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「既視感」のようです。

2010/07/29 Thu 03:25

 
45 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:11:47 発信元:133.42.248.36
では俺も投下します
「既視感」のようです。


46 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:12:48 発信元:133.42.248.36
( ^ω^)「ここは…」

気が付いたら扉の前だった。考えるより先に鉄製の重々しい扉を僕は開ける。

扉を開けるとそこは石壁で囲まれた迷宮だった。

僕はゆっくりと前へと足を踏み出す。

直ぐに十字路にさしかかった。僕は迷わず直進する。

数メートルもしないうちに前方から『何か』が向かってくる。

僕は歩みを止めず進んだ。

次第に何かがはっきりと分かる距離まで近づいた。

半透明状のゼリーの様な物体だ。大きさは丁度僕の腰くらいまで。

あと一歩という所で僕は立ち止まり、その場で足踏みをした。

構わずゼリー状の物体は直進してくる。

僕はそれに振りかぶった拳を叩きつけた。

生温い感触と共に拳が弾き返される。

すぐさまゼリー状のそれが僕にぶつかってくる。


47 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:14:13 発信元:133.42.248.36
(;^ω^)「ぐっ」

衝撃が腹の奥にまで届いてくるが、僕は踏みとどまり再び拳を叩きつけた。

数度の攻防の後にゼリー状のそれから中の液体が噴出し、消滅した。

少し身体にダメージはあるが、構わずに僕は突き進む。

すると広い部屋に出た、近くにぼろぼろの袋が置いてあったので、僕はその袋を手に持つ。134ゴールドが入っていた。

再び歩こうとした瞬間、疑問が頭をよぎった。

待て、なぜ僕はこの袋の中に134ゴールドが入っていると分かったんだ?

中を見てもいないのに。

頭の疑問とは別に身体は動く。

身体は別の入口から再び迷宮に飛び込もうとしていた。

待て、そう言えば何で僕は扉を開けた瞬間ここが迷宮だと分かったんだろう。

前後の記憶を探るが全く思い出せない。


48 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:15:24 発信元:133.42.248.36
だがここが迷宮だという事だけははっきりと分かる。

思考が錯綜する僕の眼に再び先程のゼリー状のそれが映った。

それに向かおうと体の向きを変え、足を踏み出す。

あと二歩で僕の拳が届く。

僕は一歩踏み出した。
 
 
-カチッ-

軽い音共に僕の視界は真っ白に染まった。

( ゜ω゜)

刹那、身体中に激痛が走る。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

地雷を踏んだのだと理解した。

痛みに立ったまま悶絶しているとゼリー状のそれは一歩近づき体当たりをしてきた。

やめろっ、やめてくれ……それをくら

体当たりを受けた僕はその場に崩れ落ちた。

僕は死んだ。


49 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:18:33 発信元:133.42.248.36



(‘A`)「はぁはぁ」

気付けば身体中のあらゆる場所から出血していた。

いや、俺は何をしている?何で傷ついている?ここは何処だ?いや、眼の前のこれはなんだ?

混乱する思考とは裏腹に俺は俊敏な動作で眼前の巨大な蜘蛛を斬りつける。

致命傷だったのか、巨大な蜘蛛は音も無くその場に崩れ落ち消滅した。

それを見届けるや否や俺は横を向く。

既に拳を振りかぶっていた牛の上半身と人間の下半身をもつ見た事も無い化け物の一撃をかざした盾で受け止めた。

衝撃と共に盾を通して俺の身体に痛みが奔る。

構わず俺は化け物に手に持つ光り輝く剣で斬りかかる。

俺の攻撃を意に介さず、化け物は背筋を逸らした。

俺は一歩横へと足を運ぶ。


51 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:19:52 発信元:133.42.248.36
同時に凄まじい勢いで光線が放たれ、先程俺がいた場所を通過した。

俺はそれを一瞥しながら化け物に斬りかかる。

かなりの手応えを感じ化け物を見やると、苦悶の表情を浮かべながらその場に崩れ落ち、消滅した。

化け物の消滅を見届けた俺はその場で足踏みをする。

次第に体力が回復してきたので歩きだした。

まて、そう言えば俺は何であの時横に動いた?

あの化け物は始めてみた。何で俺は光線が来ると分かったんだ?

歩みを止めようとするが不思議と身体は勝手に動く。

そうこうするうちに、俺は広いフロアに出た。

直ぐそこに下へと繋がる階段を見つける。

迷わずそちらに進もうとした瞬間、足元で小気味の良い音がした。

-カチ-


52 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:23:15 発信元:133.42.248.36
同時に眼前一杯にありとあらゆる化け物が出現する。

(‘A`)「……」

緩慢な動作で俺は後ろを見た。

('A`)「……」

同様に化け物で視界が埋め尽くされる。

軽い絶望を感じながら、俺はそれでも手に持つ剣を振い、前方の巨大なカマキリを斬りつけた。

光輝く剣から衝撃波が発生されカマキリの両脇の化け物にもダメージを与える。

刹那、あらゆる方向から攻撃を受け、俺はその場に崩れ落ちる。

何がなんだかわからないまま俺の意識は途切れる。

俺は死んだ。


53 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:24:21 発信元:133.42.248.36


川 ゚ ?゚)「うぅ」

満身創痍のまま私は長く続く螺旋階段を降り続ける。

ここに来るまで異形の怪物と数えきれないほどの死闘をこなしてきた私の身体はもう限界だった。

後一撃でやられるという所で階段に辿り着いたのははっきり言って運が良かったとしか言いようが無い。

何故私がこの階段を降りているのか、実は私には分からない。

そもそも、何故化け物と戦っていたのか、私には分からなかった。

だが何となく、この階段を降り切れば全てが終わる気がしていた。

そう、何となく。

そうこう考えているうちに私は長い螺旋階段の終着点に到着した。


54 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:26:29 発信元:133.42.248.36
川 ゚ -゚)「……」
そこは先程までの血生臭さを一切感じさせない神秘的な場所だった。

眼下一面を澄んだ水が覆い尽くしている。

前方を見やると、吊り橋が設置されており、その先に小さな小島が存在していた。

真っ暗な空間の中、澄んだ湖の中心にへと続くか細い吊り橋を渡りきり、小島へと足を踏み入れる。

足元には淡い光を放つ花々が咲き乱れていた。

構わず小島の中央へと私は向かう。

そこには大きな宝箱が存在していた。

何の感慨もなく私はその宝箱を開ける。

重々しく開かれた宝箱から光り輝く球体が飛び出し、上空へと昇って行く。


55 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:27:21 発信元:133.42.248.36
川 ゚ -゚)「……」

その神秘的な光景を眺めていると、何処からともなく無数の花火が打ち上がった。

突然の奇妙な出来事に内心戸惑いながらも私はその花火を無感動に眺めた。

数秒後に花火が止み、再び見上げていた空間は暗闇に覆われる。

するとそこに大きく赤いまるで鮮血のような文字が映った。


56 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:28:02 発信元:133.42.248.36
[GAME OVER]

その瞬間私の存在は消滅した。





「クソッ、広告に騙された。キャラのグラが変わるだけでクソゲーじゃねえか。売ってくるか、売れるかなー……」少年はそう呟くとゲームのハードからソフトを取り出した。

end







57 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:30:45 発信元:133.42.248.36
以上です。
題名は取ってつけました。

数年前どこかの小説サイトで書いた話を端的に簡潔にリメイクしてみました。

本当は後3,4人ほど視点が変わるのですが、SSということで割愛しました。


58 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:45:55 発信元:59.135.38.142
日中投下乙乙



59 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:55:51 発信元:210.153.84.129
乙……だがよくわからなかったな。読み返してくる


60 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/28(水) 12:58:53 発信元:124.146.174.1
少し描写が少なすぎたかな…

ヒントで言うと前回の題名はコンテニューでした。


 
総合短編(バトル・アクション・厨二) | コメント(1) | トラックバック(0)
コメント
不思議のダンジョンの類かな

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