スポンサーサイト

--/--/-- -- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
 
395 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:31:41 発信元:119.230.64.81

ここは最果ての地、シベリア。

けっして解けることのない凍土の上で、様々な命が息づく地。

白く、大きな建物はブーン系シベリア図書館。

ここは今、開設以来の大きな問題に直面している。

図書の検閲。それは、表現の自由を奪う行為。

力で行われるそれに対抗するため彼らは書を置き、その手に武器を取る。


これはそんな図書館の、誇りをかけた戦いの記録である。




シベリア図書館戦争のようです




http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-371.html
ブーン系小説総合スレ 【 裏 】 まとめ(仮)さん


第二話 Apart.
 


397 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:33:00 発信元:119.230.64.81


シベリアに図書検閲委員会が襲来。

自警団との睨み合いの末、撤退して行ってからわずか二日後。

シベリア図書館館長ブーンこと内藤ホライゾンは、シベリア図書隊を発足。

元軍人などの経歴を持つ者を中心に、早くも組織体系を完成させていた。



( ・∀・) 「よっし、訓練始めっぞー」



彼はシベリア図書隊、防衛部第一部隊、部隊長。

モララー=レンデヴァルト。

過去にシベリアへと移住してかなりの年月を経ているが、彼の経歴を知る者は少ない。

故郷での従軍経験あり、多くの格闘術を身につけており武器の扱いにも長ける。

さらに、戦術理論にまで精通しているのだ。

血に塗れた過去を持つようで、シベリアに来た当初は心を閉ざし、人と関わらぬようにしていた。

しかし、ある青年との出会いによって心の氷は解け始め、今へ至る。
 


401 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:35:44 発信元:119.230.64.81

( ´∀`) 「もら隊長ー、バナナはおやつに入りますかモナー?」

( ・∀・) 「入るぞー、ちなみに300円までなー」
  _
( ゚∀゚) 「もら隊長ー、おやつはバナナに入りますかー?」

( ・∀・) 「どうだろうかー。入れてみないとわからんなー」

(;,゚Д゚) 「小学生……?あのー、訓練しねえんですか……?」

( ・∀・) 「おお、スマンスマン。よーし号令!」



ずいぶんと丸くなった。


これがシベリア図書隊、防衛部第一部隊の訓練開始風景である。

総隊員数約20名。防衛部の中では最も大きい規模の部隊であり主力とされている第一部隊。


正直なところ、多少ぬるく見えるかも知れない。





 


402 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:36:37 発信元:114.149.131.103
遠足かww


403 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:37:24 発信元:119.230.64.81
が、しかし彼は、


(#・Д・) 「おいコラァァ!そこぉッ!!遅い!腕立て100回!全員だ!!」



豹変する。


(#・∀・) 「お前ら、それでも[自主規制]付いてんのか?あ?」

(#・∀・) 「そんなんだったら[自主規制]の[自主規制]の方が幾分か役に立つわ!!」

(#・∀・) 「[自主規制]して[自主規制]の[自主規制]にしてやろうか!?」

(#・∀・) 「[自主規制][自主規制][自主規制][自主規制][自主規制][自主規制][自主規制]!!」

(#・∀・) 「おらっ!とっとと走れぇぇっ!!」


~第一部隊Mさんは語る!~

( ■∀■) 「いやー、ホントに鬼教官、というか[自主規制]マシーンでしたモナ」

――辞める人はいなかったんですか?

( ■∀■) 「普段が優しすぎるので、辞めるなんて言い出せなかったんでしょうモナ(苦笑)」

      (以下インタビュー略)


404 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:38:20 発信元:121.2.98.95
ハートマン気質かw


405 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:38:52 発信元:58.88.227.48
なんて戸塚ヨットスクール
 
 
406 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:39:05 発信元:119.230.64.81


響き渡るチャイム。訓練の終了を告げる合図。

一糸乱れず整列する第一部隊の面々。その前にモララーが立つ。



( ・∀・) 「よーし、終了!解散!!あ、レモンの蜂蜜漬け作って来たんだけどー」

(;,゚Д゚) 「部活のマネージャー……?まあ、いただきますけど……」

(*´∀`) 「甘酸っぱーい!」
  _
(*゚∀゚) 「ホントだ、甘酸っぱーい!」

『業務連絡、業務連絡。モララー=レンデヴァルト部隊長。至急、館長室まで来てください』

( ・∀・) 「ん?呼び出しか。器は洗っとくから置いといてー」



そう言って演習場から、本館へ歩いて行くモララー。

隊員達はその姿を見送った後、彼について話し始めた。




 


409 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:41:26 発信元:119.230.64.81

(;,゚Д゚) 「あの人ってホント何者なんだ……?」
  _
( ゚∀゚) 「俺が働く前から居たし、シベリア歴もそれなりに長いらしいしねー。古参ってやつかな!」

(,,゚Д゚) 「そういやモナーさんは、隊長とは古くからの友人だそうですね?」



声をかけられ、男が振り返った。

レモンの蜂蜜漬けを詰め込みすぎて、口の周りがベトベトになっている。


( ´∀`) 「モララーかモナ?アイツは見たまんまのヤツモナよ?」

(,,゚Д゚) 「見たまんま……」
  _
( ゚∀゚) 「イケメン!」

( ・3・) 「軟派!」

( `ー´) 「頭脳明晰!じゃネーノ」

( ノAヽ) 「運動神経抜群!なノーネ」

('(゚∀゚∩ 「完璧超人!」


他の隊員達が口々に彼の特徴を挙げていく。


411 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:44:00 発信元:119.230.64.81
( ´∀`) 「そういうことモナ。……ちょっと腹立ってきたモナ」

(;,゚Д゚) 「確かに……。でも、その、なんか黒い噂もありますし……」
  _
( ゚∀゚) 「ああ……、戦場で部下を見捨てたとかいう根も葉もない噂じゃねえか」

(;,゚Д゚) 「でも、本当だったら……?……次、見捨てられるのは」

( ´∀`) 「モナッ!!……モララーはそんな誰かを見捨てるような奴じゃないモナ。」

(;,゚Д゚) 「……すいませんした」

( ´∀`) 「普段のモララーをみてそう思わないかモナ?」

(,,゚Д゚) 「普段の隊長……」



三●ヽ( ・∀・)ノ● ウンコー       三( ;ω;) ヤメテクレオー   



ヽ( ・∀・)ノ● ハイ、ジツハオハギー     (*^ω^)つ●  オイシイオー


(;,゚Д゚) 「あー……、確かに……」

( ´∀`) 「モナモナ、だから気にするなモナ。アイツのことが知りたければ直接聞くべきモナ」

(,,゚Д゚) 「そうすね……。そうします!」


412 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:45:47 発信元:121.2.98.95
かわいいw


414 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:47:45 発信元:119.230.64.81

モララーは、先ほど購入したスポーツドリンク片手に館長室へ向かう廊下を歩いていた。

左の通路から、女性がやって来たのを見つけ、声をかける。


( ・∀・) 「やあ、トソン。キミも呼び出しかい?」

(゚、゚トソン 「貴方があまりにも遅いので、探してくるように頼まれたんですよ」


黒いスーツを着込み、長い髪をひとつにまとめ、バレッタを使い後ろで止めている。

凛とした雰囲気をもつ彼女は旧姓、都村トソン。この図書館の司書。

現在は、トソン=レンデヴァルトと名乗っている。

そう、彼らは夫婦という関係である。それも、つい半年前に式を挙げたばかり。

最初は、いつものようにただの遊びのつもりで声をかけた。が、みごとに玉砕。

モララーは彼女の実直さ、誠実さに惹かれていった。

いつの間にやら彼女を追いかける日々。

モララー史上、最高のプロポーズに、鉄の乙女、都村トソンもついに陥落。

告白と共にモララーが涙ながらに話す過去も、全て受け入れた。

なんやかんやで、この美男美女のベストカップルが出来上がった訳である。


415 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:51:13 発信元:119.230.64.81
. _,
(゚、゚トソン 「まったく……何やってたんですか、貴方って人はいつもいつも……」

(*・∀・) 「顔をしかめててもきれいだねぇ、キミって人は……」


噛み合わない会話を続けていると、館長室に到着した。

扉を開くとそこには四人の姿が。


(゚、゚トソン 「モララーを連れてきました」

( ^ω^) 「おお、ありがとうだお」

ξ゚⊿゚)ξ 「トソン、さっき ミセ*゚ー゚)リ が探してたから行ってあげて下さい。貸出窓口にいると思うわ」

(゚、゚トソン 「わかりました。失礼します」



川 ゚ -゚) 「ずいぶんと遅かったな。なにをしてたんだ?」

( ・∀・) 「ちょっとカワイイ娘がいてね。声かけてた」

( ^ω^) 「それ、後でトソンに言っとくお」

(;・∀・) 「遅れてすいませんでした!どうかお許しを」

( ^ω^) 「許してやらんこともないおー」


418 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:53:59 発信元:119.230.64.81
ξ゚⊿゚)ξ 「で、来てもらったのはこれからの対策をたてるためなんですが。各部隊の調子はどうですか?」


( ・∀・) 「ウチは問題ないですよ。武器の扱いも結構手慣れてるみたいですし」

( ^ω^) 「シベリアは武器の流通が盛んだからおー。第二部隊の方は?」


川 ゚ -゚) 「問題ない。女ばかりで多少姦しいがな」

ξ゚⊿゚)ξ 「ごめんなさいね。女性で頼めるのがクーしかいなかったから」

川 ゚ -゚) 「構わんよ」


( ^ω^) 「第三部隊はどうですかお?」

ξ゚⊿゚)ξ 「自警団と違って大変でしょうけど……」



ブーンが声をかけた先には筋骨隆々の大男が。

袖口から見える毛深い体には無数の傷痕があり、歴戦の勇士である事を示していた。

実際、彼の武勇はかなりの評判であり、ブーン系小説にも度々登場するほど。

その目は獣の如く敵を捉え、その足は風よりも早く動き、その腕は鉄をも砕く力を発揮する。

ヘタな刃では貫けない皮膚、銃弾をもはじく筋肉。戦場での働き、その姿まさに鬼神。


420 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:56:08 発信元:119.230.64.81
    ノノノノ
   ( ゚∋゚)
  /⌒∨⌒ヽ
 / ヘ    ト )
 \ヽ)   ノノ
 彡/\/ヽミ
   | /| .ノ
   | ノ/ソ
   |ノ ヽミ
  彡ヽ

   ノノノノ  ノミ!
  ( ゚∋゚ )//
  /⌒\/ /
 (彡    /
   )  /
  / \/ \
 ( /^> )
  \) ヽミ
  彡/

    ノノノノヾヽ
    ( ゚∋゚)ノ│
  /⌒\/⌒ /
  (__⌒ミ /
   ノ  /
  ( \/ヽ
   \_彡)
     //
     ヽ


421 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:57:49 発信元:114.149.131.103
クックルww


422 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:00:00 発信元:119.230.64.81
( ^ω^) 「おっお、相変わらず寡黙な人だお。クックルさんは」

ξ;゚⊿゚)ξ 「えーっとぉ……」

( ^ω^) 「順調みたいだお」

川;゚ -゚) 「館長、分かるのか?」

(*^ω^) 「勘だお!」

ξ;゚⊿゚)ξ 「あー……まあいいわ。順調ですね。よかったです」

( ・∀・) 「それで、彼らはいつ攻めてくるの?あれからかなり日が経ってるけど」

ξ゚⊿゚)ξ 「それが、分からないんです。ここのところブリザードが吹き止まなくて、そのせいじゃないかと言われてますけど」

( ^ω^) 「あんな金属の装甲に覆われてるのにブリザードが駄目なのかお?」

川 ゚ -゚) 「そういえばそうだな。館長、久々にいいこと言った」

(*^ω^) 「おっ!」

ξ゚⊿゚)ξ 「あんまり褒められてないですよ」

その疑問はすぐに解決されることとなる。

彼の言葉によって。


423 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:01:23 発信元:119.230.64.81

( ・∀・) 「……いや、ブリザードが主な原因だと思うよ」

ξ゚⊿゚)ξ 「心当たりが?」

( ・∀・) 「彼らはサイボーグなんだって事ですよ。」

(;^ω^) 「さ、サイボーグ?どういうことだお?」

川 ゚ -゚) 「…………」



( ・∀・) 「彼らの装甲はおそらく寒冷地用ではない金属、鋼鉄製とみられる」

( ^ω^) 「ふむふむ」

( ・∀・) 「結果、生体部分と機械部分が接触しているところで温度にかなりの差が出来、凍傷になります」

( ・∀・) 「さらに、寒さでバッテリーなんかも調子が悪くなる機械が多いですしね」

(;^ω^) 「……なるほど、分かったような分からんような」

ξ゚⊿゚)ξ 「それ、分かってないんじゃないですか」

( ・∀・) 「つまり、彼らが攻めてこないのは寒冷地用に装甲を換装、整備しているから、って事ですよ」


 


426 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:02:56 発信元:119.230.64.81
( ・∀・) 「まぁ、あくまで仮定の話なんですけどね」


その時館長室のドアが勢いよく開いた。

現れたのは眼鏡の男。総務・情報部部長、アサピー。


ξ#゚⊿゚)ξ 「ちょっと、ここは一応館長室ですよ。ノックぐらい……」

(-@∀@) 「ああ、そういやそうでしたねすいません。それより新情報ですよ!」

( ^ω^) 「ふむふむ、言ってみそ」

(-@∀@) 「なんと!奴らは人造人間なんですよ!その名もサイボーグ横堀!」


川 ゚ -゚) 「……決まりだな」

ξ゚⊿゚)ξ 「ええ」

( ^ω^) 「凄いお!モララー!」

(*・∀・) 「たまたまですよ、たまたま」

(-@∀@) 「……あれ?ここは私を褒めるとこじゃないんですか?あれ?」

( ^ω^) 「おお、情報部の方もよくやってくれたお。他の皆にもありがとうと伝えといてくれお」

(-@∀@) 「は、はぁ……」


428 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:06:02 発信元:121.2.98.95
アサピーは名物司書


427 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:05:41 発信元:119.230.64.81

ξ゚⊿゚)ξ 「奴らは今はまだ動けない。最初にシベリアが冬でないから、と舐めていたから」

川 ゚ -゚) 「……そのうち、ブリザードなんぞお構いなしにやって来るようになるわけだ」

(;^ω^) 「……いよいよ実戦かお……」

( ・∀・) 「なんにせよ、やることは一つ」

( ゚∋゚) 「…………」

( ^ω^) 「……勝つお」

ξ゚⊿゚)ξ 「……ええ」


川 ゚ -゚) 「あ、館長は部屋に籠もっといて欲しい。足手まといになりそうだからな」

( ・∀・) 「確かに……」

( ゚∋゚) 「…………」コクリ


(;^ω^) 「え?」



こうして会議も終わり、各々が自分の部署の通常業務へと戻っていく。

モララーが自分の部屋へ帰ろうとしていると後ろから呼びとめられた。


430 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:07:04 発信元:119.230.64.81

川 ゚ -゚) 「……モララー」

( ・∀・) 「どうしたんだい、クー?デートのお誘いかい?」

川 ゚ -゚) 「……いや、ちょっとここではマズい。屋上へ行こう」

( ・∀・) 「シャワー浴びたかったんだけどな。一緒にどう?」

川 ゚ -゚) 「トソンに言いつけるぞ」

( ・∀・) 「ごめんなさい」


屋上。風が強く、職員でもめったに訪れない。

背を向けたクーの長く美しい髪がなびいて、黒く艶やかに光る。

クーはモララーの方へ向き直るとその口を開いた。



川 ゚ -゚) 「お前、どういうつもりだ?」

( ・∀・) 「どうって?」

川 ゚ -゚) 「さっきの話だ」

( ・∀・) 「…………」
 


431 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:07:51 発信元:119.230.64.81
川 ゚ -゚) 「お前が指揮していた部隊と私が率いていた傭兵部隊が戦闘に入ったのは覚えているだろう」

( ・∀・) 「ずいぶん昔の話だね。忘れちゃったよ」

川 ゚ -゚) 「……。私は見たぞ。お前の部隊にあの兵士がいたのを」

川 ゚ -゚) 「私の部隊はアイツに壊滅させられたからな。忘れられるはずがない、あの赤く光る瞳を」

( ・∀・) 「……で?……所詮昔の話だ」

川 ゚ -゚) 「お前ならアイツらの弱点を知っているんじゃないか。実際、寒冷地では活動出来ないと知っていた」

( ・∀・) 「それは彼らがサイボーグだと知っていただけの話だよ」

川#゚ -゚) 「お前っ……!」

( ・∀・) 「お互い過去は捨ててきた。クー、少し感情的になってやしないかい?」

川 ゚ -゚) 「…………。そうかもしれんな、私らしくもない。すまない、忘れてくれ」

( ・∀・) 「……お互い忘れたいことだしね」

川 ゚ -゚) 「そうだな。……失礼する」


そう言ってクーは去って行った。

一人、屋上からシベリアの美しい景色を眺めるモララー。

ふと、手を見つめる。その手は赤く染まって見えた。


432 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:08:41 発信元:119.230.64.81
彼は思い出していた。サイボーグ横堀。そのテストタイプ。

彼の部隊の任務は最前線での実験であった。

サイボーグということを忘れさせるほど打ち解けた仲間。

戦争も終わりに近づく。



悲劇は突然訪れた。

戦闘中の暴走。仲間も敵も次々と死んでいく。


残されたのは自分と、負傷した一人の部下。

彼女を愛していた。柄にもなく。

逃走。追跡してくる暴走兵器。追い詰められた二人。




そして……、一人生き残ってしまった自分自身の姿。




‐Boon Siberia library wars‐





434 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:10:25 発信元:119.230.64.81
二話前半終わりです

支援ありがとうございました

後半は戦闘に入るのですが戦闘描写が悩みどころで書いては消し、書いては消しやってます




435 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:11:46 発信元:114.149.131.103
乙です
続きが気になりますね…


437 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:12:35 発信元:27.229.75.240
舞台が舞台だから惹きつけられるなぁ
乙でした!


436 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:12:08 発信元:121.2.98.95
乙ー、期待してまっせ


440 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 01:14:31 発信元:222.5.63.99
乙だよ( ・∀・)
焦らずマターリ考えてくれ


419 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/02(水) 00:54:57 発信元:27.229.75.240
モララーの憂鬱・・・AA物語で一番好きな挿話です。




 
 ※↓6/6投下分


428 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 19:51:49 発信元:119.230.64.81


図書の検閲。その行為には制限時間が設けられている。

図書隊が発足した折、運営と連絡を取り交戦規定を決定したためだ。

市街地での発砲を禁止。民間人への攻撃も当然の如く禁止。

これらは図書館側から出された案であった。

だが、時間制限は運営側から強い要求があった。

長期戦になると戦闘要員が少なく不利になる図書館としては、うれしい提案であった。

決められた時間、決められた区域、そのなかでの攻防。

まるで子供の遊びのようだ。命を賭けていなければの話だが。




シベリア図書館戦争のようです



ブーン系小説総合スレ 【 裏 】 まとめ(仮)さん
http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-334.html

第二話 Bpart.
 


429 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 19:52:58 発信元:119.230.64.81

( ・∀・) 「あー、第一部隊の諸君。……実戦だ。敵が来る」


ざわつく第一部隊。それも仕方のないことで、この中で実戦経験のある者は片手で数えられるほどだ。


( ・∀・) 「心配するな。時間は決められているんだ」

( ・∀・) 「耐えきれれば我々の勝利。それだけの話だ」


モララーが説明している間にも侵攻は始まっていた。

隊列を崩すことなく歩み続ける赤い瞳。

暗い空の下、荒野を越え、森を抜け、街へと迫る。

その姿は、まるで一つの生き物の様。

  ,.:-一;:、
 ミ;;:;,. _,.;:゙ミ
,r( ´・ω・) 「な、なんだろう……あれ……?」

(,,゚Д゚) 「運営の兵士だとさ。図書館と戦争するらしい」
  ,.:-一;:、
 ミ;;:;,. _,.;:゙ミ
,r( ´・ω・) 「せ、戦争!?……親方、どうして知ってるんですか?」

(,,゚Д゚) 「ウチの甥っ子があそこで働いてるんだよ。あいつも戦うらしい。無事だといいがな」


430 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 19:54:01 発信元:119.230.64.81

その巨大な姿は遠くの山からでも見ることが出来るほど。

図書館でも、接近してくるのが確認された。

慌ただしいサイレンの音とともに戦闘配置へつく。

向かい合った両陣営から一人ずつ代表が出てきた。

制定で、他への被害を極力減らすために攻撃の30分前には通告を出すこととなっている。


(//‰ ゚) 「……図書検閲委員会デス。指定図書を出して下サイ」

( ・∀・) 「お断りだ。ウチの宣言はとっくにご存じなんだろう?」

(//‰ ゚) 「……分かりマシタ。では、武力をもって検閲を行いマス」

(//‰ ゚) 「なお、定められた交戦時間の制限は120分となってイマス」

( ・∀・) 「承知している」

(//‰ ゚) 「……では失礼シマスヨ。……“モララー” サン」

(;・∀・) 「な……」


ガシャガシャと戻っていく横堀。

 


434 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 19:55:03 発信元:119.230.64.81

(;・∀・) (やはりあのときのデータは……。いや、考えても仕方ない)

( ・∀・) 「……全員、配置についたか?交戦開始だ。敷地内に入り次第攻撃しろ。」



通信機から聞こえるのは隊員達の勢いある返答。



( ・∀・) 「……死んでくれるなよ」




静まり返る図書館。


誰もが息を殺して、時計の針を見つめている。


暗雲がシベリアの青い空を覆い隠し、時折、ゴロゴロと雷の音が聞こえる。


秒針が真上に来た時。彼らは動き出した。


 
 


438 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 19:56:01 発信元:119.230.64.81




ガシャガシャと、銃口のついた左手を向けて迫ってくるサイボーグ。

その足が敷地内に踏み入ったところで、火花が飛び散った。

一番先頭にいた横堀達に放たれた弾丸が命中したのだ。



一瞬歩みを止めるも、すぐに照準を合わせて撃ち返してくる。

途切れることのない銃声が鳴り響く。

慌てて身を隠し、銃弾をかわす。


  _
(;゚∀゚) 「くっそ、このっ!!」

(;,゚Д゚) 「落ち着けよ!今出たら死ぬぞ!」
  _
(;゚∀゚) 「でもよぉ!」

(;,゚Д゚) 「俺達は足止め役なんだぞ!」


 


439 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 19:58:02 発信元:119.230.64.81

サイボーグ達から放たれた弾丸の雨が降りそそぐ。

図書館への道は抉られ、そばにあった花壇は踏み荒らされていた。

少しずつ歩みを進める、金属に覆われた兵士達。


応戦するも、硬い装甲にカンカンと弾かれるのみ。

時折、装甲の隙間に命中してオイルが噴き出すものの、止まることはない。

一歩、また一歩。着実に近づいてくる。




その時であった。

突然、一体の横堀が歩みを止めた。その目から赤い光が消えていく。




  _
( ゚∀゚) 「キター―――――――――――!!」 (゚Д゚,,)
 


441 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:00:20 発信元:119.230.64.81

(;´∀`) 「結構危なかったモナね」

( ・∀・) 「ああ、だがみんなよく耐えてくれたもんだ」

(;´∀`) 「調整に時間がかかりすぎだモナ。しかも一発撃つ度にカートリッジ取り換えとかやってられんモナ」

( ・∀・) 「確かに。こういう戦いじゃなかったら絶対使えないね」



そう言ったモララーの手にはスコープの付いた物々しい銃が。

黒い狙撃銃を素体として、なにやら色々なパーツが取り付けられている。



( ´∀`) 「まぁ、ボルトアクション自体市街戦に向いてないと思うモナ。似たようなものモナね」

(;・∀・) 「しかし、このカスタマイズは凄いな……。シベリアの科学力はどうなってんだ」

( ´∀`) 「火薬使ってないのに、なんで弾が飛ぶのか理解できないモナ。……次弾いけるモナよ」

( ・∀・) 「よし……、他の奴らは大丈夫なのか?」

( ´∀`) 「ちょっち、見てみるかモナ」

( ・∀・) 「それ、未だに使ってんのお前くらいだぞ」

 


443 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:02:07 発信元:119.230.64.81

第一部隊の他の面々



          ..┌──┐
     .┌──┐| /⌒ヽ  もし、漏れたちの誰かが殉職したら頼むノーネwwwwwww
┌──┐| /⌒ヽ |(ノAヽ )
..| /⌒ヽ(   ・3)⊂   )
..| (  `ー)    ) (_Ο Ο :::
..| ⊂   )(_Ο Ο わかってる、生き延びた奴がそいつの自宅のHDDを潰すwwwUSBに移してからwwwww
..|_ (_Ο Ο ::::::::: ::::::
 ::::::::::::::::::::::::::::::::    普通、中身は見ないようにするんじゃネーノwwwwwww





       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | アパム!アパム!弾!弾持ってこい!アパーーーム!
       \_____  ________________
                ∨
                      / ̄ ̄ \アパムッテダレナンダヨ!!
      /\     _. /  ̄ ̄\  |_____.|     / ̄\
     /| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ | ('(゚∀゚;∩||┘  | ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|   (’e’ ;||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚   ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
  / ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\  ||  / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
 / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄


446 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:03:51 発信元:114.166.234.17
wwww


447 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:03:51 発信元:119.230.64.81

( ´∀`) 「……。一応無事モナ」

(;・∀・) 「いや、一応ってなんだよ。通信機使えよ。無事ならいいけどさ」



そう言いながらも、順調に敵を撃ち抜いていく。

しかし、数は一向に減らない。



  _
(;゚∀゚) 『もら隊長ー!あと何分耐えればいいんですかーっ!?』

( ・∀・) 「あと少しだ!頑張ってくれ」

(;,゚Д゚) 『ヤバいです!今、一体に突破されました!施設内に侵入!』

(;・∀・) 「なに!?本館か?」

(;,゚Д゚) 『はい!……他の奴らと違って、滑るような動きでした!』

(;・∀・) 「分かった。他の部隊に連絡しておく。もう他は通すな!」

(;,゚Д゚) 『了解!!』


 


448 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:05:39 発信元:119.230.64.81


撃ち続ける。

しかし、その侵攻は止まらない。

負傷者も出ている。


  _
(;゚∀゚) 「首か、露出したマスク部分を狙え!脆いのはそこだけだそうだ!」

(;,゚Д゚) 「うわっ!!」
  _
(;゚∀゚) 「大丈夫か!?あと少しだ耐えろよ!」

(;,゚Д゚) 「ああ!」



弱点が分かったこともあり、少しずつではあるが図書館側が押し返し始めた。

辺りには停止した横堀達が、重なり合って倒れている。

それを乗り越えてくるものを撃ち抜き、さらに山を高く積み上げる。

あの美しかった図書館前は機械油と血で赤黒く染まり、今や地獄のような情景となっていた。


450 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:09:10 発信元:119.230.64.81


一方、第一部隊の他の面々



          ..┌──┐
     .┌──┐| /⌒ヽ  やっべえwwwww腕をやられたノーネwwwwwww
┌──┐| /⌒ヽ |(ノAヽ )
..| /⌒ヽ(   ・3)⊂   )∵
..| (  `ー)    ) (_Ο Ο :::
..| ⊂   )(_Ο Ο ちょwww血ぃドバドバ出てるwwwwwwそんな状態で草生やすなwwwwww
..|_ (_Ο Ο ::::::::: ::::::
 ::::::::::::::::::::::::::::::::    救護部隊呼んだ方がいいんじゃネーノwwwwwwww




       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       |館長!館長!弾!弾持ってこい!カンチョー―――ウ!
       \_____  ________________
                ∨
                      / ̄ ̄ \ソレハムチャダヨ!!
      /\     _. /  ̄ ̄\  |_____.|     / ̄\
     /| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ | ('(゚∀゚;∩||┘  | ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|   (’e’ ;||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚   ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
  / ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\  ||  / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
 / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄


453 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:12:54 発信元:219.125.145.55
第一部隊www


451 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:10:39 発信元:114.166.234.17
緊張感無さ過ぎだろwww


452 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:11:25 発信元:126.234.172.29
かわいい


454 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:13:06 発信元:183.74.33.66
時間制限は運営からの提案か
燃料の問題ならオイル垂れ流させときゃ消耗戦で勝つる・・・?


455 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:14:26 発信元:119.230.64.81
  _
( ゚∀゚) 「あと十分!勝つる!」

(;,゚Д゚) 「中は大丈夫なんだろうか……」


戦闘開始からかなりの時間が経過した。

少しずつ。敷地内に侵入してくる敵の数が、少しずつではあるが減ってきているのが分かる。



( ・∀・) 「なぁ、モナー」

( ´∀`) 「どうしたモナ?」


一体の横堀の赤く光る眼を撃ち抜き、その輝きを消したところで、モララーは言った。



( ・∀・) 「多分……、こいつら全部オトリだわ」

(;´∀`) 「モナ!?全部モナ?」

( ・∀・) 「本命は中に侵入してきた一体だと思う。こいつら旧式みたいだし」

(;´∀`) 「そういうことは早く言えモナ!」

(;・∀・) 「最初は人海戦術かと思ったんだよ。クーやクックルさんも同じ考えだったし」


456 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:15:10 発信元:119.230.64.81

(;´∀`) 「どうするモナ?今から応援に……」

(;・∀・) 「いや、確証はないし。それにもうすぐ時間だ」

(;´∀`) 「しかし、もし当たっていたらモナ……」

( ・∀・) 「……中にはあの二人が居るんだ。彼らの実力を信じるべきだろう」

( ´∀`) 「……モナ。とにかく連絡はしておくモナ」

( ・∀・) 「ああ……」






突如として横堀達が動きを止めた。


次々と、撤退していく。


後に残されたのは、赤黒く染まったボロボロのアスファルトと彼らの残骸。




   


457 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:16:37 発信元:119.230.64.81



(;,゚Д゚) 「……終わった……守り切れた?」
  _
( ゚∀゚) 「勝ったぞぉぉぉっ!!」

( ノAヽ) 「血が止まらないノーネwwwww」

( ・3・) 「ちょwwwお前それはマジでヤバいwwwwww」

( `ー´) 「これを当てて止血するべきじゃネーノwwwwwww」

('(゚∀゚∩ 「安静にしてればなおるよ!!」





皆が喜びの声をあげる。

だが、モララーとモナーの二人は渋い顔で残骸を眺めていた。







  


458 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:17:22 発信元:119.230.64.81


館長室。

資料を手に、今回の被害について話し合っている。



(;^ω^) 「勝ったには勝ったわけだお……蔵書の方は、一冊も被害は受けてないお……」

ξ゚⊿゚)ξ 「軽傷17名、重症4名。死者が出なかったのは幸いですね」

川 ゚ -゚) 「死亡者が出なかったのは奇跡に近いな。多少の負傷は仕方ない。しかしモララー。あれは……」

( ・∀・) 「例の一体。あれは脚部にローラーを付けて機動力を上げたものだった」

川 ゚ -゚) 「それは分かっている。実際に戦ったからな」

( ゚∋゚) 「…………」



一同がモララーを見つめる。

モララーは平原を進む横堀達を遠くから撮影した写真を出して言った。



 


461 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:19:12 発信元:219.125.145.57
ノーネは軽傷ですね、わかります


460 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:18:44 発信元:119.230.64.81

( ・∀・) 「報告ではは旧型しかなかったんだ。おそらくこっちで改良、もしくは製造されたものだと思う」

川 ゚ -゚) 「やはり……、シベリアに奴らの軍事基地があるということか?」

( ゚∋゚) 「…………」

( ・∀・) 「基地という規模かは分からないがその可能性が高い」

(;^ω^) 「お……」

ξ;゚⊿゚)ξ 「シベリアにそんな施設が?」




驚きを隠せない様子のブーンとツン。


それもそのはず。シベリアは、未だ無法地帯と言う扱いをされているが、軍事的にはかなりの強さを誇る。

本来、シベリアンは温厚な人種である。しかし、少しでもシベリアの平和が乱されるとあらばその実力を遺憾なく発揮するであろう。

そのシベリアが自国の領土で、兵器開発、ましてやクローン産業を行うことなど許すはずがない。ヘタをすれば戦争となりえる。




  


462 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:20:40 発信元:119.230.64.81

( ・∀・) 「調べてみる必要があると思います」

( ^ω^) 「分かったお、情報部に言っておくお。自分も知り合いに聞いてみるお」

川 ゚ -゚) 「しかし、シベリアにそんな施設があるとしたら……」

( ・∀・) 「ああ、運営の弱みになるだろうね。上手く持っていけば切り札になるかもしれない」

( ^ω^) 「解決への道が見えてきたような気がするお!」

ξ゚⊿゚)ξ 「とにかく、次の戦闘の対策をたてる必要がありますね」

川 ゚ -゚) 「そうだな。あの型が多く出てくるとなると厳しいものがある」



難しい顔をして、会議を続ける一同。

まだ戦いは始まったばかりである。


なにはともあれ、最初の苦難を乗り越えたブーン系シベリア図書館。

ボロボロの道を舗装し、花壇にはまた花を植える。どうやら少しずつ、利用者も戻って来ているようだ。

図書館は一時の休息を得る。さらなる嵐の訪れに備えながら。


‐Boon Siberia library wars‐








465 :シベリア図書館戦争のようです:2010/06/06(日) 20:23:59 発信元:119.230.64.81
本日は以上になります

>>462訂正


> ボロボロの道を舗装し、花壇にはまた花が植える。少しずつ、利用者も戻って来ている。

ボロボロの道を舗装し、花壇にはまた花を植える。どうやら少しずつ、利用者も戻って来ているようだ。


初めて銃撃戦なんて書いた結果がこれだよ!

ここ、こうしたらいいんじゃネーノとかあったら教えてくだしあ




464 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:23:16 発信元:183.74.33.66
どんな施設とか店舗が出てくるかwktkすぐるwww


466 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:26:08 発信元:219.125.145.57
乙でした!


467 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:27:07 発信元:114.166.234.17
乙だし!
読みやすくて良いね


468 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:29:54 発信元:210.136.161.65
乙やし!


469 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/06/06(日) 20:33:47 発信元:126.234.172.29
乙!
楽しみ



 





 ←第一話へ  第三話へ→


 ↑シベリア図書館戦争 インデックスへ

 
総合短編(バトル・アクション・厨二) | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。