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79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:01:08.25 ID:xtsguwyEP
ξ゚⊿゚)ξ「夏の終わり」のようです。

蚊に刺された痕が痒く、その部分を掻き毟る。
彼女は何も言わずに手元の線香花火を眺めている。

火の玉が出来上がり、ごく僅かな火薬が燃え、
それらが爆発をコマ撮りにしてバラバラに並べ替えたような炎を描き出す。



80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:04:06.45 ID:xtsguwyEP

ξ゚⊿゚)ξ「……綺麗…」
そういって短く呟いた彼女の顔は、花火の灯りに照らされてほんのりと夕暮れの色をしていた。

刹那、光を放っていた火の玉は、ふと大人しい、無害な紅い玉へ変わり、次第に小さく萎んでいく。
そうして、長いようで、短い時間は終わりを告げる。

小さく、小さくなった火の玉は、ぽとり、と地面に落下し、辺りは暗闇と静寂を取り戻す。
聞こえてくるのは小さな鈴虫の二重奏だけ――――


夏が、終わりを告げた。

ξ;⊿;)ξ「――…これで、おしまいね」
彼女が、小さな花火大会の終わりを告げた。
そして…

ξ;ー;)ξ「今までありがとう、さようなら」

僕たちの、小さな小さな恋も、終わりを告げた。


―――夏が、…終わりを告げた。

残ったのは、無残な花火の残骸と、ほんのりと匂う、火薬の香りだけだった。

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81 :ξ゚⊿゚)ξ「夏の終わり」のようです。:2010/07/22(木) 01:07:32.79 ID:xtsguwyEP
おしまいです。

ほんとに短いですが、描写の練習にと思って書いてみました。
感想などを頂けるほどの長い内容ではありませんが、
思ったことを言っていただければ幸いです。

また、名前欄に作品名を入れるのを忘れて投下してしまいました・・・。
ごめんなさい。

>>79-80 が ξ゚⊿゚)ξ「夏の終わり」のようです。
です。

 
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