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※タイトルがなかったので、勝手につけさせて戴きました。
 

533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/24(木) 14:03:51.31 ID:Joi6TAUTO
(-@∀@)「ねぇ君。どうして君は人間がクローン技術だなんて恐るべき物に手を出したか解るかい」

ζ(゚ー゚*ζ「知識欲の行き着く先、もしくは人こそ神であるという提示」

(-@∀@)「うん、実に良い。実に興味深い答えだ、きっと面白い論文が書けるだろう」

ζ(゚ー゚*ζ「先生は違う答えなんですね」

(-@∀@)「まあね」

ζ(゚ー゚*ζ「では先生のお考えは?」

(-@∀@)「うん、反魂の術って知ってるかい」

ζ(゚ー゚*ζ「いいえ」

(-@∀@)「西行とかがやったらしいんだけどね。ようは黄泉返り、死者蘇生の法さ。
喪失、孤独に耐えられなかった、もしくはそうなる事が恐ろしかった。だからクローンを造ろうとしたという訳さ」

ζ(゚ー゚*ζ「死んだ恋人を生き返らせたりとか?」

(-@∀@)「まぁそうだね」


535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/24(木) 14:04:54.06 ID:Joi6TAUTO
ζ(゚ー゚*ζ「随分ロマンティックな話ですね。先生がそんな考え方をするとは思いませんでした」

(-@∀@)「僕自身もびっくりだよ。
そもそも一個の人間を遺伝子レベルで再現した所で、その人格形成や現状を作るに至った経験や時間なんかは補いようが無いのにね」

ζ(゚ー゚*ζ「そっくりな別物」

(-@∀@)「でもね、それでも諦めきれないんだよ。
自分が知っている記憶と他人の知っている記憶。ほんの僅かな物までかき集めて電気信号として脳に刷り込んで、いつか恋人を作り上げる事が出来ると夢見ているのさ」

ζ(゚ー゚*ζ「可哀想に」

(-@∀@)「いや、可哀想なのは造られた方だよ。何がいけなかったのかを調べる為に、今から生きたまま解剖されるんだから」

ζ(゚ー゚*ζ「だから私は寝台に拘束されているのですね」

(-@∀@)「うん、折角だから良い声で鳴いて欲しいな。怯えて震えて鳴いている姿だけは彼女と瓜二つだから」

(-@∀@)「少しでも僕を満足させておくれ」


536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/24(木) 14:05:43.57 ID:Joi6TAUTO
彼女の悲鳴も苦痛も悶える様も大層美しかった。
君が僕から逃げだそうとしたあの時の君も大層美しかった。
そっくり、瓜二つ。
だけどそれ以外はてんで駄目だ。


いつになったら君に会えるのかな、ツン






538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/24(木) 14:08:10.91 ID:Joi6TAUTO
投下終了です
本当は猟奇短編祭に出す予定だったけど短すぎるので止めた
間に合わなねえよおおお


539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/24(木) 14:08:24.67 ID:kvpwb9RA0
乙っつ

猟奇短編の宣伝に移行するのかとおもた


541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/24(木) 15:08:08.17 ID:NjhNDUiKO



  
総合短編(シリアス・鬱・ホラー) | コメント(0) | トラックバック(0)
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