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111 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/28(月) 23:48:34 発信元:119.230.62.153

ここは最果ての地、シベリア。

けっして解けることのない凍土の上で、様々な命が息づく地。

白く、大きな建物はブーン系シベリア図書館。

銃弾の雨の中、戦いを終わらせる鍵となるモノを手に入れた。

館長は只ひたすらに走る。その道を切り開く仲間。

彼らの命運はいかに。


これはそんな図書館の、誇りをかけた戦いの記録である。





シベリア図書館戦争のようです



ブーン系小説総合スレ 【 裏 】 まとめ(仮)さん
http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-334.html


第六話 Apart.
 


112 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/28(月) 23:51:14 発信元:119.230.62.153

川 ゚ -゚) 「作戦をもう一度、今度は簡単に説明するぞ」

( ^ω^) 「おっ!」


準備を整え、中央ホールで再度確認をとる館長ブーンを始めとした面々。



( ・∀・) 「まず、僕が第二部隊と一斉射、防御陣を前進」

川 ゚ -゚) 「その後、私とクックルさんで新型を片づける」

( ゚∋゚) 「…………」

( ・∀・) 「自分は館長を護りつつ、それの援護射撃」


( ^ω^) 「おっお、要するに敵陣に四人で突っ込むわけだお」

川 ゚ -゚) 「まあ……、シンプルに言えばそうだな」

( ゚∋゚) 「…………」


( ・∀・) 「さて、時間がないんだし。さっさと行こうか」

( ^ω^) 「お……!」
 


116 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/28(月) 23:53:55 発信元:119.230.62.153


ザッと、陣の中心点に立つモララー=レンデヴァルト。

その周りにはクーの私物も含めた銃火器が、まるで大地に樹々が生えたかのように突き立てられていた。

発射、連射、掃射。止めどない攻撃、いや、爆撃でモーセが如くサイボーグの海を割っていく。

敵も応戦しようとするが、第二部隊の援護で押し戻されている。


一時的、局地的ではあるがこの時、図書隊は検閲部隊を圧倒していた。


从 ゚∀从 「もうケチケチしなくていいぞ!ブチ込んでやれ!!」



( ・∀・) 「これで最後かッ……!」


地面に立てられていた最後の武器を手に取り、ぶちかます。

それが着弾すると同時に、横を駆けて行く影。



川 ゚ -゚) 「さて、私の出番か」

 


118 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/28(月) 23:56:56 発信元:119.230.62.153


軽く腰を落とし、腰の刀に手をかけるクー=スナオリャ。

そこに四方から鋭い爪が迫る。


川 ゚ -゚) 「……ッ!!」


銀色の眩しい光が、一瞬煌めいた。

左右、正面のサイボーグの上半身が腹部で、下半身と別れを告げる。



真後ろに迫っていた爪は、その持ち主である横堀自身の脳天に突き刺さっていた。

赤い光を点滅させながら、ゆっくりと崩れ落ちる金属に覆われた体。


( ゚∋゚) 「…………」


クックル・ドゥドゥドゥが一瞬で腕ごと引き抜き、突き立てたのだ。


腕を組み、スッと立つ。その動作によって筋肉がより強調され、凄まじい威圧感を放っていた。

 
 
 
119 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:00:33 発信元:119.230.62.153

背中合わせに立つ二人。鋼の刃と鋼の肉体。


次の瞬間、一気に駆け出した。モララーが作りだした道をさらに切り開いて行く。

まさに無双。コンビネーションで目の前の相手に攻撃の隙を与えない。


中距離の敵はモララーが適確にその目を、首を撃ち抜いて行く。



そして、内藤ホライゾン館長はというと、その後ろで敵の刃を紙一重でかわしつつ走っていた。

クーとクックルが敵陣の中心に斬り込んだ少し後に、走り出した彼。


(┬゚ω゚) 「きゃーッ!!掠ったぁぁぁぁー!!」


頬から血が垂れる。

普段の気の弱い彼ならば、失神して倒れ込んでしまっていただろう。

それでも今だけは。その足は、止まらない。


ジグザグな、不格好なコースを必死で駆ける。
 


122 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:03:22 発信元:119.230.62.153

殴り飛ばす、蹴り飛ばす、叩きつける。

その凄まじい力を解放し、暴れまわるクックル。


( ゚∋゚) 「…………」



掃射、それも急所を一発ずつ。

神業のような精度で撃ち抜くモララー。


( ・∀・) 「これで何体目だっけかっと……!」



凄まじい勢いでサイボーグの装甲が金属片へと変わっていく。

目にもとまらぬ速さで刃を振るクー。


川 ゚ -゚) 「今度こそ折らないようにしないとな!」



その刃が一体の横堀の体を貫いた先にゴールは見えた。
 


126 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:06:16 発信元:119.230.62.153

(;゚ω゚) 「おおおぉぉぉぉっ!!!治ったぁぁぁぁ!!」

そのまま駆け抜けるブーン。

敷地内から、敵の海から飛び立つ様に勢いよく抜け出した。


その先には。




(;'A`) 「えっ……?ブーン?」


(;゚ω゚) 「おおぉぉぉっ!?とまらな……」









*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ (;'(゚; ) *・゜゚・*:.。..。.:*・゜ 

            ブチュッ
 


127 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:07:53 発信元:124.146.175.106
うわぁ・・・・・・


128 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:08:45 発信元:61.198.168.4
おかしいな、スレを間違えたのか俺は、、、


129 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:10:16 発信元:58.188.11.194
あれ……なんか、すごい綺麗なエフェクトがキモくみえるよ


130 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:10:23 発信元:119.230.62.153



               ぅぉぇっぷ……、そうだ死のぅぅぅぅぅぅ゛ぉおろろろろ
           〃⌒ ヽ) ウボロロロォォ
          /   rノ         ぅ゙ぉぇぇぇ……、ブーンの初めてがぁぁぁぁぁっ……!!       
         ΟΟ_);:゚。o;:,.  〃,(||i´ω`)               
                     / ,つ ィ;,゚;:δ゚,,.  ビチョビチョ 
                    ⊂こ_)_)',;:゚。o;:,..,゚.,。
                         ,,;:;;。.:;;゚'。o.,





(||i´ω`) 「ドックン、あれ持ってきてくれたのかお……」

(;; A ) 「ドックン言うな……。ツンから大方聞いた、サッサと行くぞ……」

(||i´ω`) 「おっ……!急ぐお……!!」



抉られたような深い傷を心に負いながらも、二人は駆け出した。




シベリア地方管理局へ。
 


131 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:11:42 発信元:122.25.119.138
oh...


133 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:14:44 発信元:119.230.62.153


川 ゚ -゚) 「行ったか……。少し心配だな」

( ・∀・) 「さて、本来の持ち場にもどらないとね」

( ゚∋゚) 「…………」


その場から撤退する三人。

切り開かれた道はすぐにサイボーグで埋め尽くされた。









それから数十分後。

特殊データ化された証拠類は、特殊回線によって特殊な形でショボンの元へと送られた。


彼はそれをとあるツテで、全マスコミにリーク。世界は驚きに包まれることとなる。

すぐに臨時議会が開かれ、満場一致で件の議員は解任、図書検閲の一時施行停止が要求された。
 


134 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:17:26 発信元:119.230.62.153


そして、今に至る。


議員の影響力がほとんどなくなった為に、シベリアにかけられていた圧力も消えた。

弾薬供給が許され、空輸ですぐに図書館まで運んでくれると連絡が届く。


が、しかし。弾は確保したものの、異常な事態が起きていたのだった。



(;,゚Д゚) 「異常事態です!」

( ・∀・) 「……どうした?」

(;,゚Д゚) 「すでに交戦時間が過ぎているのに敵の侵攻が止まらないんですよ!」

(;´∀`) 「そういえば、確かに……」


( ・∀・) 「さて……、ここからが問題か……」


通信機を手に、考えるモララー。

その時、ザッという音がしてクーの声が聞こえてきた。
 


136 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:18:26 発信元:27.229.159.88
また暴走が…?


137 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:18:38 発信元:119.230.62.153


『モララー、クックルさん。聞こえているのだろう』

( ・∀・) 「ああ」

『どうやら私兵となったようだな』

( ・∀・) 「そうみたいだね。自棄になったのか、恨みを晴らしたいのか」

『フン、どちらにせよやることは分かっているんだろう』

( ・∀・) 「……どうだろうか?」

『今、ミセリ達が弾等を運んでいる。すぐにそちらにも届くはずだ』

( ・∀・) 「あい、分かった」

『クックルさんも前線に出て下さい。では、また後で―――ブツッ』

『…………―――ブツッ』


  _
(;゚∀゚) 「結局どういうことで……?」

( ・∀・) 「敵を全て潰したら勝ちだ。それで終わる」

(;,゚Д゚) 「それって……」


138 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:21:16 発信元:119.230.62.153

( ・∀・) 「……ああ。議会は検閲部隊をその根元から、切り捨てたらしい」

( ´∀`) 「じゃあ今は……、一人の命令で動いているモナか?」

( ・∀・) 「そういうこと。さあ、いくぞ」


(;,゚Д゚) 「しかし、あの数を全部ですか……?どんどん増えて、もうあふれ出てますよ!」

( ・∀・) 「……心配ない。僕らは届いた弾の一発も撃たなくていいかもしれないぞ」



その時、大気が震えた。


凄まじい風と音。図書館上空、そこには荒々しい武装を身に付けたヘリの姿があった。

そこからシュルシュルと降りてくる、変わったスーツを着た戦士達。






(;,゚Д゚) 「空軍!?特殊部隊!?」

 


139 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:22:47 発信元:119.230.62.153

川 ゚ -゚) 「来たか。意外と速かったな……。活躍の場が減ってしまった」

从*゚∀从 「おっ、あっちは自警団か?」


ザッザッザッと隊列を組んでやって来たシベリア自警団。

すぐに戦闘態勢に移行し、敵を蹴散らして行く。

その中を一人の男が悠々と歩いてきた。








      ,,,,,,,,,,,,,
     [|,,,★,,|]    
     ( ,_ノ` )ny━~
     ./ ヽ /= `"l
     | |-:|:::::|`'
     `|.≡|.l l |
     .从_人从
     /_| l、_ヽ
 


140 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/29(火) 00:23:29 発信元:119.230.62.153
 ,,,,,,,,,,,,
[|,,,★,,|,]
( ,_ノ` ) 「よう、嬢ちゃん方。お疲れ様だな」


川 ゚ -゚) 「少し早すぎるんじゃないですかね。遅れてきても良かったのですが」

 ,,,,,,,,,,,,
[|,,,★,,|,]
( ,_ノ` ) 「生憎、ヒーローじゃないもんでな。後は任せとけよ、きっちり落とし前はつけといてやるから」


弾薬を運び終えたツン副館長がパタパタと駆けてくる。


ξ;゚⊿゚)ξ 「旅団長、わざわざありがとうございます」

 ,,,,,,,,,,,,
[|,,,★,,|,]
( ,_ノ` ) 「礼はいらんさ。シベリアで侵略行為が行われた、それを鎮圧しているだけだ」


そう言い、引き返していく旅団長。この間にも、横堀の数はどんどん減っていく。

図書館戦争の終焉であった。



‐Boon Siberia library wars‐
 






142 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:25:32 発信元:119.230.62.153
以上になります
支援ありがとうございました

正直尺が足りんかった
もうひと悶着入れるつもりだったのに
後日談の分でいっぱいいっぱいになってしまうとは




141 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:25:17 発信元:183.73.12.128
乙!熱すぎる展開だ


143 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:30:08 発信元:58.188.11.194
乙乙!


144 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:30:14 発信元:122.25.119.138
乙乙!次回も期待!


145 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/29(火) 00:30:25 発信元:124.146.174.80
旅団長かっけええ
乙っした!







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