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510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:00:33.56 ID:UsOYbQP7Q
僕はいつもの帰路を急ぎ足で歩く。
やはりまだ日がくれると寒いなと考えつつ、足を進める。

今日は妻と結婚して四回目の誕生日だ。

誕生日プレゼントである花を抱えつつ、妻の喜ぶ顔を思い浮かべ、にやけそうになるのを堪え、帰路を急いだ。




511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:03:30.24 ID:UsOYbQP7Q
「おじさん、未来への電話って知ってる?」

唐突に声をかけられ、反射的に止まり、首を後ろに向ける。

そこには年端も行かぬ少女があどけない笑みを浮かべながら立っていた。

こんな時間に女の子?
引っ掛かりつつもまぁ、不思議はないかと思いつつ、優しく言葉を返す。
( ^ω^)「どうしたんだお?新しい遊びかお?」
(*゚ー゚)「違うよ、本当の未来への電話。」


 
 
513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:04:26.96 ID:UsOYbQP7Q
何を言ってるんだ、この子は?と思いつつ、急いでいるのでうまい事逃げようと、考え

( ^ω^)「ごめんだけどおじさんは急いでるんだお」

と言い、また足を前に進めようと、顔を前に向けると、

(*゚ー゚)「…未来を気にならないの?」

と言われ今度は体ごと振り向く。

(*゚ー゚)「気になるでしょ?自分の未来」




514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:05:50.15 ID:UsOYbQP7Q
そりゃ気になると言えば気になる。
だがそんなのは誰でもそうだろうと思ったが、口に出すと長くなるだろうし、かといって無視するのも少し可哀相だと考え、少し付き合って帰ろうと考え、僕は口を開いた。




515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:08:46.74 ID:UsOYbQP7Q
( ^ω^)「どうやってするんだお?」

(*゚ー゚)「簡単よ、私の言う番号に電話するだけ。」
そう少女が言うので、僕はスーツの胸ポケットから携帯電話を取り出し、口を開く。

( ^ω^)「何番だお?」

(*゚ー゚)「080-XXXX-XXXX」

僕は少女が言った番号を打ち終え、後はボタンを押すだけとなった。

そこでふと考え、少女に質問を投げかけた。

( ^ω^)「何年後に繋がるんだお?」

(*゚ー゚)「一年以内の未来」


516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:11:33.14 ID:UsOYbQP7Q
少女は表情を変えず、即答する。

かけて適当に話合わして、急いで帰ろうと思い、ボタンを押し、液晶が淡い光を発しながら発信画面に切り替わるのを確認し耳に持っていく。


発信音がなり、繋がるのを待つ、
ワンコールなる前に電話は通話状態になった。

( ^ω^)「もしもし?」




517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:12:22.75 ID:UsOYbQP7Q
一秒程、間があいた後、
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!

身をつんざくような悲鳴が耳元の携帯電話から聞こえる。

僕はびっくりして反射的に通話終了ボタンを押し、辺りを見回すと…そこには先ほどの少女等どこにもおらず、暗い路地が広がるだけだった。

(;^ω^)「いたずらかお…」

腹が立つよりびっくりしてしまい、怒る気にもならなかったので
そう呟き、足を前に進めつつも、釈然としない気持ちで歩く。




518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:13:29.07 ID:UsOYbQP7Q
(;^ω^)「訳わからんお…」

何がしたかったのかとか考えつつ、もう一度電話しよかと考えたが、また悲鳴が聞こえたら嫌だなと考え、歩いていると我が家が見えた。


( ^ω^)「やっばり我が家の明かりはいいお」




519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:13:58.63 ID:PapiPR130
これは…


521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/20(木) 23:14:20.43 ID:UsOYbQP7Q
そう呟きドアを開け、いつものように「ただいま」と口に出すが、返事が来ない。

不思議に思いつつも、靴を脱ぎ、居間に向かい足を進める。


居間の扉を開けると。


うわぁぁぁぁ!!!!!


倒れ、血まみれになった妻の胴体と首が離れた姿。
そして横に落ちているノコギリ。

警察?救急車?いや…悲鳴…?

そうか…あの悲鳴は僕の…


未 来 の 僕 の 悲 鳴

( ^ω^)未来への電話なようです





 
総合短編(シリアス・鬱・ホラー) | コメント(0) | トラックバック(0)
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