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 ※この作品は、図書館で行われた【 長編序章祭(仮) 】 にて投下された作品です。
 ※タイトルがなかったので、勝手につけさせて戴きました。
 
401 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 03:08:45 発信元:124.97.175.124
( ^ω^)「そぉい」

「おぁっ!?」

「なんだ、コイツ…マジパねぇぞ…」

とある路地裏の一角。
ギャル男風の青年二人組が、学生服を着た少年によって地に伏されていた。

( ^ω^)「さぁ、さっきウチの学校の子から取ったお金を返すお」

「返せばいいんだろ、返せば!」

「くそっ!覚えてやがれ!!」

( ^ω^)「カツアゲなんて言う馬鹿なことやめて、真面目に生きろお~」

ありきたりな捨て台詞を吐きながら逃げていく青年二人組。
それに対し、ニコニコ顔の少年は手を振り彼らを見送った。


404 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 03:09:26 発信元:124.97.175.124
( ^ω^)「もう出てきても大丈夫だお」

「すみません、有難うございました」

ニコニコ顔の少年に呼ばれて、電柱の陰からニコニコ顔の少年と同じ制服を着た少年二人に
抱えられた気の弱そうな少年が顔を出す。
パタパタとニコニコ顔の少年に駆け寄り、彼が取り返したお金を受け取る。

( ^ω^)「おっおっ。気にすることないお」

('A`)「そうそ。気にすることねーよ」

(´・ω・`)「彼の人助けは趣味だから」

カツアゲされた少年を退避させ、彼を抱え込んでいた少年二人も会話に入る。
彼ら三人にとって今回のような事は日常茶飯事なので、恐縮している少年に気にしないように諭す。


406 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 03:10:29 発信元:124.97.175.124
「流石、VIP北高の『Smiling hero』さんですね」

( ^ω^)「そういうことだお。さ、早く家に帰りなさいお」

そう言われると少年は、もう一度感謝の念をニコニコ顔の少年に伝えながら頭を下げ、帰路に就いた。



( ^ω^)「ふぅ」

('A`)「おつかれさん、ブーン」

( ^ω^)「てか、お前らも半分くらい手伝えお。ドクオ、ショボン!」

(´・ω・`)「だって君に任せた方が確実じゃないか」

('A`)「下手に俺達が手を出すより安心できるだろ。VIP北高の『Smiling hero』さん」


407 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 03:11:16 発信元:124.97.175.124
( ^ω^)「ヒーローねぇ……」

('A`)「市内の高校じゃ有名みたいだぜ?ニコニコ顔の正義の味方」

(´・ω・`)「こんだけヒーローっぽいことやってるんだから取ればいいのに、『ヒーロー免許』」

( ^ω^)「ヒーロー免許かお。あんまり興味が湧かないお」

ヒーロー免許。
その名の通り、ヒーローの免許のことである。

かつて治安を維持していた警察。しかし、あまりの腐敗ぶりに政府が痺れを切らし、警察組織は解体された。
その後、取って代わるようにして出来たのが『ヒーロー制度』であった。

ヒーローは世界ヒーロー協会(WHC)に所属せねばならないが、警察のように上からの出動命令を待たずとも
自己判断で悪事を働く人間を取り締まることが出来るようになっている。

この制度の発足により犯罪者は現行犯で捕捉されることが増え、また犯罪件数自体も劇的に減少していた。


411 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 03:11:57 発信元:124.97.175.124
('A`)「ふーん。まぁブーンが興味無いんだったらいいんだけどさ」

(´・ω・`)「才能はあると思うんだけどなぁ」

( ^ω^)「いいんだお。ヒーローにならなくても助けられる人はいっぱいいるお」

('A`)「まぁな。その結果が『Smiling hero』の通り名だもんな」

( ^ω^)「だお。お、んじゃ僕はこっちの道だからバイバイお~」

('A`)「おぅ、じゃーなー」

(´・ω・`)「またね、ブーン!」


412 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 03:12:11 発信元:119.230.64.81
RATMANみたいな設定だなぁ
 
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835 :ここは从 ゚∀从の死に場所では無かったようです。:2010/05/28(金) 02:17:45 発信元:220.109.16.30

スコープの中の、12倍に拡大された視界。
丸く切り取られたその中を、政府軍のハンヴィーが移動している。
独自の砂漠用迷彩を施しただけの、米軍払い下げの初期モデルだ。

機関銃座に着いたガンナーはいかにも暇を持て余し、
ドライバーも腑抜けた表情でステアリングを握っている。
その速度は、酷く緩慢だ。

('A`)「どうやら連中、勝った気でいやがるようです」

観測手のドクオが、スポッター用の双眼鏡を覗きながら言う。
なるほど、よろしい。
では、私が連中に教育してやろう。

从 ゚∀从 「はっ。いいぜ。首根っこつかんで、戦争ってモンを性根に叩き込んでやる」



838 :ここは从 ゚∀从の死に場所では無かったようです。:2010/05/28(金) 02:18:32 発信元:220.109.16.30

距離、1152m.
気温、26.7℃.
風向、東北東。
風速、0.3m/s.
湿度、24%.
天候、曇り。

ルーマニア経由のルートで入手した狙撃支援システム。
それが気象データーを元にはじき出したデータに合わせ、レティクルを修正。

──ここまでは機械で出来るが、ここからは職人仕事だ。

自身の経験と勘を元に、さらに微調整。

1152m。難しい距離ではある。
だが有効射程1300m、最大射程は実に2000mを誇るこの銃では不可能な距離では無い。



839 :ここは从 ゚∀从の死に場所では無かったようです。:2010/05/28(金) 02:20:39 発信元:220.109.16.30

从 -∀从 「スゥ……」

从 ゚∀从 「フッ……」

息を吸いこんで止め、可能な限り体の動きを抑える。
ハンヴィーの動きを先読みして、レティクルのセンターを運転手から僅かにずらす。
右手の人差し指は、既にトリガーにかけっぱなし。

3、2、1──今。

銃声と共に、マズブレーキで軽減されてなお強烈な反動が右肩を襲う。
銃口を飛び出した12.7mm×107は目標を違わず運転手に直撃、貫通。
その後何処にどんな当たり方をしたのか、ハンヴィーのラゲッジスペースで派手な爆発が起こる。

弾薬の類か、それとも旧式な爆薬でも積んでいたのか。
機関銃手の体の破片が、車体の破片と共に宙を舞っている。



841 :ここは从 ゚∀从の死に場所では無かったようです。:2010/05/28(金) 02:21:36 発信元:220.109.16.30

从 ゚∀从 「大当たり、だ」

ソレを確認して、陣取っていたビルの屋上から撤収を始める。
その片手間に周囲を眺めれば、ここから見える景色はいつも変わらない。

遠くに見えるのは、荒涼とした砂漠。
眼下に見えるのは、瓦礫と残骸だらけの荒れ果てた市街。


内戦中の小国。


首都に近いとは言っても、国民の大半が貧民層に属する国の街なんて、こんなものだ。

('A`)「撤収準備、OKです」

从 ゚∀从 「よしきた」

ゲパードM1 アンチ・マテリアル・ライフル。
ハンガリー製のすこぶる強力な対物狙撃銃を担ぎ、ビルの昇降口のドアをくぐる。
その時、ふと、空を見上げてみた。

今日は、珍しく湿度も高かった。
もしかすると、一雨来るかもしれない。
そんな事を思った。



842 :ここは从 ゚∀从の死に場所では無かったようです。:2010/05/28(金) 02:22:55 発信元:220.109.16.30


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ここは从 ゚∀从の死に場所では無かったようです──。



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334 :1/19( ^ω^)ヴァンパイアのようです:2010/05/18(火) 17:46:02 発信元:119.230.64.81

―――――それは、絶対的な力。

―――――それは、闇の支配者。

―――――我らはそれを畏れ、同時に憧れを抱く。

―――――彼らの名を呼べ。震えよ。そして跪き、許しを請え。

―――――そう、彼らの名は……。




( ^ω^)ヴァンパイアのようです



明るい日差しが差す。チュンチュンという鳥の囀りが聞こえる。
朝だ。

青年と呼ぶにはまだあどけなさが残るが少年と呼ぶには相応しくない顔立ちをした男の子が一人。
寝ぼけ眼でベットから起き上がり、洗面所へ向かう。
ぼんやりとした頭で歯ブラシを咥えた。
ふと、時計を見ると8時20分。


( ^ω^) 「…………。」

(;^ω^) 「遅刻だおー……。」


336 :2/19( ^ω^)ヴァンパイアのようです:2010/05/18(火) 17:49:45 発信元:119.230.64.81

急いで歯を磨き、顔を洗い、昨日の夕食の残りを口に突っ込んだ。
学生服を着込み、指定鞄を抱えて家を飛び出す。


(;^ω^) 「ヤッバいお、これはマジでヤバい」


彼の名は内藤ホライゾン。
周りからはブーンと呼ばれている。
彼の通う学校は家から徒歩20分と微妙な距離にあった。


(;^ω^) 「一限目はホームルームだったお、クラス委員にされちゃたまらんお」


始業時刻は8時30分。
ブーンは一心不乱に学校へ走っていた。
その所為で向こうの角から来る人影にも気付くことが出来なかった。
衝突。

転んだブーンが眼を開くと、そのすぐ目の前には美しい女性の顔があった。


川 ゚ -゚) 「おっとすまない、怪我はないか?」

(;^ω^) 「は、はい。そちらこそ大丈夫ですかお?」

川 ゚ -゚) 「ああ、ありがとう。私はちょっとやそっとじゃ怪我はせんのだよ」


337 :3/19( ^ω^)ヴァンパイアのようです:2010/05/18(火) 17:51:05 発信元:119.230.64.81

本当に美しい。陶器よりも白い肌。流れるような黒髪。そして銀色の、深い瞳。
ただひとつ、ブーンが疑問をもったのは彼女が全身黒ずくめのドレス姿であったということだった。
その白い肌を覆い隠すような露出の極めて少ないドレス。レースの部分までもが漆黒。
転んだ体勢でもその手から離れず、太陽の光を飲み込んでいるかのようなフリルのついた傘。
少しキツめの口調がその美しさと違和感を際立たせていた。

川 ゚ -゚) 「どうした?大丈夫か?」

(;^ω^) 「おっ……取りあえず退いてくれませんかお……?」

仰向けになったブーンの上に馬乗りになった体勢。

川 ゚ -゚) 「ああ、すまない忘れていたよ」

すっくと立ち上がり謝罪をするその女性。
ブーンも立ち上がって背中を払いつつ改めて不注意を詫びる。

川 ゚ -゚) 「じゃ、また」

(;^ω^) 「おー……」

最後に軽く一言挨拶すると女性はさっさと、かつ優雅に行ってしまった。
ポカンとその方向を見つめるブーン。

( ^ω^) 「凄い美人さんだったおー……」

(*^ω^) 「なんか得した気がするお!……あれ?」

(;^ω^) 「ち、遅刻だおー!」
 
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348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/10(月) 06:41:34.07 ID:AIoV7QLH0
正直、無茶振りなお題を素敵に消化する人が見たい


349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/10(月) 06:46:40.48 ID:ex2Toucx0
>>348
簡単に言うなっての、練習だっつってんのに

じゃあお前
死にかけのシマリス
命知らずの雑魚レーサー
消毒液飲み過ぎて死んだ親父

で素敵に消化しろよ


368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/10(月) 14:23:35.38 ID:lNZyOLS70
>>349
短編題の無茶振りはよせと言い始めた俺だが、
その題使って書けちまったよ

けど、三十レスに近いから投下は避ける
題ジャックも避けた方が良いだろうしな



373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/10(月) 14:50:17.31 ID:+vgR4JHv0
(-@∀@)「フヒヒヒヒお題をくだされ」
で再生されてフイタ

>>368
川 ゚ -゚)「題ジャック避けたいのは分かるけど、現状では他に投下されている作品も無いし、投下してみて欲しい」

('A`)「作品があるかないかでも、総合の雰囲気は変わるぜ」








376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/10(月) 15:07:48.19 ID:lNZyOLS70

酒浸りだった父が肝硬変で亡くなった。

焼酎は消毒薬。

それが口癖の父だったから仕方が無い。

まだ私が幼い頃に妻を亡くした父は、

拠り所となるものが必要だったのだろう。

それが私でなかったのは、親子として悲しかった。

頼りない父の面倒を見ることに人生の多くを費やしてきたのに。


そして、父を亡くすと同時に、私は人生の目標を失ってしまった。



377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/10(月) 15:08:56.07 ID:lNZyOLS70

父を亡くして数年後、二十歳の初夏。

私はパートタイマーとして生計を立てていた。

父が営んでいた商店は私が継ぐには荷が重かった。

尤も、最後は店として成り立ってすらなかったのだが。


独りでの生活は、それほど厳しくも無かった。

しかし、私には楽しみと呼べるものが皆無だったので、

勤めては貯金し、退職しては食い潰し、また次の勤め先を探す。

その繰り返しだった。




379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/10(月) 15:10:37.55 ID:lNZyOLS70

父の遺品も、値が付きそうなものは売り払ってしまった。

残しておくのが辛かったという理由もある。


そして、この度、遺品の中でも一際大きいものを売りに出すことにした。

真っ赤なバイクだ、それも大型の。

昔の父は、よく母を後ろに乗せて走っていたらしい。

母がまだ、妻でなく、彼女だった頃からだそうだ。


私も乗せてもらったことが幾度かあった。

その時は、余りの速度に怖がり、父にしがみ付くので精一杯だった。

父の背中といえば、その時のことを思い出す。

幼い私は、その時の父を頼りがいがあると感じていた。


私は父に立ち直って欲しかったのだろう。

適わない願いだったけれど。

 
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763 :(`・ω・´)シベリアに夏が来たようです:2010/04/24(土) 19:44:18 発信元:202.229.132.2

シベリアの空を守るため、今日も今日とて空を飛ぶ。
シベリアで唯一、航空戦力を保有する基地でアラート待機、指令があれば後席のパイロットと要撃戦闘機に乗って、2番機とエレメントを組んで空へと駆け上がる。
高空から見るシベリアは息をのむ美しさがあるのだが、反面とてつもなく厳しい環境で、地上では今日もブリザードが吹き荒れ気温はマイナスもいいとこだ。


764 :(`・ω・´)シベリアに夏が来たようです:2010/04/24(土) 19:48:07 発信元:202.229.132.2

歳なのか最近はこの空もどこか寂しく、任務中にもかかわらず、心の片隅で退屈さを感じてしまう。
そんななかで、最近小規模な奇跡が起きていた。定期的にADIZに侵入してくる多用途戦闘機のパイロットが、実は俺の幼なじみで、しかもある時向こうから俺に話しかけてきたのだ。
以降、ADIZ侵入機が彼らの場合に限り、俺は退屈さを忘れることができるのだ。


766 :(`・ω・´)シベリアに夏が来たようです:2010/04/24(土) 19:55:52 発信元:202.229.132.2

侵入してきた国籍不明機に注意深く接近し、国際緊急周波数を使って呼びかける。
(`・ω・´)「警告、あなた方は我が国の防空識別圏に侵入している。速やかに退去せよ。こちらはシベリア空軍…」
警告に従い反転する2機から、無線が入る。
《よう、元気そうだなシャキン》
互いを目視できない距離、シベリアのローカルルールに基づき、僅かな時間のみ黙認されている会話。
(`・ω・´)「そっちこそな。相方も元気かい?」
 
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426 :川 ゚ -゚)たった一億のようです:2010/02/14(日) 23:31:21 発信元:210.153.84.179
川 ゚ -゚)「ふぅ」

高層マンションの一室。

明かりの点いていない自室に入り、彼女、素直クールはまず溜息を吐いた。

普段と変わらない、何より落ち着く自分だけの空間。
深い夜の静寂が支配する、闇に沈んだ空間。

他の以外の誰もいないはずのそこに、クールは『語りかけた』


川 ゚ -゚)「……いい夜だ。君もそう思わないか?」

「!」

闇が震えた。

川 ゚ -゚)「出てこい、ドクオ。そこに居るんだろ?」

気配が形を作る。

闇の中に、かつてのクールの同僚が姿を浮かべた。

小柄かつ痩せぎすで今にも病に倒れそうな彼と、髪の長い細身の美しい彼女。

何も知らない人は、対峙する2人が共に殺人術の達人だとは想像だに出来ないだろう。


川 ゚ -゚)たった一億のようです
 
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161 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/13(土) 19:32:20 発信元:122.102.231.42


( ´_ゝ`)「もう少しだ」

(´<_` )「ああ、もう少しだな」


顔のよく似た2人が橋の上を走る。
2人とも手に剣を持っており、ただの一般人ではないとすぐにわかる。


( ´_ゝ`)「オレ達は解放される――」





163 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/13(土) 19:35:36 発信元:122.102.231.42


( ゚∀゚)「って、んなわけねーだろ?」


2人の前に立ちはだかったのは、戦いのためだけにつけられた筋肉を持つ男。
身の丈ほどもある大きな剣を担ぎ、2人を見ている。


( ´_ゝ`)「しまった!」


慌てて戻ろうとするが、後ろには甲冑に身を包んだ者達が行く手を塞いでいる。


(´<_` )「兄者……」

( ´_ゝ`)「大丈夫だ。大丈夫……」


兄者の言葉は自分に言い聞かせるようだった。
瞳は不安げに揺れながらも、自分達の前に立ちはだかる男を見据えている。


( ´_ゝ`)「そこをどけ……ジョルジュ!」

剣を構え、ジョルジュを威嚇する。



164 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/13(土) 19:38:38 発信元:122.102.231.42

( ゚∀゚)「はい。どーぞ。
     って、言うわけねーだろ?」

( ´_ゝ`)「もっともだな」


切先を兄者に向け、ジョルジュも戦いの意思を示す。


( ´_ゝ`)「だが、我ら兄弟が」

(´<_` )「貴様を倒す!」


兄者と弟者は横に並び、ジョルジュに向きあう。


( ゚∀゚)「お前ら、手ぇ出すなよ」


ジョルジュが2人の後ろに控えている兵士達へ声をかけた。
その顔には強者が弱者を見下すときの笑みを浮かべている。


( ゚∀゚)「いっちょ、教育してやるか」



 
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落下戦闘のようです

2010/02/08 Mon 08:41

 
433 :落下戦闘のようです:2010/02/07(日) 23:29:21 発信元:59.135.38.146
(;゚д゚ )「なるほどな…
      それがお前たちの意志の強さ。か……」

ついぞ、自分には手に入れる事の叶わなかった物だ。
ミルナは傷口を右手で押さえる。
この焼けついたような心地よさ。どうやら俺にも死期が近付いているらしい。
満足だ。本当に自らと同じ道を辿ってきた後輩たち。
彼らに葬られると言うのならば本望だろう。

だが……

俺にもまた、意地がある。故に……
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
( ゚д゚ )「ふふふ…礼を、言うぞ…お前たち。特にギコ。よ……」

(,,メ゚Д゚)「気持ちわりぃンだよ。今更、命乞いか?」

( ゚д゚ )「ククク。違うな。これで、心置きなく、」


434 :落下戦闘のようです:2010/02/07(日) 23:30:47 発信元:59.135.38.142
「俺の体と命を捧げることができる」


435 :落下戦闘のようです:2010/02/07(日) 23:32:02 発信元:59.135.38.146
ξ;゚⊿゚)ξ「ミルナ貴方…!?」

ミルナの宣言。つまり今までの誘拐から始まった戦い自体が
無意味だと言っているのだ。
ミルナ自身を生贄として召喚。この惑星「ニュー速」において
最強を自他共に認めていた最強の騎士。それを生贄にしての召喚だ。
何が出てくるかなど予想さえつかない。

(;'A`)「こ、こいつは…」

(;^ω^)「それだけは、召喚だけはさせないお!!」

ざわめく後輩たちを目に不敵な笑みを浮かべるミルナ。
その訳に最初に気づいたのはクーだ。

川;゚ -゚)「…すでに召喚の詠唱が済んでいる!?
     貴様!!いつの間にこんな芸当を!?」

( ゚д゚ )「お前たちとの戦いの最中に…な?」

あれだけの激しい戦いの中にあってもなお余裕を見出すミルナ。
間違いない。この先にも後にも、彼を超えるものは現れないだろう。


436 :落下戦闘のようです:2010/02/07(日) 23:33:30 発信元:59.135.38.141
それだけの力を持ちながら、いや、それだけの力を得てしまったが故に、
彼は必勝の肩書きを与えられた。常人には耐えがたいその肩書故に、
狂気に身をゆだねた。故に、彼女は存在を奪われなければならなかった。

しぃ。

(,, Д )「させるかよ。…テメェにこの世界を壊させる訳には
     しぃの帰ってくる場所を壊させる訳には……」

(,#゚Д゚)「いかねェンだよ!!」
 
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ダイバーズ!のようです

2010/01/29 Fri 02:51

 
289 :ダイバーズ!のようです:2010/01/28(木) 14:37:41.27 ID:KBj4idQvO
人は誰しも、心に闇を抱えている。

悩み、恨み、悲しみ、妬み……。まぁ、内容は人それぞれであろう。

そしてその闇には大抵、何かしらの悪の芽が咲いているのだ。

それを人知れず摘み取るのが

――我々、『ダイバーズ』の仕事だ。

( ФωФ)ダイバーズ!のようです
 
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25 :母者とカーチャンが戦うようです:2010/01/09(土) 21:22:01.44 ID:7Y14XzJF0
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)母者とカーチャンが戦うようですJ( 'ー`)し




-流石家 子供部屋-

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「おい、お前ら、朝だ!起きろー!」

( ´_ゝ`)「ん、んーー、
      うるせえ!!!!クソババア!!!!」

(´<_` )「むにゃむにゃ朝か…」

∬´_ゝ`) 「朝からうるさいわね。もっと静かに起きなさいよ」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「妹者も起きなさい」

l从・∀・ノ!リ人「まだ寝てたいのじゃ~」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「まったく。あんた達はもう小学生なんだから自分で起きなさい」

l从・∀・ノ!リ人「わぁ!見るのじゃ!雪が積もってるのじゃ!」


26 :母者とカーチャンが戦うようです:2010/01/09(土) 21:24:00.88 ID:7Y14XzJF0
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「そうなのよ。雪が降ったのよ」

(´<_` )「わぁすごいな。これじゃ学校行けないよ」

( ´_ゝ`)「そうだな。今日は学校休みだね」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「何言ってるの。
     そんな連絡来てないしこれ位なら大丈夫です。
     さあ、ご飯できてるから早くダイニングに来なさいよ」

∬´_ゝ`)( ´_ゝ`)(´<_` )l从・∀・ノ!リ人「は~い」

-ダイニング-

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「あの子達ったらまったく」

 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「もぐ、母者おかわり」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「なんで盛んなきゃいけないのよ。
     自分で盛りなさいよ」


28 :母者とカーチャンが戦うようです:2010/01/09(土) 21:26:02.43 ID:7Y14XzJF0
 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「母者、自分の頭はそんなに盛ってるのに
     僕のお代わりは盛ってくれないのかい。
     母者とかけまして雪と解きます。
     その心は? 冷たいです」
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「なにくだらないこと言ってるのよ。早く会社に行きなさい」

テレビでは天気予報をやっていた。

( ・∀・)「青森でも初雪が観測されましたね。
     みなさん、外出される際はコートなどを着用して
     路面の状況などにもお気をつけください。
     凍結した道路は本当に滑りますからね。
     それでは県内のお天気です」
 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「うわー。今日から雪ものすごく降るみたいじゃないか」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「そうよ。今年はものすごいらしいわよ」

-ドクオの家-

('A`)「おはよう」

J( 'ー`)し「おはよう。今日は雪が降ったわよ」

('A`)「そうみたいだね」


29 :母者とカーチャンが戦うようです:2010/01/09(土) 21:28:05.71 ID:7Y14XzJF0
数日後、雪は積もりまくり、積もった雪の高さは5mを超えていた。
異例の降雪に、この冬、青森県では雪バトルが開催されることになった。
母者は町内予選を突破し、決勝トーナメントに進出した。

AOMORI雪バトル スノーデストロイ2010

トーナメント表


      母者 ───┐
             ├───┐
     脇役子 ───┘     |
                   |
                   ├───┐
                   |      │
      雪苺 ───┐      |      |
             ├───┘     |
  リル子さん ───┘          |
                           |
                           ├── 優勝
                           |
  ギコアイス ───┐             |
             ├───┐     |
  素直ヒート ───┘     |      |
                   |      |
                   ├───┘
                   |
     脇役美 ───┐     |
             ├───┘
    カーチャン ───┘
 
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779 :( ^ω^)「God was died.So……」のようですξ゚⊿゚)ξ:2009/11/30(月) 00:28:45.77 ID:Z2byoYQGO
川 - _-)「『神は死んだ』……か。ニーチェもいい言葉を残したものだ。」

ビルの屋上から、町を眺める。夜闇に輝くネオンが、まるで星空のようで美しい。

川 ゚ -゚)「……あとは、『鍵』を『差し込む』だけ、か。」

ふぅ、と白い息を吐き、コートの裾をはためかせながら立ち上がる。

川 ゚ー゚)「その前に……邪魔者を減らしておくのも、悪くない。」

傍らのバイクに跨がり、背の巨大な剣を肩に担ぐ。
その両方ともがその身に炎を宿し、スリットからは青い光が漏れていた。

川 ー )「私は容赦がないぞ?――『守組』の諸君!」

月夜に漆黒は轟き、彼女はビルの頂から、ネオンの狩り場へと躍り出ていった――



 
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248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/23(月) 23:37:47.25 ID:ze2JDF7IO
はじめに。

この作品は黒歴史級の厨二作品です。

激しい厨二描写やキリスト教に喧嘩を売ってるとしか思えない
内容なので厨二アレルギーの方、
敬虔なクリスチャンの方は閲覧をしないことをお勧めします。




249 :从 ゚∀从ヴァンパイアガールのようです:2009/11/23(月) 23:39:05.76 ID:ze2JDF7IO
(,,゚Д゚)「はい。はい。嘘だと思ってくれて構いません。
     でも、本当なんです。あの日、天使に襲われた俺を助けたのは……」


「 吸 血 鬼 の 少 女 で し た 」

(,,゚Д゚)「まずは、俺と彼女の出会いから始めましょう」


从 ゚∀从ヴァンパイアガールのようです
  ~天使は塵に帰しましょう~



 
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935 :ノパ⊿゚)中華は火力が命!!な様です:2009/11/10(火) 21:02:47.83 ID:lsvTkHICO
ニュー速地区VIPタウン。

ここにはある奇怪な喫茶店がある……

ティーラウンジ素直。

ティーラウンジと名乗りつつお茶の類はメニューない。お冷やの代わりにバーボンを見舞う。
何故かパフェが充実している。店内に焼き肉用の鉄板がある。ライス系のメニューが異常な量。
店内BGMはクラシックではなく、アニソン(MD録音らしくリピートしている)
ウェイトレスがメイド服。ならまだ分かるがウェイター(男)がメイド服。
照明が地味にピンクい。etc.etc.

とにかく奇怪な喫茶店なのだ。

これは……そんな喫茶店を舞台とした物語である!!!∑m9('、`*川


ノパ⊿゚)中華は火力が命!!な様です

 
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