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24 :( ・∀・)色褪せたようです:2010/04/11(日) 04:27:10.38 ID:CqD9/B9J0
(´・_ゝ・`)「こんな成績じゃ第一志望なんて夢のまた夢。ましてやAOですら怪しいぞ」

(´・_ゝ・`)「つまりお前は社会のクズっていう泥沼に片足突っ込んでんだよ」

この人と僕以外誰も居ない教室。鴉の鳴き声が僕の脳に突き刺さる。
カーテンが肌寒い風に揺られて、黄金色の光を机に照らしたかと思えば遮った。

ゆらゆら。
ゆらゆら。

(´・_ゝ・`)「・・・お前聞いてんの?」

( ・∀・)「・・はい」

(´・_ゝ・`)「あんまし調子のってると痛い目見るぞ」

( ・∀・)「はい」

(´・_ゝ・`)「このままドロップアウトしてもな、良いことなんてなーんもないんだよ」

(´・_ゝ・`)「そもそも俺の頃では・・・」

ドロップアウト。
目の前で若い頃の苦労話と人生観を語りだす教師よりも、僕はその言葉の意味を考えていた。

ドロップアウト。
僕以外の誰かが僕のことを落ちぶれたと決め付けることだろう、そう解釈した。



26 :( ・∀・)色褪せたようです:2010/04/11(日) 04:31:25.79 ID:CqD9/B9J0
そろそろ陽が沈む。窓から揺らめく黄金色は、次第に色褪せていった。

( ・∀・)「僕も・・・」

( ・∀・)「色褪せていってるのかな・・・」

(´・_ゝ・`)「・・・あぁ?言いたいことがあるならハッキリと言え。ハッキリと!」

何かを呟いたということは解ったらしい。目聡い人だった。

( ・∀・)「いえ、何もありません」

(#´・_ゝ・`)「嘘ついてんじゃねぇ!お前の顔みりゃ判るんだよ!このクズが!」

これが教師・・・
教師なのか・・・

(#´・_ゝ・`)「お前みたいなゴミのことを学生カーストで何て言うか知ってるか?」

決め付け、粗探し、自尊心、競争社会。
そんなもので成り立つのか、大人って。

(#´・_ゝ・`)「ルーザー(敗北者)っつーんだよ!」



27 :( ・∀・)色褪せたようです:2010/04/11(日) 04:35:48.03 ID:CqD9/B9J0
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色褪せた世界は、街灯や店舗からの蛍光灯が支配していた。
僕にはそれが眩しすぎて、眉を顰め、目を細めながら歩いている。

(#)-∀-)「暗い・・・眩しい・・・」

遠く、どこかで聞こえる人々の喧騒

「うるさい・・・静かだ・・・」

学校の先生

「間違ってる、でも正しい」

今の僕

「・・・敗北者」

(#)-∀-)「・・・」

(#)・∀・)「敗北者なんだ・・・」



30 :( ・∀・)色褪せたようです:2010/04/11(日) 04:42:25.96 ID:CqD9/B9J0
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(*・∀・)「見て見てお母さん!テストで100点とったよ!」

     「まぁ、すごいわねー。さすが私の息子ね!」

(*・∀・)「みててね!次も100点とるからね!」

     「はいはい、頑張ってね。」
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31 :( ・∀・)色褪せたようです:2010/04/11(日) 04:49:35.04 ID:CqD9/B9J0
(#);∀・)「ウッ・・グスッ・・」

(#);∀;)「・・うぅ・・・」

口の中に広がる鉄と塩の味。

道行く人々から投げかけられる奇異の視線。

それでも僕は泣き続けた。

眩しすぎる街灯を背中に、ただひたすらに、思うままに・・・

もう僕には、僕らしい色なんて残っていなかった。







32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/11(日) 04:51:46.82 ID:CqD9/B9J0
以上です。支援ありがとうございました。
不条理黄昏物語を書こうとしたのですが、上手く伝えれたでしょうか。
オチらしいオチが無いのは後味悪くするためと技量の限界です^p^

 
総合短編(学園もの) | コメント(0) | トラックバック(0)
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