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246 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/26(金) 19:29:28 発信元:43.244.133.131
面前に広がる小川はせらせらと流れ、かつ濁っている。
遠くない水底から時折顔を出す鮒たちもどこか生気薄だ。

( ^ω^)

僕は俯いたまま、静かに川の中へと手を入れた。
ヒンヤリとした冷たさが妙に心地いい。

満足した僕が手を引き上げた時、バサバサと大げさな羽音が耳に届いた。
音のした方を向くと、そこには白鳥がいた。
凛と澄んだ白色を目一杯に広げるその様は、神々しいとすら思われた。


そして、彼女と重なった。


僕は嘆息し、そしてもう一度目の前の水面に触れる。
今度は何故かその温度を生温いと感じる。
そこまでして手を引き上げ、ようやく思いだすことができた。

( ^ω^)白鳥が小川で死んだこと、のようです
 
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総合短編(シリアス・鬱・ホラー) | コメント(0) | トラックバック(0)
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