はこの店のハンバーガーが好きだった

(ν・ω・)ν 「なぁ今度の春休みどっか行かね?遊園地とかさ」

(´・c_・`) 「男同士で遊園地か、想像するだけで切ないね」

(ν*・ω・)ν 「俺は原田くんとならどこに行っても嬉しいですわよん!」

(´・c_・;`) 「ちょ!周りに誤解されちゃうよ」

ここの味も良かったが、ほわっちょとの他愛ない会話がなによりも好きだった
人見知りで内気な原田にはほわっちょはかけがえのない友人だった
しかしそんな楽しい会話も唐突に終わってしまう

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「あれ?まさおじゃん!」


936 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:12:52 ID:w6a7ykWk0
(ν;・ω・)ν 「ちょっ!」

(´・c_・;`) 「ルルカ、なぜここに…」

ノ リ ^ヮ^) ヽリコ-〇ー〇)リ

振り返るとそこにはルルカとその友人の稲葉リコがトレイを持って立っていた

ノ リ ^ヮ^) ヽ「ちょっとお腹空いたから入ったんだけど満席なんだよねぇ」

周りを見回すと店内はシベリア大学の学生で満員だった

(´・c_・;`) 「たしかに…でも3階に行けばいいんじゃないか?まだ席開いてんじゃないの」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「もう歩くの疲れちゃった!だから隣に座らせて!」

(´・c_・;`) 「え、でも…」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「いいからいいから!ほらつめてつめて」

4人掛けのテーブルなのでちょうど4人座れる
原田が席をひとつ詰め隣にルルカが座る、リコはほわっちょの後ろを回り原田の正面に腰を下ろした


937 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:14:38 ID:w6a7ykWk0
(ν;・ω・)ν 「あ、あの原田と同じゼミに通ってるほわっちょ相田です、よろしく」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「わたしはルルカ!よろしくね!」

(ν;・ω・)ν 「うん…」

リコ-〇ー〇)リ 「わしゃぁ稲葉リコゆいます、よろしゅう」

(ν;・ω・)ν 「あ、どうも…」

ほわっちょはルルカに喋りかけただけで汗をかいていた、結構ウブなのだ

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「まさおほら、新作のカニみそバーガーだよ!美味しいって評判だから食べてみ!あーん」

(´・c_・;`) 「やめてよ、恥ずかしいよ」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「いいじゃんわたしたちの仲なんだから、ほらあーん」

(´・c_・;`) 「ううう…」

周りの学生たちの視線が痛い、なぜか申し訳ない気分になってくる

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「もうシャイなんだから!」

(´・c_・;`) 「すまないね…」


938 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:15:26 ID:w6a7ykWk0
ノ リ ^ヮ^) ヽ 「ねぇ今度の春休みどっか行こうよ~」

(´・c_・`) 「でも春休みはほわっちょくんと予定があるし…」チラリ

リコ-〇ー〇)リ 「へぇ理工学部なんか、すごいのう」

(ν;・ω・)ν 「いや、そんな大したことでは…」

ほわっちょはリコと会話をしていた

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「ええ~たまには二人っきりでどっか行こうよ~」

(´・c_・`) 「まぁ考えとくよ…」

最近ルルカはやけにベタベタしてくる、以前まではそこまでべったりくっ付いてこなかったのに
原田はポテトに手を伸ばす

(´・c_・;`) 「あ!」

リコ-〇ー〇)リ 「お」

ポテトへ手を伸ばしたとき、原田とリコの指が触れ合った


939 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:16:27 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`) 「す、すいません!!」

原田は慌てて手を引っ込めた

リコ-〇ー〇)リ 「いやぁこちらこそすまんのう」

そういうとリコはポテトを箱ごと手に取り中身を食べ始めた

(´・c_・;`) 「……」ドキドキ

手が触れ合ったときから心臓の鼓動が激しく脈打っていった
手のひらにじっとりと汗をかいている

(´・c_・;`) 「ふぅ…」ゴクゴク

コーラを一気に呷った、口の中が渇いてしょうがなかった

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「わたしのコーラ飲む?」

(´・c_・`) 「いやいいよ…」チラリ

リコ-〇ー〇)リ 「フフ…」

(´・c_・;`) 「うぐ…」

リコがほほ笑みかけてきた、原田は頭の芯からカァっと熱くなった


940 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:17:02 ID:w6a7ykWk0
ノ リ ^ヮ^) ヽ 「じゃあまた明日ね~」

(´・c_・`) 「うん」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「行こうリコ」

リコ-〇ー〇)リ 「おう」

食事が終わり、原田はルルカたちと別れた

(ν・ω・)ν 「ああ疲れた!お前のせいでメガネのおもりさせられちまったよ!」

(´・c_・`) 「なんで僕のせいなんだよ」

(ν#・ω・)ν 「お前がルルカちゃんとイチャイチャしてるからオレがメガネの世話せにゃならんかったんだろ!」

(´・c_・;`) 「落ち着けよ…別にイチャイチャしてたわけじゃないしさ」

(ν・ω・)ν 「あれをイチャイチャと言わずになんと呼ぶんだよ、しかしお前あれだぜ、ルルカちゃんお前にほの字だぜ」

(´・c_・`) 「ほの字って……表現がまた古いなぁ……」

(ν・ω・)ν 「古風と言ってくれ、さっきのルルカちゃんがお前に接する態度は幼馴染とかそういうのとは全然違うぜ
        確実にお前に惚れてるって!目がハートマークだったもん!」


941 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:17:35 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・`) 「別にそんなふうには感じなかったけどなぁ……ほわっちょくんの勘違いじゃない?」

(ν・ω・)ν 「なにが勘違いだよ!お前ってホント鈍感だな!そういう態度が女の子を傷つけてるんだよ!」

(´・c_・`) 「別に傷つけてるつもりは無いんだけどな……」

ルルカの気持ちに気付いていないわけではなかった
最近のルルカの態度からうすうす感づいてはいたのだ
しかし原田はルルカの期待に応えることは出来なかった

(´・c_・`) 「だって僕はルルカに釣り合うような男じゃないよ、顔だってイマイチだし……」

(ν・ω・)ν 「容姿とか見た目とかそういうのじゃないんだよ恋愛は!フィーリングよフィーリング!」

(´・c_・;`) (まともに恋愛したこともないやつがなに言ってんだ……)

(ν・ω・)ν 「とにかくルルカちゃんを幸せに出来るのはオマエだけだよ、頑張れよ!」

(´・c_・;`) 「うぐ……」

頑張れよと言われても無理な話だった

(´・c_・;`) (だって僕が好きなのはルルカじゃなくてリコちゃんだもの……)


942 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:18:18 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・`) 「ハァ……」

ほわっちょと別れたあと原田はとぼとぼと家路を急ぐ

(´・c_・`) 「リコちゃん可愛かったなぁ……」

ヌルポリアで手が触れ合ったときのことを思い出す
指と指が触れ合うだけで体がビリビリ痺れてしまった

(´・c_・*`) (リコちゃんの仲良くなりたいな……)

しかし原田はリコとまともに会話したことが無かった

(´・c_・`) (でも話をする勇気もないしな……)

(´・c_・`) 「ハァ……」

原田は自分の世界に入っていて前から人が来ることに気がつかなかった

(  )c_<`) 「痛い!!」 ドンッ!

前から歩いてくる男にぶつかってしまった


943 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:18:58 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`) 「す、すいません大丈夫ですか!?」

原田は焦った、もしぶつかった相手がチンピラとかだったら絡まれるかもしれない
しかしそんな原田の心配も杞憂だった

('A`) 「オーホッホッ、大丈夫ですよぉ」

ぶつかった男は小太りの中年だった

(´・c_・;`) 「すいません、ちょっとよそ見してて気づきませんでした……」

('A`) 「いえいえ気にしないでください」

(´・c_・;`) 「では僕はこれで……」

原田がその場を後にしようとした時

('A`) 「ちょっといいですかお兄さん?」

(´・c_・;`) 「な、なんでしょうか?」

もしかしたら治療費をせびられるのではないかと原田は心配になった


944 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:19:37 ID:w6a7ykWk0
('A`) 「そんなに身構えなくても大丈夫ですよぉ、別に脅そうなどとは考えてませんので」

(´・c_・;`) 「いや別にそういうつもりは……」

('A`) 「安心してください、ワタシはこういう者です」サッ

(´・c_・;`) 「ココロのスキマお埋めします……もうつどくぞう?」

('A`) 「ええ、ワタシは悩める現代人のココロにやすらぎを与える仕事をしているのです」

(´・c_・;`) 「はぁ(胡散臭いなぁ……)」

('A`) 「お兄さん、あなたは悩みごとを抱えてますね、だから周りが見えずワタシにぶつかったのでしょう?」

ギクッ(´・c_・;`) 「そ、そういうわけでは……!」

('A`) 「この人通りの少ない路地でぶつかるなんて普通は無いですからねぇ」

(´・c_・;`) 「う……」

たしかに今二人が居る路地は人が居ない

('A`) 「大丈夫ですよ、現代人なら悩みの一つや二つは当たり前ですからねぇ、ぜひあなたの悩みを聞かせてください」

(´・c_・;`) 「……」


945 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:20:12 ID:w6a7ykWk0
  BAR バロ巣

( ´W`)
 つ□とキュッキュッ

('A`) 「ほう、幼馴染が居るのですか」

(´・c_・`) 「はい、僕が小学校のころからの付き合いでしてね、昔からの腐れ縁です」

('A`) 「小中高、果ては大学まで一緒なのですか?すごいですなぁ、よっぽど仲が良いのですな」

(´・c_・`) 「ええ、家族ぐるみで交流がありましたし、僕も彼女のことを無二の親友だと感じてます」

('A`) 「良いじゃないですか、それのどこが悩みの種なのですか?」

(´・c_・`) 「実は……」
  つ□とチビリ

ウォッカを一口舐める

(´・c_・`) 「その幼馴染が僕に恋をしてるみたいなのです」

('A`) 「オッホッホ!それは素晴らしいことではないですか、いやぁ良かったですねぇ」

(´・c_・`) 「それが良くないのですよ……」


946 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:20:52 ID:w6a7ykWk0
('A`) 「いったいなにが良く無いのですか?」

(´・c_・`) 「たしかに仲は良いけど僕は彼女に対してなんの感情を抱いていないのですよ」

('A`) 「ほう、ということはその幼馴染さんの片思いなのですね?」

(´・c_・`) 「そうですね」

('A`) 「それでもあなただって嫌いというわけではないでしょう?付き合ってしまえばいいではないですかぁ」

(´・c_・`) 「そういうわけにはいかないのですよ……」

('A`) 「それは何故ですか?」

(´・c_・`) 「実は僕……」

('A`) 「どうしましたか?」

(´・c_・;`) 「いや、あの……」

('A`) 「仰ってください、あなたに悩みを」

(´・c_・;`) 「はい、実は僕、他に好きな女性がいるのです……」


947 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:21:34 ID:w6a7ykWk0
('A`) 「ほう!なるほど、それであなたは悩んでいたのですね」

(´・c_・;`) 「はい……」

('A`) 「いったいどなたに恋をしてるのです?」

(´・c_・;`) 「僕の幼馴染……ルルカって言うんですけどね……そのルルカの友達なんですよ、僕が好きなのは」

('A`) 「そうなのですか、ところでどういう女性なのですか、その幼馴染のお友達は?」

(´・c_・`) 「いやほとんど喋ったことが無いんですよ、いつもルルカの横に居るだけで」

('A`) 「ほうほう」

(´・c_・;`) 「話しかけたいんですけど、僕は昔から人見知りで口下手ですから話しかけられないんですよ」

('A`) 「原田さんはシャイそうですからねぇ」

(´・c_・;`) 「それで意を決して話しかけようとしたことも何回かあるんですが、
         良いタイミングでルルカに邪魔されるんですよ、これが女の連帯感ってやつですかねぇ」


948 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:22:33 ID:w6a7ykWk0
( ´W`)
 つ□とキュッキュッ

('A`) 「その女性のどこに惚れたのですか?」

(´・c_・*`) 「すべてです!喋り方、顔、声、仕草すべてが美しい彼女は!僕は一目見た時から恋に落ちましたよ!」

('A`) 「よっぽどの美貌の持ち主なのでしょうねぇ」

(´・c_・#`) 「そうです!それなのに僕の友達は彼女のことを悪く言うのですよ!
        可愛くないだのおばさん臭いだの!はっきり言ってルルカより断然可愛いですよ!」

('A`) 「まぁまぁ落ち着いてくださいよ、原田さんがその女性が大好きだということはわかりました」

(´・c_・`) 「すいません、つい興奮しちゃいました……」

('A`) 「でも原田さんこれはある意味チャンスですよ、彼女を狙う人が少ないというですからねぇ」

(´・c_・;`) 「まぁたしかにそうですけど僕には無理ですよ、高嶺の花すぎますよ」

('A`) 「そんなんでどうするのですか原田さん、恋というのは当たって砕けろですよ」


949 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:23:14 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`) 「そうですけど、実際砕けるのは嫌ですし、それにルルカに申し訳ないですし……」

('A`) 「申し訳ないとはどう言うことですか?」

(´・c_・;`) 「僕のことを好いてくれてるルルカに悪い気がしまして……なんか裏切ってるような」

('A`) 「そんなこと言ってるといつまで経っても恋人など出来ませんよぉ」

(´・c_・;`) 「そうですけど……あぁどうすりゃいいんだろ!」
  つ□とトンクッ

原田は残ってるウォッカを一気に呷った、アルコール度数が高いため喉が焼けるように熱い

(´・c_・;`) 「ハァ……」

('A`) 「わかりました原田さん、ワタシに任せてください」

(´・c_・;`) 「何をするんですか?」

('A`) 「まぁ明日になればわかりますよ、マスター、原田さんにウォッカをもう一杯」

( ´W`)つ□タンッ

(´・c_・;`) 「ど、どうも……」

原田は喪鬱の言うことに不安に感じながらもなにも言わなかった、酒のせいで正常な判断がつかなかったのだろう

(´・c_・;`) (明日になればわかる?なんだろう……)


950 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:23:52 ID:w6a7ykWk0
  次の日  シベリア大学にて 朝

(´・c_・`) 「ハァ……」

原田は結局遅くまで喪鬱の飲んだ、そのためすごく眠かった

(´-c_-;`) 「いてて…頭痛い……」

二日酔いのため頭痛がする、調子に乗って飲まなければよかったと原田は後悔した
空は雲で覆われており今にも雨が落ちて来そうだ、二日酔いも相まって気分は優れなかった

(ν・ω・)ν 「おいおいどうした、顔面真っ青じゃないか」

(´・c_・;`) 「ああほわっちょくんおはよ、ちょっと飲み過ぎただけだよ」

(ν・ω・)ν 「オマエが酒飲むとは珍しいな、失恋でもしたのか?ひょっとしてルルカちゃんに振られたのか?」

(´・c_・;`) 「失恋とかじゃないよ、それにルルカのこと好きじゃないし……」

(ν・ω・)ν 「まだそんなこと言ってるのか、自分のココロの声に耳を当ててみろよ、そして正直になれよ」

(´・c_・`) 「僕は正直者だよ」

二人は大学の中へと入る


951 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:24:22 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・`) 「ふぅ疲れた……」

午前の講習が終わった、原田は体を伸ばす

(ν・ω・)ν 「いやぁ眠かったな、中村の話しつまんねェな」

(´・c_・`) 「ひきつけられるモノがないよね」

ゼミの教授の悪口の言い合い二人は部屋から出る

(ν・ω・)ν 「そういや原田よこれからどうする?ヌルポリア行くか?」

(´・c_・`) 「う~んどうしようかな……」

原田は昼からは予定は無く暇だった

(´・c_・`) 「そうだね行こうか」

二人は大学の外にある『ヌルポリア』へと向かう


952 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:25:46 ID:w6a7ykWk0
昨日と同じ品物を頼み昨日と同じ場所に座った

(ν・ω・)ν 「まぁここが一番無難だわな」

(´・c_・`) 「ほわっちょくんは進級できそうなの?なんか心配なんだけど?」

(ν・ω・)ν 「なにを言うとりますか、僕は真面目やし勉強もできるし簡単に進級できますわ」

(´・c_・`) 「そうかい」

原田はポテトに手を伸ばす、そのときふと昨日リコと手が触れ合ったときのことを思い出す

(´・c_・`) (喪鬱さんが言ったことってなんだったんだろう……)

ポテトを一口食べる、あまり塩気がなく旨くなかった

(´・c_・`) 「ポテトって全然塩気が無いときと逆にしょっぱくてしょうがないときがあるよね」

(ν・ω・)ν 「あるある、もっとちゃんと作れよって言いたいね」

その時―――

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「やっぱりここにいたわね!」

ルルカが現れた、まるでデジャブのようだった


953 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:26:16 ID:w6a7ykWk0
(ν;・ω・)ν 「なんだと……!」

(´・c_・;`) 「なんでルルカがここに……」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「絶対お昼はここにいるだろうと思ってたわ!」

(´・c_・;`) 「……は!」

ルルカが居るってことはリコも居るに違いない
原田の胸が高鳴り始めた

(´・c_・*`) (ひょっとして喪鬱さんが言ったことってこのことか……!)

原田は周りを見回す
が、リコはどこにも居なかった

(´・c_・;`) (あれリコちゃんは?)

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「隣座るね!」

ルルカが原田の隣の椅子に腰を下ろす

(´・c_・;`) 「なぁルルカ、リ……稲葉さんは?」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「リコ?リコは今日用事があるからって急いで帰ったよ」


954 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:27:15 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`) 「え?そうなの?」

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「なに?リコになんか用事でもあるの?」

(´・c_・;`) 「いやそういうわけじゃないよ!ただいつも一緒に居るのに今日はいないのかぁって思ってさ」

がっかりだ、期待してしまった自分が恥ずかしい

(´・c_・;`) (学部も違うし帰ったなんて知らなかったよ……)

彼女たちとは学部が違う、原田とほわっちょは理工学部で彼女たちは経済学部だ

(ν・ω・)ν 「あのさ原田、ちょっといいか?」

(´・c_・;`) 「なんだいほわっちょくん……」

(ν・ω・)ν 「オレ教授に呼ばれてたの忘れてたよ!先に行くな!じゃあな!」

そういう走ってその場を離れて行った

(´・c_・;`) (そんなの聞いてないよ!なんで……)

そこで原田は悟った、ルルカと二人きりにさせるためほわっちょは出て行ったのだと

ノ リ ^ヮ^) ヽ 「はいマサオ、ポテトだよあ~ん」

ほわっちょが居なくなった途端、ルルカが密着して甘えてきた

(´・c_・;`) 「(余計なお世話だよほわっちょくん!)ハァ……」


955 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:27:56 ID:w6a7ykWk0
  北シベリア商店街にて

(´・c_・;`) 「ハァ疲れた……」

結局あれから1時間ルルカの相手をしていた、もう午後1時を過ぎている

(´・c_・;`) (せっかく家でごろごろしようと思ったのに……)

原田は家路に急ぐ

(´・c_・`) (それにしてもこの商店街も寂れちゃったなぁ……)

原田は今の北シベリア商店街を見てすこし寂しい気分になった
彼の子供時代はここもそれなりに栄えていた

(´・c_・`) (これが時代の流れってやつなのかな……)

原田が一抹の寂しさを覚えたそのとき、頬に水滴がひとつふたつと当たった

(´・c_・;`) 「うわっ!雨じゃん!」

朝から雲行きが怪しかった空から、とうとう雨が降って来た
それは瞬く間に本降りになった

(´・c_・;`) 「もうツイてないな!」ダッ!

原田は傘を持っていない、雨宿りをするため彼は走った


956 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:28:43 ID:w6a7ykWk0
雨宿りの場所はすぐに見つかった、元食堂だった建物の軒下だ

(´・c_・;`) 「ハァハァ……もう最悪だよ……」

体はジャケットを着ているため大丈夫だが頭はひどく濡れていた

(´・c_・;`) 「ツイてない……ホントツイてないよ……」

もうすぐ3月と言えどもこの季節はまだ寒い、そのうえシベリアだ

(´・c_・;`) (ううう寒い……)

原田は身もココロも凍えそうだった

(´・c_・;`) (喪鬱さんの言うことを信じた僕が馬鹿だった……なんであんな話を信用したんだろう……)

彼女のことはワタシに任せてください―――喪鬱はそう言った

(´・c_・;`) 「(あの人になにが出来るって言うんだ、ホント僕は馬鹿だ……)ハァ……」

原田は深いため息を吐いた、その息は白く、すぐに遠くへと消えていった

(´・c_・;`) 「ん?」

遠方から誰かが走って来る、原田はその姿に見覚えがあった

リコ;〇~〇)リ 「げにツイてんなぁ」

走ってきたのは稲葉リコだった


957 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:29:46 ID:w6a7ykWk0
(´゚c_゚;`) 「な!?」

原田は目を見開いた、まさかこんなところでリコに会うなんて夢にも思っていなかった

リコ-〇-〇)リ 「ありゃ?あんたもしかしてルルカの友達の原田くんか?」

(´・c_・;`) 「そ、そ、そうです!原田優男です!」

リコ-〇ー〇)リ 「なに慌ててるんで、落ち着け」

(´・c_・;`) 「す、すいません、寒くて……稲葉さんも雨宿りですか?」

リコ-〇ー〇)リ 「そうじゃ、ツイてないのう……それとリコでええよ」

(´・c_・;`) 「リ、リコさんはなんで北シベリア商店街に居るんですか?家が近くにあるんですか?」

リコ-〇ー〇)リ 「いや違うんよ、今から野球の試合を見に行こう思うてな」

(´・c_・;`) 「野球……」

用事というのは野球観戦することだったのだ

(´・c_・;`) 「(そういえば近くに球場があったな……)でも今ってシーズンオフじゃないの?」


958 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:30:17 ID:w6a7ykWk0
リコ-〇ー〇)リ 「オープン戦じゃよ、今日から始まるけぇのう」

(´・c_・;`) 「そうなんだ……」

大学を休んでまでオープン戦を見に行くとは―――原田は彼女の意外な趣味に驚いた

リコ;〇~〇)リ 「う~んでもこの雨じゃけぇ、3時の試合開始までに止んでくれりゃあええんじゃが……」

時間は1時半、この調子で降り続けたら間違いなく試合は中止だろう

(´・c_・;`) 「止むといいですね……」

リコ;〇~〇)リ 「そうじゃな」

(´・c_・;`) 「……」

リコ-〇-〇)リ 「……」

(´・c_・;`) (うぐ……)

この沈黙がきつかった、元来原田は極端な口下手だ、そのうえルルカ以外の女性とはロクに会話をしたことがない

(´・c_・;`) (沈黙が痛いよ……どうしよう……)

リコ-〇ー〇)リ 「なぁ原田くんよ」

リコが話しかけてきた


959 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:31:01 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`) 「な、なにリコさん!」

リコ-〇ー〇)リ 「原田くんとルルカってどういう関係なんじゃ?恋仲なんか?」

(´・c_・;`) 「ええ!?そんなんじゃないよ!僕とルルカはただの友達!それ以下でもそれ以上でもないよ」

リコ-〇ー〇)リ 「ほうか、でもいつもベタベタしとるけぇ、デキてる思うてたわ」

(´・c_・;`) 「誤解だよ、ルルカとはただの幼馴染さ」

リコ-〇ー〇)リ 「幼馴染?ええのう、いつからの付き合いなんじゃ?」

(´・c_・;`) 「しょ、小学校時代からかな」

リコ-〇ー〇)リ 「へぇ、ルルカってどんな子供だったん?」

(´・c_・;`) 「えーっと……」

その後、原田が少年時代の色々なエピソードを話した
修学旅行、合唱コンクール、高校受験、部活動などなど……


960 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:31:31 ID:w6a7ykWk0
リコ-〇ー〇)リ 「ほう、ローマの真ん中で二人して迷子になったんか」

(´・c_・`) 「うん、あのときは焦ったよ、言葉は通じないしさ」

リコ-〇ー〇)リ 「アホじゃのう」

(´・c_・`) 「なんとかホテルまで辿りついたけどさ、もう大変だったよ」

なんとか会話がもっている、原田はホッとした

リコ-〇ー〇)リ 「仲ええのう、うらやましいけぇ」

(´・c_・`) 「普通だよ、リコさんだって居たでしょ、こういう友達ぐらい」

リコ-〇-〇)リ 「友達か?おらんかったのうずっと」

(´・c_・;`) 「え?」

原田は焦った、訊いてはいけないことを訊いてしまった

リコ-〇-〇)リ 「……」

(´・c_・;`) (やばい黙っちゃったよ、どうしよ……)

彼女を見ていられず原田は目を逸らした

(´・c_・;`) (あれ?雨が止んでる)

さっきまでどしゃ降りだった雨がいつの間にか止んでいた


961 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:32:04 ID:w6a7ykWk0
(´・c_・;`)  「リコさん雨が止んでるよ!」

リコ-〇ー〇)リ 「ほんまじゃ!えかったえかった!」

雲の切れ間から日が差している、雨に濡れた路面がきらきらと輝いている

リコ-〇ー〇)リ 「まだ2時過ぎだし無事試合開始に間に合いそうじゃのう」

(´・c_・;`)  「ホッ……」

リコ-〇ー〇)リ 「そうじゃ原田くんも一緒に試合見んか?」

(´゚c_゚;`) 「え!?」

まさか誘われるとは思っていなかったので虚をつかれた

リコ;〇ー〇)リ 「あ……いやならいいんじゃがね」

(´・c_・;`)  「いやそういうことじゃなくて!行く!行くよ!僕も野球が好きなんだ!」

本当は野球などあまり好きではない、どっちかと言うとサッカーのほうが好きだった

リコ-〇ー〇)リ 「ほうか、なら早よいこうや」

(´・c_・;`)  「うん……」

二人は雨宿りしていた軒下から出る、空を見上げると虹が出ていた


962 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:33:00 ID:w6a7ykWk0
  シベリアベースボールスタジアムにて  広島VSシベリア

(´・c_・;`)  (まさか一緒に野球見に行くことになるとは……)

二人は内野席チケットを買い球場に入った、やはりオープン戦だということで観客は少なかった

リコ-〇ー〇)リ 「今日はカワウチが先発じゃけぇ楽しみじゃのう」

(´・c_・;`)  「(知らない……)へぇカワウチが……」

マウンドではカワウチが投球練習をしていた

|`_ゝ´| ビシュッ

リコ#〇д〇)リ 「頼むでウッチー!今年こそ活躍してくれい!」

(´・c_・`)  「……」

隣ではリコが声援を挙げている、今まで夢にも思ってなかった光景だ

(´・c_・`)  (ひょっとして昨日喪鬱さんが言ってたことってこのことか?)

原田が喪鬱のことを思い出した時、プレイボールが宣言された


963 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:33:55 ID:w6a7ykWk0
開始早々、広島はピンチを迎えていた

|;`_ゝ´| 「うぐ……」

先頭打者にいきなりセンター前へのヒットを浴び、次の打者ではストライクが入らずフォアボールを与えてしまった
3番はなんとか三振に抑えたが、次の相手は4番殊能だった、去年の打点王だ

リコ;〇~〇)リ 「くぅ、相変わらずピリッとせんのう」

(´・c_・`)  (リコちゃんやきもきしてるな……)

ピッチャーが振りかぶって投げる、球は真ん中高めへと浮いた

(#ΘωΘ) 「フンヌ!!」カキンッ

高めに浮いた球を見逃さずの思いっきり振り抜いた、痛烈なライナーが一二塁間を襲う

リコ;〇д〇)リ 「これいけん!」

誰もが失点を覚悟した時……

(・ ε ・)「とりゃ!」

セカンドのヒガシデが横っ飛びでボールを掴んだ、そして急いで立ち上がり1塁へ送球する
見事なダブルプレーだった

リコ*〇ー〇)リ 「ナイスじゃヒガシデ!こりゃ今年のウッチーは持っとるな!」

(´・c_・`)  (良かった……リコちゃんすごい楽しそう……)


964 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:34:37 ID:w6a7ykWk0
3回の裏、2アウトランナー無し、バッターはシマ

リコ;〇-〇)リ 「くそお、完全にニヤリに抑えられとるのう」

( ̄ー ̄)ニヤリ

広島はここまでシベリアのドラフト1位のルーキーニヤリに完璧に抑えられていた

( .´_` )ザッザッ

リコ;〇-〇)リ 「シマ頼むで、元首位打者の意地を見せてくりんさい!」

( ̄ー ̄) サッ

ニヤリが振りかぶる

( ̄ー ̄) ビシュッ

投げた、ニヤリの速球が外角低めへと迫ってくる


965 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:35:20 ID:w6a7ykWk0
(#.´_` )「ふんっ!」カキン!

(; ̄ー ̄) 「なぬっ!?」

シマが上手く打ち返した、打ったボールがレフトへと高々と上がる

リコ;〇-〇)リ 「お、お、お」

レフトの選手が追うが無情にもボールはスタンドへと入っていった

リコ*〇ー〇)リ 「やったで!シマの先制ホームランじゃ!」バンバン

(´・c_・;`)  「痛い!痛いよリコさん!」

喜んだリコが原田の肩を何回も叩く

リコ;〇ー〇)リ 「おおっとすまんのう、つい嬉しゅうて興奮してしもうたわ」

(´・c_・;`)  「いや別に大丈夫ですよ、それにしても良かったですね、ホームランですよホームラン!」

リコ-〇ー〇)リ 「最高じゃ、来れて良かったのう」

グラウンドを見るとシマがホームを踏んでいた


966 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:36:09 ID:w6a7ykWk0
そしてそのままスコアは変わらず、1-0で最終回を迎えた

リコ;〇ー〇)リ 「ついに最終回じゃ……」

マウンドにはベテランのヨコヤマが立っていた

(  ̄∀ ̄) ピシュッ

ヨコヤマは危なげないピッチングを見せ簡単にツーアウトを取った、あと一人でゲームセットだ

(´L`) 「……」

シベリアの選手が打席に立つ

(´・c_・`)  「あと一人だね」

リコ;〇д〇)リ 「そうじゃのう……あぁ緊張するのうっ!」

(´・c_・`)  「……」

原田にとって試合のことなんかどうでもよかった、横にリコが居るだけで満足だった

(  ̄∀ ̄) 「おりゃ!」

(´L`;) 「くあっ!」

打者のバットが空を切った
試合終了、広島の勝ちだった


967 :僕だけのマドンナ:2011/03/01(火) 22:36:43 ID:w6a7ykWk0
リコ*〇ー〇)リ 「最高じゃったホンマに!」

試合が終わり球場の外に出てもリコは興奮冷め止まぬ状態だった

(´・c_・`)  「良かったね」

リコ*〇ー〇)リ 「来て良かったわホンマ!今年こそやれそうじゃけぇ!」

そこまで言ってリコは言葉を切った

リコ;〇ー〇)リ 「あ、なんかすまんのうワシだけ盛り上がって……つまんなかったじゃろ?」

(´・c_・;`)  「そんなこと無いって!すごい楽しかったよ!野球を生で見るのは初めてだったし」

リコ-〇ー〇)リ 「ほうか、そりゃ良かったのう」

(´・c_・;`)  「あ、あのさリコさん」

リコ-〇ー〇)リ 「なんじゃ?」

(´・c_・;`)  「ど、どこかで食事しない?」

このままリコと別れるのがもったいなく感じ、原田は勇気を出して彼女を食事に誘ってみた

リコ-〇-〇)リ 「え?ええんか?」

(´・c_・;`)  「うん全然OKさ!ちょうどバイト代が入ってお金もあるし」

リコ-〇ー〇)リ 「じゃあお言葉に甘えようかのう」






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