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786 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/02(金) 01:39:46 発信元:221.185.14.103
ほのぼの深夜劇場

嘘です



787 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/02(金) 01:43:52 発信元:221.185.14.103
ここはシベリアのある一軒家。地元の商工会議所で働く、ツンの家だ。

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ヴィップグラードのような過密都市とは違い、シベリアで家を持つのは非常にたやすい。


789 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/02(金) 01:47:01 発信元:221.185.14.103
商工会議所が休みのツンは、暖炉のそばのゆり椅子でうたた寝していた。
手元には恋愛小説、その続きを夢で見ている。

***********

背の高い、理想のタイプの男の子と並木道を散歩していた。

西日きらめくポプラの並木を、二人でゆっくり歩いている。
やがて、道が二股に分かれる。

「じゃあここで」

そう男の子はいった。

男の子は腰を屈めて、ツンのツインテールを掻き分け、
両手を頬にやる。ツンにキスをした。



791 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/02(金) 01:48:47 発信元:221.185.14.103
ツンは夢心地で、それに応える。
(実際夢ではあるが)。


唇を離した時、男の子の顔を見た。


(   ^)「それじゃ...また」




( ^ν^)「それじゃまた死ねカス」

ξ|||⊿)ξ「.....ギャーーーーーーッ!!!」



残念な事に悪夢は現実となっていた。
目の前に兄のニュックがいる。

( ^ν^)「おい、戻ってきてやったぞカスが

       兄さんのお帰りだ」

*******


792 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/02(金) 01:51:01 発信元:121.2.98.95
ニュッwwwwww
 
 
793 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/02(金) 01:51:35 発信元:221.185.14.103
ソファにだらしなくもたれながらニュックはブツブツ言い出した。

( ^ν^)「ったく、さみーし、使えねーな、この家」

ξ゚⊿゚)ξ「んなこというなら出て行ってよ」

( ^ν^)「んなこというなよカス。まあ、ヲッカの一つでも飲もうぜ」

ξ゚⊿゚)ξ「ずうずうしい.....はい。勝手についで

       それからカスカス言うの止めて。ほんとウザい」

( ^ν^)「ああ、悪かったなカス

       おおっと」

それから兄はテーブルの上のリモコンでTVを付けた。


795 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/02(金) 01:54:35 発信元:221.185.14.103
兄は馬鹿笑いをしながらTVを見る。
内容そのものを笑っているのではない。


( ^ν^)「こいつブサイクだ、チェンジチェンジ」


( ^ν^)「DQNざまぁ メシウマだぜ」


とかいいながら、数秒ずつの感覚でザッピングする。
これは彼の昔からの習慣だった。

そんな兄の姿を顔を歪めながらツンは見る。

ξ゚⊿゚)ξ「........ねえ、昔から思うんだけど、TVの見方間違ってない?」


796 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/02(金) 01:55:26 発信元:121.2.98.95
清々しいほどにクズだなw


797 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/02(金) 01:56:39 発信元:210.136.161.73
さすがv速民


798 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/02(金) 01:57:09 発信元:221.185.14.103
そうこうしているうちに、玄関が勢いよく開いた。
その玄関の音で、誰が来たのか二人には分かった。

( ^ν^)「あいつも規制か....

こりゃやかましくなるぞ」



⊂二二二( ^ω^)二⊃ 「ブーーーーーーーーーーーーン!!!!」



( ^ω^)「ブーンの登場だお!姉ちゃんこんちわ!

      おっコミュ障兄ちゃんも乙www」

(#^ν^)「うるせーカス」



800 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/02(金) 01:59:44 発信元:221.185.14.103
( ^ω^)「姉ちゃん腹へったお!なんかくうお!くうお!」


ξ゚⊿゚)ξ「いきなりこられても何にもないわよ

       食べたいものがあるなら買ってきなさいよ」


( ^ω^)「うはwwwww今日の夕食wwwwww安価でwwwwww決定するお」


( ^ν^)「一人でやってろカス」


(#^ω^)「兄ちゃんはこなくていいお!

      どうせスーパーに来てく服もないおね!」


(#^ν^)「ああん!?マジソース(ry」



802 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/02(金) 02:06:24 発信元:221.185.14.103
で、その日の夜はソースカツとなった。

ブーンとツンはテーブルで話ながら食べていたが、兄のニュックは
TVをみながらソファで食べていた。

テーブルの上にはもう一膳用意されていた。

実はもう一人弟がいる。


( ^ω^)「おそいお」

( ^ν^)「ブリザードにでも巻き込まれて死んだんじゃね?」

ツンはと言えば、先ほどまでの静穏な生活が破壊された事に
やり場のない悲しみを覚えていた。



もうひとりの弟は、かなり遅くなってから来た。

(続く)




803 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/02(金) 02:11:58 発信元:121.2.98.95
乙! 連載ものか


 (※↓4/4更新分)
 
 
34 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:10:14 発信元:125.173.16.143
続き。シベリアほのぼの劇場。
ニュース一家に限りない愛憎...いや愛情を込めて。

( ^ν^)ξ゚⊿゚)ξ( ^ω^)( //+^)

前回連載(まとめさんありがとうございます)
ttp://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-240.html

あらすじ:あのニュース4兄弟が規制でシベリアにそろい踏み!以上


36 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:14:14 発信元:125.173.16.143
******

翌朝。
ツンは今日は仕事である。
ブーンともう一人の弟プラスは既に起きていた。

彼ら2人に朝食を整えると、いそいそと出て行った。

ξ゚⊿゚)ξ「それじゃ行ってくるから

      じゃあね」


( ^ω^)「いってらー」

( //+゚)「いって...いててててて」


もう一人の弟プラスは、顔中に傷を付けていた。
昨日、規制が発動した時逆上して

(#゚+゚)「は?これってブサヨ売国奴の陰謀だろ?

      ふざけんじゃねえよqあwせdrふじこ」

と言って、警官に食ってかかったのである。
その結果、彼は国家権力を身に染みて体験した。

彼は夜遅く解放され、ほうほうのていで姉の家に来たのだった。


37 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:15:45 発信元:125.173.16.143
やがてニュックも起きてきた。

( ^ν^)「なんだお前その顔.....はは、メシウマ」

そういってブーンの皿からソーセージをつまんでうまそうに食った。
ブーンは怒った。

(#^ω^)「人のもんとるなお!」

ただでさえ仲のいい3兄弟は、規制への腹立たしさもあってより親密の度を
増そうというのであった。たまりかねてプラスは言った。

(#^+^)「あーあ、つまんね。ちょっくら外歩いてくっかな」

(#^ω^)「ブーンもそうするお!
     コミュ障兄ちゃんは一日TVでもみてればいいお!」

( ^ν^)「はいはいワロスワロス」

そういってニュックはTVのリモコンをとった。
彼はいつでも楽しそうだ。


38 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:18:30 発信元:125.173.16.143
さて、彼ら三人が遊んでいる間、ツンは商工会議所で働いていた。
もうすぐシベリア初の花見祭りがある。
その企画、運営に心血を注いでいた。

昼休みの少し前、電話がなった。


ξ゚⊿゚)ξ「はいシベリア商工会議所です....
      え、はい、警察署の方ですか?

ええ、はい...............」

ツンの顔は真っ青になった。


ξ|||⊿)ξ「すいません、火急の用事で失礼します」


そう言って慌しく職場を後にした。


40 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:22:30 発信元:125.173.16.143
警察署に着くと、少年犯罪科に通された。
取調控え室には刑事がいた。

( ´W`)「ああ、ご家族の方?ご足労かけました。

     いやね、彼がちょっと法に触れることを起こして、
     補導したわけでして」

ガラス戸の向こうに取調室がある。
しょぼくれて座っているブーンがいた

( ´ω`)「................................」

ξ|||⊿)ξ「一体弟が何を....」

( ´W`)「糞スレ乱立罪と猥褻物陳列罪ですな

    なんでも安価で全裸うpとか言われたとか....」

ξ|||⊿)ξ「...........あいつ」


42 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:24:58 発信元:125.173.16.143
( ´W`)「まあ初犯ですし、反省もしてるみたいなんで、
    このまま家に帰ってもらって、ご家族の方で指導していただこうか、と
    まだ未成年ですからね...


    ええっ?25歳!?嘘でしょ」


ツンは平謝りして、なんとか検挙は免れた。
削除依頼申請書に記入して、帰宅を許された。


( ´W`)「ところで廊下にいる男、あなたの知り合いですか?

    薄気味の悪い.....」

ξ゚⊿゚)ξ?

ツンはドアを開けた。廊下に1人の男がいた。

( ^ν^)ニュッ

爽やかな笑みを残し、兄は去って行った。



44 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:28:48 発信元:125.173.16.143
警察署の帰り、ツンはブーンに説教した。

ξ#⊿)ξ「ほんとバカね。ここはヴィップグラードじゃないんだから、ちょっと
      バカな事すると大騒ぎになるのよ」

( ´ω`)「ごめんだお...もうしないお」

そこへ同郷の友人モララーが通りかかった。彼も規制されてきたのである。

( ・∀・)「お、ブーンじゃねえか。お前、彼女いたのかよ!

      このリア充め!」

( ´ω`)「ちがう、うちの姉貴だお」

( ・∀・)「そうか。こんちわです。

      それよりお前、今日もやし買い占め祭りだぜ!」



47 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:32:43 発信元:125.173.16.143
ブーンのVIPPERとしての血が騒いだ。

( ゚ω゚)「なにっ!それはスーパーに凸だお!

     姉ちゃんごめん、先帰ってて!」

ツンは一人残された。

ξ#⊿)ξ「あれすぐに腐るのよ...どーすんのよ」


夕食は、もやし炒めにもやしサラダ、もやしスープであった。
一人一人に相当の割り当てがついた。

( ^ν^)「もやしばっかって飽きるな..なんだよこの量」

ξ#⊿)ξ「しょーがないでしょ」

( ^ω^)「もやしは体にいいんだお。もりもりくうお」

今日もプラスは遅かった。姉には不安があった。
喧嘩早いプラスのことだから、どっかでまた揉め事をおこしているのではないかと。


その不安は見事に的中した。


49 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:34:22 発信元:125.173.16.143
電話がなった。

ξ|||⊿)ξ「はい、ツンですが....え?」

ツンの顔は本日2度目の青ざめを見せた。
外套をつかむと、すぐに玄関に飛び出した。

( ゚ω゚)「どーしたの、ねーちゃん?

      ブーンもいくお!」

ξ|||⊿)ξ「こなくていい!」

ついた先は、酒場であった。
ドアを開けると怒号が聞こえた。

(=゚ω゚)ノ「あなたの弟さん?喧嘩してね、どうにも止められないんだよ...」

見ると、韓国系の男とつかみ合いの喧嘩をしているようだった。


51 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:37:53 発信元:125.173.16.143

<#`A´>「このチョッパリ!くたばれニダ!」
(//+゚) 「うるせーこの捏造野郎!」

どうやら酒場の議論が喧嘩に発展したらしい。
テーブルは倒され、グラスは砕け、他の客は張り詰めた表情で
二人を見ている。

ξ|||⊿)ξ「何やってんのよ!やめなさい!」

姉は強い声で制したが、無駄であった。
それで、近くにあったヲッカの瓶を持って、プラスの後頭部を殴りつけた。

プラスはあっけなく伸びた。

ツンは伸びたプラスをかついで、客をかき分けるように出口に向かった。

韓国系の男は怒り冷めやらぬ様子だった。

<#`A´>「先に、先に手を出したのはそっちニダ!謝罪と賠償(ry」



54 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/03(土) 21:44:46 発信元:125.173.16.143
(=゚ω゚)ノ「弁償してほしいのはこっちだよ....

     まあ商工会議所さんにはお世話になってるし、
     桜祭りの前に警察沙汰ってのもいやだからあんたを呼んだんだが

     頼むよ」

ξ|||⊿)ξ「すいません、本当にすいません」

( ^ν^)ニュッ

ξ゚⊿゚)ξ「なんで、あんたがいんのよ」

( ^ν^)「なんかおもしろそうだと思って
      でももう終わったかーつまんね」


ツンは言葉も無かった。
なんでこんなのばっかりなんだろう。
ツンは我が身の不幸を呪った。

が、この一見どうしようもない3兄弟が、やがてシベリアの危機を救うとは、
流石にツンは思わなかった。

(続く)

 
 

 (※↓4/13更新分)
 
 
961 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:47:07 発信元:123.221.200.52
>>34-54

すんません、忙しくて投下できんかったです。

シベリアほのぼの劇場
( ^ν^)ξ゚⊿゚)ξ( ^ω^)( //+^)
あらすじ...責任感の強いツン、
      天真爛漫なブーン、
      正義感の強いプラス、
      (生)温かく見守るニュックが織りなすほのぼの劇場


965 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:49:38 発信元:123.221.200.52
このところ、ツンは精神的にも肉体的にも疲れていた。
それも当然である。
朝早く起きて彼ら3人分の朝食を作る。
夜は夜で彼らの夕食を作る。
4倍に増した掃除や洗濯。

当然彼らにはツンの負担を減らしてやろう、などという気概はなかった。

さらに警察沙汰やシベリアの各地で引き起こす騒動。
ツンのおかげで追放されることはなかったが、次第に鼻つまみものとなっていった。

今日も遅くまで桜祭りの打ち合わせをしてきた。心身ともに疲労はピークだ。




967 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:51:05 発信元:123.221.200.52
玄関の前にたどり着いた。

ドアの向こうから、明かりと、ぎゃあぎゃあとしたわめき声が漏れてくる。
いい歳して、なにやってんだか。

ξ#⊿)ξ=3「はあああああああああああああ~っ」

深く深く深呼吸して、覚悟を決めて玄関のノブに手をかける。
開けると、玄関近くに3人が突進してきた。

( ゚ω゚)(//+゚)「よこせお!」


( ^ν^)「へへへ、とれるもんならとってみな」

ニュックの手にはピロシキ、どうやらおやつの配分で喧嘩しているらしかった。

( ^ν^)「おい、そんなに欲しいのならやるよ乞食ども」



968 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:52:46 発信元:123.221.200.52
といって二人にピロシキを投げつけた。
が、二人はそれをかわした。背後にいたツンの額にピロシキは命中した。

(;^ω^)「あ、ねえちゃん....」

ツンの額にはピロシキの挽き肉がべっとりとこびりついた。
それを拭いもせず、ツンはわなないていた。

ついに堪忍袋の尾が切れたのだ。
ものすごい声で叫んだ。

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   \  i,//´   *   ,' メ /二:`、     i  | |ロ|ロ| | 。    `、

ξ#⊿)ξ「Чёрт возьми! (チョルト バジミー) 畜生!」

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971 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:54:41 発信元:123.221.200.52
あまりにすごい声なので、近くの犬たちはそれに呼応して遠吠えをあげた。
ツンの怒号は続く。

ξ#⊿)ξ「あんたたち、なんなのよ!少しは手伝おうって気がないの!


      居候の穀潰しのくせに!」

(;^ω^)「お、ねえちゃん、なんだ、おちつけお」

ξ#⊿)ξ「あんたたちのせいで、街を歩くのも恥ずかしくってありゃしない、
      なんで、なんでこんな時期に帰ってくるのよ!

      バカ!バカ!バカ!」

(;//+゚)「おちつけ、話せばわかる。元はと言えばこのクズのコミュ障野郎がいけないんだ

      おわっ」

手当たり次第にツンはそこらのものを投げつけ出した。



972 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:56:18 発信元:123.221.200.52
さてクズのコミュ障野郎...いや愛すべき兄は、この上無いいたわりの言葉を
ツンに投げかけた。

( ^ν^)「なんだ、生理か?」

次の瞬間、写真立てが彼の額に命中した。

Σ( ^ν゚)「いてえ!」

ツンは家を飛び出した。
ドアの向こう、夕闇の中に姉は吸い込まれて行った。

(;^ω^)「ねえちゃん!」
(;//+゚)「おい、どこいくんだよ」

弟二人が追いかける。

( ^ν゚)「あの野郎、いててて....」

兄は、投げつけられた写真立てを見た。
それには自分とツンが映っていた。


973 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 22:57:27 発信元:124.146.174.36
ひでぇwwww


974 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:58:08 発信元:123.221.200.52
姉は二時間の捜索の後に発見された。
バーのカウンターで酔いつぶれて眠っていた。

(;^ω^)「ね、ねえちゃん」

ブーンが見ると、毛布にくるまって、ムニャムニャとつぶやいている。

(=゚ω゚)ノ「何か疲れてるみたいだよ...」

(;^ω^)「すみませんお....」


(=゚ω゚)ノ「しょうがねえか。

     もっと大切にしなきゃダメだぞ、お前ら姉弟同士だろ?

     俺にも姉さんがいたんだ。
     おふくろもおやじも早くに死んだから、唯一の肉親だった。

     でもよ、結婚して最初の子を生んだとき、死んじまったんだ。

     生きてるうちに大切にするもんだ、家族ってのは」

( ´ω`)「......」

返す言葉も無かった。


978 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 23:00:16 発信元:123.221.200.52
扉が開く。

(;//+゚)「おっ、ここだったか」

プラスも姉の寝顔を見た。
寝息に合わせて、ツンの肩が優しく上下に動く。
なんだか姉がとてもか弱く見えた。
絶対無敵の姉。
そんなイメージがあったが、今見る姉は、疲れた一人の女の子だった。

<#`Д´>「お、この前のチョッパリニダ!やるニダか?」

バーカウンターの奥から、この前の韓国系の男が立ち上がった。

(;//+゚)「おめーの相手してられるほど暇じゃねえんだ。

      それにここはシベリアだしよ...巣じゃいくらでも相手してやるけど」

( ´ω`)「帰ろう....」

二人は店を後にした。

(=゚ω゚)ノ「お、おい!お前らのねーちゃんどうすんだよ!

     まったく、しょうがねえなあ」



979 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 23:01:29 発信元:123.221.200.52
外へ出ると、あたりはしんと静まり返っていた。
春とはいえ、夜はまだ寒さ厳しいシベリアである。

よく見ると、闇の中に一人の薄気味悪い男がぬうっと立っていた。

( ν: : ::: :::

二人は一瞬ギョッとしたが、よく見ると兄であった。

しかしいつものメシウマ顔ではなかった。

( ゚ν゚)「........おう、いたのかお前ら」

(;//+゚)「こんなとこで何してんだよ」

( ゚ν゚)「いや、なんだ、風に当たりたくてなってよ」

( ´ω`)「にーちゃんはいるだけで薄気味わるいんだから、驚かせないでお」



981 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 23:02:16 発信元:121.2.98.95
ニュッコワス


982 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 23:03:07 発信元:123.221.200.52
3人は黙って歩いた。
やがて桜並木に出た。
間もなく開催される、桜祭りのポイントである。

妖艶な夜桜の下に、協賛の店舗の提灯や出店が並ぶ。
こんな光景はシベリアでは始めてであった。

( ゚ν゚)「前は殺風景な所だったけどな

     桜もここまで成長したんだな」

ニュックは思い返す。先ほど投げつけられた写真には、幼いころのニュックとツンがここで
植樹しているシーンが映っていた。



985 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 23:08:24 発信元:123.221.200.52
ニュックは親に連れられてこのシベリアにやってきた。
度重なる素行不良のためである。
そして、そこで妹が生まれた。ツンドラ(凍土)にちなんで、ツン、と名づけられた。
やがてニュックと両親は故郷へ帰ることになったが、理由があって
ツンは地元の施設に預けられる事になった。

享楽的性格の彼は決して後ろをふりかえることをしなかった。
が、あの写真を見て、この凍土で妹と過ごした日々が思い出されて来た。

「いい兄貴になってやろう」

そう少しばかりは思っていたんじゃないか。あの頃は。
彼は気持ち悪く感じていたが、追憶にとらわれたまま歩いていた。

桜並木は長い。静まり返ったシベリアの空。

突然、前方でやかましい物音がした。
みると、出店が破壊され、桜の木々にプロパガンダのポスターが貼られている。
不審な男がいた。

(;//+゚)「なんだあいつ、おい」

(続く)




 
 (※↓4/18更新分)
 
264 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/17(土) 23:56:22 発信元:221.185.13.203
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです
すいませんだらだらと。忙しくて投下できませんでした。明日で終わります。

ttp://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-240.html

シベリアほのぼの劇場
( ^ν^)ξ゚⊿゚)ξ( ^ω^)( //+^)

あらすじ:
ニュース一家がシベリアに集結。仲むつまじくじゃれあう3兄弟に、
家庭に、シベリア桜祭りに忙しいツン。だが、シベリアに迫り来る影が....。


266 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:00:58 発信元:221.185.13.203
声に驚いたのか、男は逃げた。


(;//+゚)「このやろう、待ちやがれ!」

( ゚ω゚)「凸だお!ブーーーーン」


やみくもにブーンは追っかけたが、男はもうすでに消えていた。


(; ゚ω゚)「逃げ足の早い奴だお」


後からのろのろと二人が追いかけた。


(;//+゚)「畜生、あいつ、ひでえ事しやがる」

あたりを見回すと、めちゃめちゃにされた屋台、そこらじゅうに貼られたプロパガンダのポスター。
桜並木の風情も何も無かった。


268 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:03:52 発信元:221.185.13.203
( ゚ν゚)「.....」

ニュックの目に、ふと一本の桜の木が目に入った。
その幹に手をやる。

ひんやりとした触感の中に、なぜかしら、生き物の温みのようなものが感じられた。

( ゚ν゚)(もしかしたらこれが俺とツンが植えた桜かも知れない)


確証はなんらないが、そう思った。

その幹にも禍々しいプロパガンダポスターが貼られていた。


ニュックは、ポスターを勢いよく剥がした。
そしてくしゃくしゃに丸めて、地面に叩きつけた。

さらに別の桜にも、同じ事をしだした。別の桜にも、そしてまた別の桜にも。

(  ゚ω゚)「兄ちゃん....」
( //+゚)「兄貴.....」


( ゚ν゚)「プラス、お前警察に通報してこい。

     ブーン、お前はツンを連れて帰ってやれ」

そしてひたすら、黙々と、ポスターを剥がしていった。
意外な一面だった。


270 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/18(日) 00:06:32 発信元:124.146.175.104
ニュック覚醒か


269 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:05:40 発信元:221.185.13.203
********

朝である。
ツンは、その日もやはり仕事であった。

何事も無かったかのように、兄と弟に朝食を作り、いそいそと出て行った。

やがてニュックとブーンが起きた。本当は二人は目が覚めていたが、ツンが出勤するまで
寝たふりをしていた。

ブーンは食卓に着いて、口を開いた。


( ´ω`)「姉ちゃん、桜並木が荒された事知ったら、何て言うかな....」

( ゚ν゚)「さあて.....な」

ニュックは皿を持ってソファに移動した。
そしてリモコンでTVを付けた。


272 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:10:14 発信元:221.185.13.203
おりしもニュースでは、「桜並木が何者かによって荒らされる」との報道を放送していた。

暗闇で見るよりも悲惨な光景が映し出されていた。
あきらめきったような地元の人の表情....。

( ゚ν゚)(メシマズだな)

ニュックはTVの電源を切り、リモコンを投げ出した。


彼にとってTVは、自分とは関係ないところで起こる事柄を映し出す箱だった。
どんな深刻なニュースでも、所詮は他者の苦しみであり、戯画化されるだけの存在だった。

それは自分を置き去りにした世界に対する、無力だが、たった一つの抵抗でもあった。

だが、妹と自分が植えた桜の木、あれだけはこの世界でたった一つ自分に属しているような気がした。
長い間忘れていたことだったが、それは彼に今までにない感情を抱かせた。

  
よくわからないが、彼の食欲をそぐ効果を伴った。  
手をあまり付けないまま、朝食の皿をテーブルに戻した。
 

( ゚ν゚)「そういえば、何か忘れてるような気がするな」

( ´ω`)?

( ゚ν゚)「まあ、どうせ大したことじゃないだろ」



275 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:13:12 発信元:221.185.13.203
そのころ兄たちにすっかり忘れ去られた弟は、警察署の取調室にいた。


(#//+゚)「だーかーら!俺はコピペ犯じゃねえっつの!

     そんなんブサヨ売国奴かどっかの国の工作員の仕業に決まってんだろ!」


(゜3゜)「でも、あんた前にもシベリアでしょっちゅう小競り合いしてたらしいじゃないか

    だいたいここ来るときも一回留置場はいってるんだろ?
    火のないとこに煙は立たないんだよ」


警察署の取調室で、延々と刑事と押し問答をしていた。
通報したついでに取調べにあったのである。

彼は必死に弁解したが、電波なことを連発するので怪しさ満点であった。





278 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:16:14 発信元:221.185.13.203
そこへ少年科の刑事がやってきた。
先にブーンが騒動を起こしたときに(未成年と間違えて)補導した刑事である。


( ´W`;) 「お、おい、何やってる?」

(゜3゜)「は、桜並木を荒らした件で、怪しい男を取り調べてまして...

    通報者と抜かしてますが、どうも自作自演の匂いあり、と...」

( ´W`;)「その人は商工会議所の職員の弟さんだ!」



(#//+゚)「だから言ってんだろって!」


284 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/18(日) 00:20:56 発信元:210.136.161.69
プラスwww


282 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:18:30 発信元:221.185.13.203
その日の夜である。

(#//+゚)「ったく、気づいたら迎えに来てくれてもいいだろうが」

( ^ω^)「完全に忘れてたお」

( ^ν^)「おもしれえなあ。そのまま留置場入ってればよかったのに」

弟の身に降りかかった災難を聞いて、ニュックはその日初めていつもの笑顔を見せた。
やはり彼には笑顔が似合う。

しかしその笑顔もすぐ消えた。

( //+゚)「しかしまーなんか、シベリアンてのは達観してんのかね。

     あの程度の事はしょっちゅうあるから、しょうがないとか
     警察ですらそうなんだぜ」

( ´ω`)「でもやっぱりこんな時期にされると、気分悪いお」

( ゚ν゚)「そういや昔はブリザードなんてもんがしょっちゅうだったな」



285 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:21:50 発信元:221.185.13.203
まだ話し合っている最中に、玄関の音がした。
いつになく静かに開いた。
そしてツンが亡霊のごとくふらふらとリビングを入ってきた。


ξ|||⊿)ξ「あ、ただいま.....」


予想通りというべきか、疲れきった、ぐったりとした表情を見せていた。
このところ、怒ったような表情か疲れた表情しかしないツン。
そこへ来て、今日のこのニュースである。

肌の荒れと化粧崩れが目立っていた。


ξ|||⊿)ξ「あ、あんたたち、悪いけど今日は適当に食べてて.....」

(;^ω^)「ね、ねえちゃん、だいじょうぶかお!?」

ξ|||⊿)ξ「大丈夫.......




じゃ無いかも知んない....」

ツンは洗面所に行き、クレンジングをざぶざぶと洗い落とした。
そして、早々に寝室に閉じこもってしまった。


287 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:26:25 発信元:221.185.13.203
( ´ω`)「しかたないから冷凍ピロシキでもくうお」

(#//+゚)「おう、そういえば、兄貴はこの前たくさん食べたから、
     今回は分け前少なくすっぞ」


( ゚ν゚)「俺はいらね。二人で食え。

     どうせ、何食ったってメシマズだからな...........」



( ゚ω゚) (#//+゚)「えっ」



あの食べ物に意地汚い兄が、と二人は驚いた。
あの、ごうつくばりの、意地汚い兄が。

おまけに性根まで汚い兄は、普段自分が腹いっぱいでも決して他人に譲ろうとは
しないのであった。こんなことを言うとは、意外であった。

弟二人は解凍したピロシキを食べ始めた。コツコツという時計針の音の中で、静かな
晩餐は進行していった。


289 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:31:26 発信元:221.185.13.203
突然兄はうなるような、気を吐くような言葉を口にしだした。


( ゚ν゚)「畜生、このままにしておけるかよ。

     畜生、どこのカスかしんねーけどよ。

     このままにしておけるかよ...カスが」

彼はカスという言葉を連発しながら、リズムの中で自分の気持ちを整理していった。
そして、次のような結論を自分自身から引き出した。


( ゚ν゚)「あの桜の木は、俺のものなんだ

     どこの誰にも、好きなようにさせない」


( ゚ω゚) 「兄ちゃん....」

初めて聞く兄の本音に、ブーンは驚いた。
ブーンに向き直ってニュックは言う。


291 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:35:05 発信元:221.185.13.203
( ゚ν゚)「いいか。
     俺たちの手で犯人を捕まえて、シベリアから永久追放するんだ。

     最高のメシウマだろ、な、やるんだ。やろうぜ」

兄は本気だった。
その語気には人を奮い立たせる何かがあった。


プラスも思わず反応した。

( //+゚)「でもどうやって.....

     警察だって動かないんだぜ」




295 :( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/18(日) 00:38:49 発信元:221.185.13.203


( ゚ν゚)「大丈夫だ。
     俺のこのユニバーサルメルカトル戦法に従えば、大丈夫だ」



普段は兄の自信満々な態度をあざ笑う二人だったが、今回は兄の言葉を信じてみよう、
という気になった。

ニュックは二人に指示を出す。


( ゚ν゚)「プラス、お前のその陰険さ、執拗さを生かして、あいつの素性を洗って来い」

( ゚ω゚)「俺は何をするお?」

( ゚ν゚)「お前の長所は勢いと仲間の人数だけだ。だから、いいか...」


こうして兄の常勝方程式が組み立てられていった。
そしてその解は時空を超越した、サイバーなものだった。

(続く)


296 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/18(日) 00:41:24 発信元:124.146.175.72
乙!
ユニバーサルメルカトルとは懐かしいw


 

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