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183 :( ・∀・)金で働く者達のようです :2011/05/05(木) 19:11:44.55 発信元:126.58.63.87
( *・∀・)「ふふふ……凄ぇ…凄ぇよぉ…。」

渡辺が持ってきた札束
それをニヤニヤしながら見つめる
外で見られたら不審者扱いされそうではある

('A`) 「なんだよ気色悪い、その顔やめろよ。」

( ・∀・)「年中そんな顔してるお前に言われたくねぇよ。」

('A`#) 「くそぉっ!! イケメンがなんだよ!! なんで神は顔に優劣をつけるんだよぉぉおおぉッ!!」


185 :( ・∀・)金で働く者達のようです :2011/05/05(木) 19:20:04.28 発信元:126.58.63.87
( ・∀・)「神に嫌われたんじゃねぇの?」

('A`) 「なんで神に嫌われなきゃ……畜生ぉ…。」

( ^ω^)「満場一致でドクオは神に嫌われたという事で」

('A`#) 「うっせーお前もお前だろ! このピザがっ!!」

(#^ω^)「黙れカスうんこうんこ!!!」


( ・∀・)(レベル低いな…。)


186 :( ・∀・)金で働く者達のようです :2011/05/05(木) 19:28:12.79 発信元:126.58.63.87
ガチャ…

(#^ω^)「そもそも僕の身長と体重は※ある程度自由に変えられる なんだお!!」

('A`#) 「なんでそんなダ○シムみたいな設定なんだよ!!
    それでも体 重:普段は87㎏ だろうがぁあ!!」

(#^ω^)「なんだお!! このロリコン野郎!!
       一生虹画像でセンズリこいてろお!!」

(*゚ー゚) そ

( ;・∀・)「もうちょっと早めに気付けよ…。」

( ^ω^)「悪いのは全部このお兄ちゃんだお。」

('A`) 「ごめんね~騒いでごめんね~。」



187 :( ・∀・)金で働く者達のようです :2011/05/05(木) 19:33:50.41 発信元:126.58.63.87
( ;ー∀・)(…どうせ心の中では…)

('A`*) ≪幼女!! 幼女!!≫

( ;ー∀・)(って感じなんだろうな…。)

('A`*) 「で、君のお願いは何かな~?」

(*゚ー゚)「おにいちゃんを…たすけてほしいの…。」

Σ('A`;)「お、おにいちゃん…だと?」

(;*゚ー゚)「?」


188 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/05/05(木) 19:36:44.64 発信元:124.146.174.46
ドクオwww
 
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126 :( ・∀・)金で働く者達のようです :2011/05/04(水) 10:55:38.33 発信元:126.58.63.87
誰かが悔しがっている


誰かが泣いている


誰かが惨めな思いをしている


だったら助けに行こう


そうすれば


きっと笑顔を取り戻してくれる




っていう志なんかは全く無い





欲しいのは金です



 (1)(2)



 
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743 :( ФωФ)銃とワイン(゚- ゚ 川)のようです:2011/05/05(木) 16:24:18 ID:fXilGOj.0
薄暗い部屋。
天井に吊るされたランプが室内を照らしている。

部屋の中心には、白いクロスが敷かれたテーブル。
そしてそれを挟むようにして置かれた、二つの椅子。

今、そこには二人の男女が座っていた。

チャコールクレーのスーツを着こなしている男。
黒のパンツスーツに身を包んだ女。
二人は何も語らず、視線をぶつけ合っている。

( ФωФ)「……」

川 ゚ -゚)「……」


rano27_1.jpg

( ФωФ)銃とワイン(゚- ゚ 川)のようです


744 :( ФωФ)銃とワイン(゚- ゚ 川)のようです:2011/05/05(木) 16:25:34 ID:fXilGOj.0
( ФωФ)「ふむ、中々殺風景な部屋であるな」

ややあって、男が口を開く。
その声は低く落ち着いたもの。

顔に刻まれた皺、白髪交じりの頭髪が、男がこれまで過ごしてきた時間を語っている。

川 ゚ -゚)「今回は、そちらの手配だった筈だが?」

男の独り言とも取れるような言葉に、女は間を置かず返す。
少し掠れたハスキーボイスは堅の音を含んでいた。

( ФωФ)「確かにそうではあるが、手配したのは我輩自身ではないのでな。
        今回の商談が、どのような場所で行われるのかなど、聞いていないのだ」

川 ゚ -゚)「この部屋を手配した方の事、随分と信用しているようだな、杉浦翁」

杉浦――そう呼ばれた男は、深くゆっくりと頷く。

( ФωФ)「うむ。まだ若輩者だが、信用出来る男よ。今も、組織の二番手を任せている」

川 ゚ -゚)「ほう……杉浦一家の二番手といったら、並大抵の事では務まらないだろうに。
      一体、どんなヤツだ?」

( ФωФ)「興味がお有りかな?」

川 ゚ -゚)「ああ、こんな部屋を選ぶセンスの悪さについて文句の一つでも、とね」


745 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/05/05(木) 16:27:05 ID:fXilGOj.0
杉浦は苦笑を浮かべる。

( ФωФ)「それでは、次回の商談には連れて来よう」

川 ゚ -゚)「それはどうも。ちなみに、ソイツの名は?」

( ФωФ)「ドクオ――ドクオ・シノ。それがヤツの名前である」

川 ゚ -゚)「なるほど、覚えておこう。それでは早速、商談を始めたいのだがな。
     素直商会の代表ともなると、一分一秒でも時間が惜しいのだよ。なんせ取引先が多くてな。
     だがその前に一つ、聞いてもいいかな?」

( ФωФ)「何であるかな、クール嬢」

川 ゚ -゚)「この、テーブルの上に置かれたワインは?」

そう言って彼女は顎で指す。
二人の間にあるテーブル。

そこには赤ワインのボトルが一つに、グラスが二つ。
ご丁寧にコルク抜きも置いてあった。

( ФωФ)「大方、ドクオが置いたのであろう。商談が成立したら飲もうではないか」

川 ゚ -゚)「そうか。まあ、いいだろう。では本題に移っても?」

( ФωФ)「ああ、構わないのである」

杉浦の言葉に、クールは椅子の横に置いていた鞄から数枚の書類とペンを取り出す。


747 :( ФωФ)銃とワイン(゚- ゚ 川)のようです:2011/05/05(木) 16:28:49 ID:fXilGOj.0
川 ゚ -゚)「こちらが重火器類の詳細。こちらが拳銃等の小型の物。また、それに使用する弾薬。
     途中は飛ばすが、最後は奴さんの詳細。私が言うのも何だが、貴方は戦争でもするのかね、杉浦翁」

( ФωФ)「なあに、流石の奴等とちょっとな」

川 ゚ -゚)「……流石一派。ラウンジの過激派だったか。
      また五年前のように、この街は血と硝煙で溢れるのだろうな」

( ФωФ)「おや、お嫌いかな?」

その一言に、クールは妖艶な笑みを浮かべる。

川 ゚ー゚)「ハッ、まさか。寧ろ大歓迎さ。武器商人が闘争を歓迎しない訳が無い。
      こっちはそのお陰で、儲けさせてもらっているのだからな」

( ФωФ)「ふむ、それもそうであるな」

言いながらも、杉浦は書類を確認していく。
一枚一枚、時間を掛けてじっくりと。

( ФωФ)「うむ、確認した。サインは何処にすれば宜しいかな?」

川 ゚ -゚)「最後の書類、その一番下に頼む」

( ФωФ)「分かった」

彼はペンを取ると、サインを書いていく。
流れるような字で書かれたそれは、筆記体で『Romanesque Sugiura』。

ここに、商談は成立した。


749 :( ФωФ)銃とワイン(゚- ゚ 川)のようです:2011/05/05(木) 16:31:51 ID:fXilGOj.0
クールは杉浦のサインが入った書類を確認すると、それを鞄に仕舞う。
そして、改めて椅子に座り直した。

互いが座っているソファ型の椅子は、人一人楽に座れる余裕がある。
体格の良い杉浦とは違い小柄なクールは、柔らかな背もたれにすっぽり埋もれていた。

川 ゚ -゚)「それで?」

( ФωФ)「それで、とは?」

川 ゚ -゚)「おいおい、短時間で呆けた訳でもあるまい。
     商談の成立を祝して、乾杯とやらでもしようと言ったのを忘れたか?」

( ФωФ)「無論、忘れてはおらんよ。だが――」

その瞬間、杉浦の手には一丁の銃。
しかし、眉一つ動かさずクールは応じる。

川 ゚ -゚)「何のつもりだ?」

( ФωФ)「なあに、保険であるよ。一応、我輩の命を狙う輩は多いのでな。
        此処に先に居たのは……クール嬢、お主であったよなあ」

川 ゚ -゚)「そうだが?」

( ФωФ)「様々な商品を扱う素直商会代表ならば、
        もしかしたら、封を切っていないワインに毒を入れる事も可能かもしれない。
        そう考えても、おかしくはなかろう?」

川 ゚ -゚)「なるほど、一理ある」
 
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604 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:21:52.80 ID:ad4WK/rnP
空気読まずに投下

( ^ω^)先の見えないじんせいのようです


605 :( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:22:58.48 ID:ad4WK/rnP
( ^ω^)……

ξ゚⊿゚)ξ……

川 ゚ -゚)……

( ^ω^)ごんめ

川 ゚ -゚)…君のせいじゃないからいいんだよ

ξ゚⊿゚)ξ何言ってんの。この馬鹿が馬鹿やったからでしょ?

川 ゚ -゚)でも浮気じゃないんだろう?

( ^ω^)まあ…それはそうだけど



※10レス後、ブーンは死にます。


609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:25:13.04 ID:MmHcDGPoO
待て、最後の一行www


607 :( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:24:19.00 ID:ad4WK/rnP
川 ゚ -゚)…ツンと言ったな

ξ゚⊿゚)ξ何よ

川 ゚ -゚)あなたはどうしたいんだ?

ξ゚⊿゚)ξどうするって?

川 ゚ -゚)おろしたいんじゃないのか?

ξ゚⊿゚)ξはぁ?誰がそんなこと言ったの?

( ^ω^)あれ、違ったのかお?

ξ゚⊿゚)ξお前か



※9レス後、ブーンは刺殺されます。


608 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:25:09.95 ID:Qoc8mJvZ0
Nice boat.


610 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:25:47.59 ID:MTeU5H960
何だこれwww
楽しいwwww


611 :( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:26:15.97 ID:ad4WK/rnP
ξ゚⊿゚)ξ私は産みたいと思ってるから。そっちは結婚でもなんでもすればいいじゃない

川 ゚ -゚)そういうわけにもいかないだろう。半分はブーンの物だからな

ξ゚⊿゚)ξ…?何が?

川 ゚ -゚)赤ちゃんだよ

ξ゚⊿゚)ξええ……?

( ^ω^)いらねぇ…

ξ゚⊿゚)ξじゃあクーさんはどうしたいのかしら

川 ゚ -゚)私はあなたの子供を育ててもいいと思っている



※8レス後、ブーンは頸動脈をナイフで刺され殺されます。



612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:27:12.08 ID:Qoc8mJvZ0
Nice boat.


613 :( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:27:49.59 ID:ad4WK/rnP
ξ゚⊿゚)ξちょ、ちょっと勝手に決めないでよ。なんでそうなるわけ?

川 ゚ -゚)じゃああなたがその子を育てるつもりか?

ξ゚⊿゚)ξそ…………そうよ

川 ゚ -゚)独身の女性がそう簡単に子供を育てられると思っているのか?

ξ゚⊿゚)ξ私そこまで馬鹿じゃないわ。私はただ、養育費を貰えればそれでいいから

川 ゚ -゚)ブーンに養育費が払えると思うか?

ξ゚⊿゚)ξ無理ね

川 ゚ -゚)無理だ

( ^ω^)無理だお


※ブーンは7レス後、ツンに頸動脈をナイフで刺され殺されます。


614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:28:33.03 ID:krdvJSfW0
斬新


615 :( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:29:00.07 ID:ad4WK/rnP
川 ゚ -゚)となると結局は私の収入から払うことになるだろう?

ξ゚⊿゚)ξ嫌なら結婚なんかしなきゃいいじゃない

川 ゚ -゚)それは無理だ。私はブーンと結婚する。

( ^ω^)そういうことだお

ξ゚⊿゚)ξじゃあ養育費はあなたが払ってよ

川 ゚ -゚)だから私達が育てればいいだろう

ξ゚⊿゚)ξ…それは嫌よ。私だってそのくらいの権利はあるから


※ブーンは6レス後、ツンに頸動脈をナイフ刺され、そのまま病院に行かなかったため失血死します。



616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:29:03.16 ID:Yf07dDS30
新しいな。


617 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:29:57.66 ID:Qoc8mJvZ0
Nice boat.
 
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230 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/12/09(木) 12:05:29 ID:h1tmQVUg0

8)『全ての指針と時針について』


231 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/12/09(木) 12:06:39 ID:h1tmQVUg0

- ( ^ω^) -


時計がないのに、かちかちと針を刻む音が聞こえる。
自分の付けている腕時計からかと思ったけど、そうじゃないみたいだ。
静かになると、今まで気にもしていなかった音が耳に飛び込んでくる。

まさか、スピーカーが発しているのではと睨んだところで、
当のスピーカーから次の命令が吐き出される。同時に音も止む。


『25分経過、さっきの部屋へ』


( ^ω^)「……やっとかお」


硬いパイプ椅子に座り続けて固まった下半身をぶるぶると震わせ解しつつ前進。

ノブを回してドアを開けたら、そこにはorzのポーズを取る毒男の姿。
ポーズがozではない事から、ドアのノブが股間に直撃したとかはなさそうだ。

何かやらかしてしまったのか、いや逆に何もしなかったからか、手遅れなのか。
一瞬そんな事を考えてしまったが、何かする時間も暇も糞もない。

僕はたった今、この部屋から出て来たのだ。


( ^ω^)「毒男、どうしたお?」


232 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/12/09(木) 12:08:14 ID:h1tmQVUg0

( A )「げ……」

( ^ω^)「げっ?」


これは、むしろ毒男が何かやらかしてしまったパターンだろうか。


( A )「ゲロ吐きそうぉェぷ」

(  ゚ω゚)「うおおお飲み込むお! いや、ゲッ、ゲロ袋?! 違うトイレ!」


そんなものある訳ない。


( ;^ω^)「大丈夫だお! 服にかからないようにここで吐けばいいお!」


根本的な解決にはなってないが、正直それしかない。
どうせ掃除するのは自分達じゃない。多分、ここの職員がやるだろう。

毒男は口元を抑えて頷くと、屈んで服の裾を握り、吐く体勢に入った。
僕が毒男の背中を擦ろうと手を置いたとこで、スピーカーがぼおんと鳴る。


233 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/12/09(木) 12:08:51 ID:h1tmQVUg0

『目の前のドアを出て右に直進、T字路を左、突き当たり左にトイレ!』


気の所為か、スピーカーの文末にエクスクラメーションマークが見える。
飛び散った食いカスならまだしも、未消化物の悪臭は流石に嫌なのか。

ならば、ここで吐いてその嫌な事をやらせてやろうか。
……と、思ったが、ゲロるのは僕ではなく毒男だ。


( ;^ω^)「我慢できるかお?」

( A )゙ コクコク


人前でゲロるのは、他人の前であれ知人の前であれとても恥ずかしい。
もし僕が今の毒男の立場だったらと考え、立ち上がるのを手伝う。


234 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/12/09(木) 12:09:16 ID:h1tmQVUg0

目の前のドアを出て右に直進すると、さっき探索しろと言われた部屋の前につく。
先に時間が来て部屋で待ってる兄者には悪いが、もうちょっと待ってもらう。

扉を正面に左に曲がると、さっきまではなかった扉が見えた。
扉には丁寧に大きくWCと書かれているので、ここで間違いない。


( ;^ω^)「僕はここで待ってるお」

( A )゙ コクコク


よろけてドアにぶつかりながらWCに入る。酔っ払いか。


( ^ω^)「気をつけるおー」


そんな言葉を投げ掛けてから、一緒に入るべきだったかと汗をかく。
いやでも、こんな時に一緒に入っても気まずいだけか。
それとも、友人として背中でも擦ってやるべきだったのか。

毒男が扉の向こうに消えた今、どうにもならないけど。


( ;^ω^)「んおー……」
 
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214 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/10/14(木) 16:35:03 ID:uQZHjqB20
7話途中まで投下


215 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/10/14(木) 16:36:57 ID:uQZHjqB20


7)『命題とする暗号と撹乱について』


221 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/10/14(木) 16:53:56 ID:bntns0SU0
久しぶりだな
待たせやがって
投下の邪魔してやる


216 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/10/14(木) 16:40:36 ID:uQZHjqB20

真っ白な部屋、椅子が二つ。それに座る二人。
扉が二つ。スピーカーはドアの真上にそれぞれ二つ。


(,,゚Д゚)「それにしてもあいつ、大丈夫かゴルァ」

( ´∀`)「さあ? 結構恨みは買ってたみたいだモナ」


人差し指を鼻穴に突っ込み、豪快に鼻糞をほじる細身の男。
ごろんと取れた塊を、適当な場所に弾いて飛ばす。
それを視線で追い駆けるもう一人の男の眉間には、皺が寄っている。


(,,゚Д゚)「そこら辺の壁に埋められていたりは……」

( ;´∀`)「それは有り得ないモナ」

(,,゚Д゚)「どっかで誰かに刺されていたりしてな」

( ´∀`)「それは有り得るモナ、ギコは刺したいモナ?」

(,;゚Д゚)「刺すまではいかねーけど、殴りてーな」

( ´∀`)「モナはちょっと刺したいモナ」

(,,゚Д゚)「んな……モナー、お前」


217 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/10/14(木) 16:42:40 ID:uQZHjqB20

( ´∀`)「ちょっとだモナ、ちょっと」

(,,゚Д゚)「ちょっとって、そういう問題じゃねぇぞモナー」

( ´∀`)「具体的にはこれくらいだモナ」


モナーと呼ばれた男は、そう言って刺す深さを指で表現する。


(,,゚Д゚)「それは充分重傷だと思うぞ」

( ´∀`)「そうかモナ? まあ、モナが刺さなくても誰かが刺すモナ」

(,,゚Д゚)「お前な……」


思うところがあったのか、言いかけた言葉を飲み込み考える。
ギコと呼ばれた男は、俯いて黙り込む。視線は自分の爪先の先。


( ´∀`)「……」

(,,。 。)「……」
 
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 ※ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/37256/1281015271/ より


1 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/08/05(木) 22:34:31 ID:bfQ/4e0c0

             _.。ャイて死刀フ7ッ。._
           ,.ィ炙ヲ㌍≠┴⇒弍j込ス>。
         ,ィ衡ヲナ'´           `゙'<無心、
         ;夕フア´                \lミi六
         んfiУ                ▽ij∧
        从j'Y                   ∨iハ
      反W                      円い
       |警カ                    }ソ川
      イ  ( ^ω^) in the ルームのようです   ト
      セ                         ヌ
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

まとめ,仮酉>>2


2 : ◆Bc/QkV.jwU:2010/08/05(木) 22:35:27 ID:bfQ/4e0c0

ブーン系小説総合【裏】まとめ さん
ttp://sogomatome.blog104.fc2.com/?no=481

シベリア図書館に投下した作品から書き方等を変えてみたので、
最終回とほざいてしまったついでにタイトルを一文字変更しました。

本家に批評スレが立った時本人確認できるよう仮酉名前欄。
自分で気付いた誤字を修正しつつ、最初から投下。



170 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/08/06(金) 11:52:13 ID:Ony8SuP20
以下よりルーム。

- AA - でそのAA視点に切り替え。第三者視点は予告なく。


171 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/08/06(金) 11:54:03 ID:Ony8SuP20

6)『幻惑する選択肢とその過程』

 
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819 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/08/03(火) 22:42:51 発信元:221.39.238.147
ギリギリ間に会いました。
ttp://sogomatome.blog104.fc2.com/?no=481
の続きを投下します。

連載物。視点の練習。一ヵ月期限なので最終回です。


845 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/08/03(火) 23:03:20 発信元:124.146.174.45
ついに最終回か


839 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/08/03(火) 22:59:47 発信元:210.136.161.82
えっ……最終回?




824 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/08/03(火) 22:47:49 発信元:221.39.238.147

( ^ω^) in the ドームのようです


pronounce …'s doom 人に 宣告をする




機械言語と統計学の世界。


827 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/08/03(火) 22:50:10 発信元:221.39.238.147

- 自室 -


( ^ω^)「二人とも、何やってるんだお?」

('A`)「このPC、ネットに繋がらなくてさ」

( ´_ゝ`)「暇だから、色々中見てるんだよ」

( ^ω^)「ふーん、どれどれお」


二人の隙間から覗いて最初に目に入ったものは、コマンドプロンプト。

pingだのexeだの、見たことはあるけど意味の知らない単語が連なる。

その他に色々なファイル、よくわからないソフト。プロパティ。窓。


( ^ω^)「何だろう、この、数学の教科書を開いた時のような頭の痛さ」

('A`)「調べて知るのも面白いぜーっと」


毒男がキーボードを操り、PASS認証画面に何かを打ち込んでいく。

PASSは●で隠れてる上に、タイプが速過ぎて何を打ったのか全く見えない。

いいタイミングでクラスターマシンがぐおんと鳴り、なんだか馬鹿にされたようだ。


830 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/08/03(火) 22:53:38 発信元:221.39.238.147

( ^ω^)「今のは何なんだお?」

('A`)「このPCはドーム内のネットワークには繋がってるらしくてさ。

    それに入ったら鍵かけてるファイルとか色々あったんだよ」

( ´_ゝ`)「これ他のプレイヤーのPCとかにも繋がってるらしくてさ。

      そいつらのPCの中身見れないかなーとかやってんだよ」

( ^ω^)「へー……そんな事やっちゃっていいのかお?」

( ´_ゝ`)「向こうもこっちも同じ条件ならやっちゃっていいだろ」

( ^ω^)「いいのかお?」

('A`)「え、いいんじゃないの? クラスターマシンあるって事はさ」

( ^ω^)「おー……」


ネットサーフィンばかりしている僕にとって、二人の世界は未知だ。

やっちゃいけないような気がするが、ここではやるべき事なんだろうか。

ぶおんぶおんと唸るクラスターマシンは、僕を嘲笑っているようだ。


834 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/08/03(火) 22:57:08 発信元:221.39.238.147

('A`)「それに、このPCは最初から疑似乱数生成するソフト入ってたんだよ。

   って事は、これを使ってPC守るか、相手を突破しろって事だろ、多分」

( ^ω^)「わかりやすく!」

(;'A`)「えーと、つまり暗号を作ったり解析したりするソフトが入ってるんだよ。

    んで、このPCの暗号は手動で変えれないみたいだから、これを使って」

( ^ω^)「もういいお、ありがとうだお。わからないって事がわかったお」

('A`)「ちょっと本気で殴ってもいい?」


取りあえず、小規模のサイバー戦争みたいなものだと解釈した。

でも、そんなに必死になって守るようなものなんだろうか。


( ^ω^)「このPCには何が入ってるんだお? 守るものってあるのかお?」

( ´_ゝ`)「俺らの個人情報が入ってたぜ、住所と生年月日、学校名に」

('A`)「学力テストでの結果とか、家族構成とか、スリーサイズと……かっ」


兄者が毒男を小突く。 へぇ、スリーサイズねぇ。


842 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/08/03(火) 23:01:10 発信元:221.39.238.147

( ^ω^)「見たのかお?」

( ;´_ゝ`)「いや、み、見てないよ?」


( ^ω^)「見たんだおね」

('A`;)「う……」


( ^ω^)「………………」




無心。




( ^ω^)「取りあえず、死ぬ気で守らなきゃいけないって事は分かったお」

( ;´_ゝ`)「そ、そうか、よかったよ」

('A`)「俺もテスト結果とか見られたくないわ」
 
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667 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/31(土) 22:29:40 発信元:221.39.238.147

( ^ω^) in the ドームのようです


dome ≠ doom




数字と紙、博愛と悪徳、空と物理、惰性と循環、人と世界。


668 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/31(土) 22:31:15 発信元:221.39.238.147

- 自室 -


( ^ω^)「毒男ん、兄者ん、聞きたい事があるんだけどお」

('A`)「キメェ、お前の語尾がその口調だと自然に聞こえて更にキメェ」

( ^ω^)「ヒドス」

( ´_ゝ`)「聞きたい事って?」


漫画本を頼んだら、普通に部屋に届けられた。

頼めるものは1日に1回1つきりなので、今回はこれのみ。

ジョジョ全巻のみ。ふっふっふ。


( ^ω^)「3人になる前、僕ら1人で別々の部屋にいたお」

('A`)「そうだな、お前らに会うまで夢か何かかと思ってた」


670 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/31(土) 22:34:20 発信元:221.39.238.147

毒男の機転で、一冊ずつ頼むよりもまとめて頼んだほうが、

「今までに出版されたジョジョの奇妙な冒険をお願いします」

と頼んだほうがいいのではないかと言い、見事に成功したのだ。

この言い方を使えば、「家具一式下さい」等の楽が出来る。


( ^ω^)「その時、部屋に何かの言葉がなかったかお?」


毒男は、ジョジョ第四部辺りまで読んでいたらしい。

らしいと言うのは、読んだのが結構前で、記憶が朧気だからだと。

是非これを読み返して、当時の興奮を思い起こしてほしい。


( ^ω^)「僕は、『諦めは死へと』ってあったんだお」


兄者はこの独特の絵柄でジョジョを敬遠していたのだが、

読んでみると面白いとの事。食わず嫌いはいけない。


( ^ω^)「二人は、何かなかったかお?」


671 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/31(土) 22:37:21 発信元:221.39.238.147

('A`)「俺は『理性の無謀を』だったな」

( ^ω^)「意味がわからないお」

('A`)「俺だってわかんねーよ、にしてもブーンのは何か、危ないな」

( ^ω^)「これは僕でもわかるお。諦めたら死ぬって事だお」

('A`)「でもスピーカー、死ぬ事はないって言ってたよな」

( ^ω^)「……あれ…………どうしよう……?」

('A`)「諦めんなよ、後でスピーカーに問いただそうぜ」


自分で振った話題だけど、背筋が冷える。

何だろう。僕は今までずっと諦めて二人に任せてきた。

その諦めと、掲示された諦めは違うんだろうか。

毒男のも意味がわからないが、字面が不穏だ。

ここまでくると、兄者のが何なのか気になる。


( ^ω^)「兄者、兄者のは何だったんだお?」
 
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52 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/23(金) 22:54:24 発信元:221.39.238.147
ttp://sogomatome.blog104.fc2.com/?no=481
の続きを投下します。

連作物。視点の練習。
携帯とで交互に投下していきます。


53 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/23(金) 22:57:17 発信元:221.39.238.147

( ^ω^) in the ドームのようです


till doom 永久に

till the crack of doom 世の終りまで




結局のところ、あらゆる力が支配する世界。


54 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/23(金) 22:58:30 発信元:222.5.63.159

- 自室 -


『おはよう、6時だよ』

『おはよう、6時半だよ』

『おはよう、7時だよ』

『おはよう、7時半だよ』


( -ω-)「んんん…………」


『おはよう、8時だよ』

『おはよう、8時半だよ』

『おはよう、9時だよ』

『おはよう、9時半だよ』


(;'A`)「起きろブーン! ブーンってばオイコラ!」


( ;´_ゝ`)「頼む内藤起きてくれ! 五月蠅くて敵わん!」


55 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/23(金) 22:58:55 発信元:221.39.238.147

いつもより布団が柔らかく感じられる。枕も。

お陰で、睡眠欲は未だに絶好調。有頂点。


『おはよう、9時45分だよ』


( -ω^)「んー……?」

( ´_ゝ`)「いいぞ内藤! そのまま両目を開けるんだ!」

(;'A`)「開けたら瞬き以外で閉じたちゃ駄目だぞ!」


僕の目覚し時計って音声タイプだったっけ?

何か兄者と毒男の二人の姿も見えるし、これは夢か。

夢の中でまで眠いとは我ながら。それではお休み。


( -ω-)「ご、5分……」

( ;´_ゝ`)「ここはお前の家じゃないんだぞ! 寝るな!」

('A`)「こうなったら最終手段!」


58 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/23(金) 23:00:07 発信元:221.39.238.147

         ヽ('A`)ノ <いざ逝かんヴァルハラへ!
           ( )
           レレ  ⌒  、从/
                
      /⌒3/ヽ-、___
   「`ゝ _/____/
     ̄

-------------------------------------------------



         ズドム



(  ゚ω゚);:'∵;.「ぐぼっほ!!?」


( ´_ゝ`)「おお!」


('A`)「なんかごめん」
 
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933 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/07(水) 07:37:38 発信元:221.39.238.147
tp://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-481.html

朝っぱらから投下。
連載物。視点の練習。人によっては閲覧注意。


934 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/07(水) 07:39:44 発信元:221.39.238.147

( ^ω^) in the ドームのようです


doomed ━━ a.不運な, 運の尽きた

doom・y ━━ a.縁起の悪い, 不吉な




正直者が血を吐いて、思いやりが少しだけ薄れた世界。



937 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/07(水) 07:43:22 発信元:221.39.238.147

こちらには、僕ことホライゾン、そして兄者と毒男。

向こうには、兄者の弟と、刃物を持った仮面の男。

仕切っているのは強化ガラス。突破は出来ない。


この部屋のクリア条件は、弟者の行方を決める事。

仲間に入れれば、僕らの中の誰か一人が外れる。

放置はそのまま、あの男と二人で、部屋にそのまま。





放置した後どうなるかは、全て想像。
                      妄想。
                          空想。


938 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/07(水) 07:46:23 発信元:221.39.238.147

- 3つ目の部屋 -


( ´_ゝ`)「やっぱり、放置を選んだらいいんじゃないか」

(;'A`)「なんでだよ! 兄弟だろ!?」

( ´_ゝ`)「お前ら弟者と仲良かったっけ?」

( ;^ω^)「そんなに良くはないけど……」

('A`)「……そうか、ブーンは中学校の時に一悶着あったんだっけ」

( ´_ゝ`)「俺は放置でいいよ、お前らもそうでいいんじゃないか?」

(;'A`)「……」

( ;^ω^)「……」


弟者の言葉は僕らに届くが、僕らの言葉は弟者に届かないらしい。

強化ガラスは音も通さないのか、弟者の声はスピーカーから聞こえてくる。

ジェスチャーで意思疎通を図ろうと試みたが、3分では限界があった。

今は話し合いタイム。けど、話い合いと言うよりは僕らの言い訳大会に近い。


939 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/07(水) 07:51:27 発信元:221.39.238.147

そうだ、僕は弟者は嫌いだ。仲間には入れたくない。

僕らとは正反対で、ピアスぶち開けてるし、何よりDQN。

でも、大切な友人の弟で、しかしその友人は放置を推す。

囁かれるその甘言に、涎を垂らして乗りたいのは山々だ。

けど、目の前で死ぬのは寝覚めが悪い。いくらなんでも。

だから、でも、しかし、けど、そしたら、この状況が、尚更。


言い訳ばかりだ。言葉にできない言葉が頭に渦巻く。


だから僕は、毒男の垂らした釣餌に食いついた。


(;'A`)「そうか、あれは単なる脅しなんだ」

( ´_ゝ`)「……そう、その可能性もあるんだよ」


940 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/07(水) 07:53:36 発信元:221.39.238.147

またしても会話に置いていかれたが、ここは頑張ろう。


( ^ω^)「どういう事だお?」

( ´_ゝ`)「ほら、命の危険はないって、最初の放送にあったろ?」

(;'A`)「だから、弟者もそうだと思うんだ。俺達と同じで」


そちらのほうが、きっと、僕にとって、良い方へ向かうから。


( ^ω^)「つまり、あの男は単なる脅しの飾りって事かお」

(;'A`)「そうなんだ。多分、俺達が放置を選んでも何もされない」

( ^ω^)「……逆に言えば、僕が外れても何もされないって事かお」

( ´_ゝ`)「だな。けど俺は、お前らと一緒のほうがいいわ」

(;'∀`)「はは、俺もだぜ。外れるのも弟者が入るのも、ぶっちゃけ、な」


いつもより意味を成していなくて、自分に言い聞かせるような言葉が多い。

そんな多弁な毒男に感謝を捧げて、目を逸らす。心の中で手も合わせよう。


941 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/07(水) 07:56:58 発信元:221.39.238.147

('∀`;)「なあ、ブーン、放置でいいよな。な?」


否定できるようで、出来ない。崩れた笑顔で近付く毒男。

念を押すような、願うような、祈りを通り越して呪いのような毒男の言葉。


( ^ω^)「…………」


それに気圧された訳じゃない。元より隠れ放置派だ。

会議などで一人はいる、自分の意見はあるけど手をあげて言えない奴。

言いたいけど、語彙がなく、教養もないから言い負ける。

無駄に言葉を発しても、唾を飛ばす自分が醜くなるだけ。

だから、どちらでもない、もしくは迷っているフリをして、どっちつかずの奴。

そんな奴は、場が自分に有利な状況になると、多数決に紛れて手をあげる。

他人の意見に納得したフリをして、そいつに賛同したフリをする。

僕は無言で、こっくりと頷いた。
 
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287 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/03(土) 00:48:50 発信元:221.39.238.147
投下終わった直後ですみませんが実験作投下します


290 :30/1:2010/07/03(土) 00:51:04 発信元:221.39.238.147
( ^ω^)in the ドームのようです


dome

━━ n.丸屋根[天井]; 半球状の物

   〔俗〕 (はげ)頭






人の価値に格差ができて、命の重みが少し下がった世界。




 
 (1)(2)(3)(4)(5)

 ※( ^ω^)in the ルーム
 (1)(2)(3)





 
292 :30/2:2010/07/03(土) 00:52:34 発信元:221.39.238.147

( ^ω^)「お?」


見渡せば、そこは人工的で硬く無機質な構造美。

全てが灰色と白色に包まれ、緑と茶色が見当たらない。

暖かさを感じさせない、酷く冷たく広大な人工美。

そんな、自然を否定し、拒否した美しさ。

計算され尽くした、曲線と直線が織り成す線形美。

ミリ単位の誤差もない、究竟のシンメトリー。


( ;^ω^)「ここはどこだお?」


295 :30/3:2010/07/03(土) 00:54:23 発信元:221.39.238.147

埃一つ落ちてない真っ白な部屋に、ドアが一つ。

僕から見て右斜め上の天井に黒いスピーカーらしきものが一つ。

ドアの上の部分には『諦めは死へと』の文字。無駄に達筆。

天井は円形になっていて、まるで卵の中にいるようだ。


( ^ω^)「ここはどこだお?」


当たり前だが、問い掛けに答える人物はいない。

スピーカーから何か流れて来るかとも思ったが、何も聞こえはしない。

ここにいても何の進展もないので、仕方なくドアノブを回す。

かちゃりと音がして、何の抵抗もなく開いた。


( ^ω^)「お」


その向こうに見えた白い部屋には、見知った顔が二人。


( *^ω^)「毒男! 兄者!」


298 :30/4:2010/07/03(土) 00:57:24 発信元:221.39.238.147

( ´_ゝ`)「おお内藤、お前もだったのか」

('A`)「よかった……こんなとこに一人じゃなくてホントよかった……」

( ´_ゝ`)「俺がいるのに失礼な奴だな」


駆け寄って抱きつきはしないが、互いに手を取る。

毒男が僕の汗ばんだ手を握りながら、胸の内を代弁してくれた。


( ^ω^)「なんで二人ともこんなところに? ここはどこなんだお?」

( ´_ゝ`)「知らん、下校途中だった筈だが気づいたらここにいた」

('A`)「上に同じ、ここは『殻の中』だってスピーカーが言ってたけど」
  _, 、_
( ^ω^)「からの中? スピーカー?」

( ´_ゝ`)「放送入らなかったのか?」


そんな僕らの会話を聞いていたかのように、スピーカーから雑音が漏れる。


300 :30/5:2010/07/03(土) 00:59:19 発信元:221.39.238.147

『ごめんね内藤君、君の部屋のスピーカーは壊れていたみたいだ』

( ^ω^)「誰ですかお?」

『見ての通りスピーカーさ、そのまま呼んでくれていいよ』


スピーカーから流れて来るのは、一昔前の機械音声。

設備が悪いのか電波が遠いのか、所々にノイズが入る。


『ここは殻の中。各部屋にあるのがスピーカー。君達以外にも人はいる』

( ^ω^)「あなたは誰ですかお?」

『見たまま、スピーカーさ』


言い返そうとすると、ぽんぽんと後ろから肩を叩かれる。

眉間に皺を寄せた兄者が、横に首を振った。


( ^ω^)「じゃあ、僕達をどうする気なんですかお?」


303 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/03(土) 01:00:41 発信元:123.221.214.204
どゆことよ


302 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/07/03(土) 01:00:35 発信元:27.230.120.94
頃しあいを…じゃないよな
 
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 ※この作品は、図書館で行われた【 長編序章祭(仮) 】 にて投下された作品です。

 
281 :川 ゚ -゚)外套と短剣のようです('A`):2010/05/29(土) 00:55:01 発信元:210.153.84.201
(゜3゜)「ふぅ……」

今日は厄日だ、と男は思った。
目覚まし時計が壊れていたせいで寝坊をし、
愛車がパンクしていたので高いタクシーを使う羽目になり、
結局遅刻をしてろくに働きもしないくせに威張り散らす軍人に怒鳴られ、
会議はさらに軍事費を増やそうとする馬鹿どもが駄々をこねたせいで延長し、
そのせいで終電に間に合わずまたタクシーを使う羽目になった。
まったくの厄日だ。

「お客さん、なんかやなことでもありましたか?」

運転手が前を向いたままくぐもった声で聞いてきた。
バックミラー越しに、マスクをした貧相な顔が見える。


285 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 00:57:39 発信元:210.153.84.202
「ぶちまけちゃっていいですよ。その方がスッキリしますし」

運転手は続ける。
確かに最近はイライラすることが多い。
妻との別居を始めてから、愚痴を聞いてくれる相手もいなくなった。
溜めすぎるのも身体に毒だろう。
今日ぐらいは吐き出したい。

(゜3゜)「ああ、聞いてくれよ、運転手さん。」

男は一気に喋り出す。
仕事のこと、家庭のこと、友人のこと、自分のこと。
軍人は分からず屋が多すぎる。
妻とは何年もセックスレス。
今日の会議での予算案の無茶な振り分け。
そしてそれを帰ってから纏めなければいけないこと。


286 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 00:58:48 発信元:121.111.227.75
軍人って大変なんだな…


288 :川 ゚ -゚)外套と短剣のようです('A`):2010/05/29(土) 01:01:37 発信元:210.153.84.202
男は夢中になって吐きつづけた。
運転手は、仕事柄か聞き上手で、相槌を打ちながら笑うべきところでは大袈裟に笑い、悲しむべきところではまるで自分のことのように肩を落とした。

タクシーも意外と悪くない、と男は思った。
確かに金がかかり、乗り心地は悪く、芳香剤の甘い匂いが気になるが、それ以上のメリットがある。
これからは週に一度くらい乗ろうか、と考え始めた。

(゜3゜)「なあ、運転手さん。ストレスを解消するいい方法とか、知らないか?」

すると運転手は少し考えるそぶりを見せたあと、

「自分の場合はですね、お恥ずかしい話なんですが……」

と、顔を男の方へ近付け、

「……風俗に行きます」

と小声で言った。


290 :川 ゚ -゚)外套と短剣のようです('A`):2010/05/29(土) 01:03:51 発信元:210.153.84.201
(゜3゜)「はははwwwそりゃ確かにいい案だ! 男ならやっぱりそうだよな!」

人間の三大欲求の一つ、性欲。

それを満たしてストレス解消というのは、理にかなっているのかもしれない。

女の裸体、その感触、その匂い。
男は下腹部が熱くなってくるのを感じた。

タクシーは住宅街に入っていく。

「いやあ、この際ぶっちゃけちゃいますけど、実は自分、素人童て……おっと」

タクシーが急停止した。

男は慣性で前につんのめる。

(゜3゜)「おっ……どうした?」

「すいません……。なんか通行止めらしくて……」


291 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 01:05:28 発信元:121.111.227.70
先が読めないな…
 
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508 :言い忘れてた。閲覧注意:2010/05/28(金) 22:53:24.85 ID:qKHPWrkPO
僕には、妹がいた。


ζ(゚ー゚*ζ「お兄ちゃん」


僕と違って頭も良く、顔立ちもいい子だった。


ζ(゚ー゚*ζ「お兄ちゃんてば」


明るくて、みんなの人気者だった彼女は僕の自慢の妹だった。


ζ(゚ー゚;ζ「お 兄 ち ゃ ん !!」


(;^ω^)「ぶひっ!?」


ζ(゚ー゚*ζ「もう。さっきから呼んでるのに」


( ^ω^)「おっお。ごめんお。どうしたんだお?」


ζ(゚ー゚*ζ「ごはんできたから食べにおいでよ」


509 :( ^ω^)はシスコンなようです:2010/05/28(金) 22:54:46.50 ID:qKHPWrkPO
(*^ω^)「おっ!すぐ行くお」


両親を早くに亡くした僕らは、2人で助け合いながら暮らしてきた。
ボロアパートの一室で、決して裕福とは言えない暮らしだったが、幸せだった。


ζ(゚ー゚*ζ「はい、どうぞ」

(*^ω^)「いただきますお!」


目の前に広げられた、質素なごちそう。
僕はその中でも一際目立つ色をした玉子焼きに手を伸ばした。


(*^ω^)「うまいお」

ζ(^ー^*ζ「えへへ。ありがとう」


玉子焼きは、妹が得意だった料理だ。
僕は妹が作った玉子焼きが大好きだった。


510 :( ^ω^)はシスコンなようです:2010/05/28(金) 22:56:23.60 ID:qKHPWrkPO
ζ(゚ー゚*ζ「でね、今日学校でモララーくんがね……」

( ^ω^)「またモララー君かお……」


モララーは、妹の彼氏だった。
付き合ったばかりの頃、妹はしょっちゅうこの男の名を話題に出してきた。

僕はそんな妹の話を複雑な気持ちで聞いていた。
娘を持つ父親と同じ心境だったと思う。


ζ(゚ー゚*ζ「なに?お兄ちゃんもしかして妬いてるの?」

(;^ω^)「ちちちち違うお!ブーンはただデレの事が心配で……」

ζ(^ー^*ζ「あはは!何それ。大丈夫よ、モララーくん優しいから」

( ^ω^)「……そうかお」


511 :( ^ω^)はシスコンなようです:2010/05/28(金) 22:58:08.62 ID:qKHPWrkPO
( ^ω^)「……ごちそうさまでしたお」


あっという間に夕飯を平らげ、僕は食器を片付けることなく台所へ向かった。
そこから包丁を一本取り出し、それを持ったまま玄関に歩いていく。


ζ(゚ー゚*ζ「どこに行くの?」

( ^ω^)「ちょっと散歩だお」

ζ(^ー^*ζ「行ってらっしゃい」


妹の笑顔に見送られ、僕は家を出た。

妹の笑顔は、僕の太陽だった。
そんな妹の笑顔を守るためには修羅にもなると、心に誓った。
 
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※スレ立て短編。

●スレ: http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1268114027/

●1作目: ( ゚∀゚)夕凪コンビニ店員のようです
       http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-45.html
●2作目: ( ゚∀゚)夕凪警察官のようです
       http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-55.html
●3作目: ( ゚∀゚)夕凪殺し屋戦線のようです
       http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-98.html
●4作目: ( ゚∀゚)15夕凪漂流記のようです
       http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-137.html
●5作目: ( ゚∀゚)夕凪スペースレンジャーのようです
       http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-149.html
●6作目: ( ゚∀゚)夕凪は時空を超えるようです
       http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-195.html


※ 本作は映画 “ ファイト・クラブ ” の夕凪版パロディですが、
  ストーリーをなぞる形で進行しているため、
  元ネタの映画作品に関する重要なネタバレが含まれています。
  そのため当ブログにおいては、勝手ながら閲覧注意という扱いにさせていただきます。
  御了承ください。


 
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:12:49.49 ID:W0+tZuDF0


 ジョルジュ長岡を知ってるか?
 いろんな人から訊かれた…。

  _
( ゚∀゚) あと三分で、みんなぶっ壊れる…
     なにか言い残しておきたいことはあるか?


(-@∀@) なにも思いつかない…


 僕が今いる場所は、これから行われるショーがよく見える、最高のかぶりつきだ。



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:17:14.43 ID:W0+tZuDF0

 なぜ僕がイスに縛り付けられ、ジョルジュ長岡から銃を向けられているか。

(-@∀@)

 詳しく話しておく必要があるだろう。






 僕は電子レンジのセールスマンだ。
 毎日上司に怒られ、上司から受け取る資料をなめ回すように読み、
 クライアントのところに行って頭を下げ、心にも無いことを言う。



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:22:05.09 ID:W0+tZuDF0

 足を棒にし、飛行機の離陸音で鼓膜を揺らして、毎月決まった金を受け取り、
 高級アパートに新しい家具を買い、充足を得ていた。

 だが足りなかった。
 決定的ななにかが足りず、僕は僕を少しずつ、失っていった。

 やがて僕は不眠症になった。
 不眠症は実にやっかいなもので、起きているときは夢うつつのくせに、
 ベッドの中に入ると頭が冴える、まるでロック狂の売春婦みたいにあまのじゃく。

(-@∀@) 薬が欲しいんです。睡眠薬が…

( ´∀`) 薬?だめだめ。自然な眠りがいいモナ。適度な運動と…

(-@∀@) ……

( ´∀`) 不満そうな顔モナ。そうだ、君にぴったりの場所があるモナ。教えてあげよう



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:27:04.55 ID:dGlq3gdw0

 僕が教えられたのは、『電子レンジの被害者の会』だった。

 そこには電子レンジのマイクロウェーブによって頭がおかしくなってしまった人や、
 電子レンジの角に思いっきり頭をぶつけ頭がおかしくなってしまった人や、
 レンジモードとトーストモードを間違え、食パンをカッチコチにしてしまった人などが集まる会だ。


(*;゚ー゚) 私は電子レンジのせいで彼氏にふられました!

|゚ノ;^∀^) 電子レンジが爆発して、家が吹っ飛びました…

( ∵) 電子レンジのせいで、顔がボーリングの玉みたいだと、クラスの人からいじめられます…

(-@∀@)(まるでボーリングの玉みたいだ…)


 確かに僕は仕事である電子レンジの販売のせいで不眠症になったのだが、
 この場所は僕がいていい場所では無いような気がする。



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 23:24:02.75 ID:Pbdtb0zG0
今回はちょっとテイストが違うな、支援
 
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584 :('A`)と秘密の隠れ家のようです:2010/02/17(水) 21:08:41 発信元:219.125.145.51
俺は、やってしまった。


(;'A`)「ハァッ、ハァッ」


俺は逃げる様に、自宅へと入った。


(;'A`)「俺が……やっちまった……」

(;'A`)「殺すつもりなんて無かったのに……」


そう、俺はたった今、人を殺してしまったのだ。


('A`)「全部あいつが悪いんだ、全てモナーが悪いんだ……」
 
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928 :( ^ω^)は理解に苦しむようです:2010/02/11(木) 06:19:56 発信元:61.12.169.119
/ ,' 3「久しいな、内藤」

抜け出た部屋、その真正面、すぐそこに荒巻が居た。
というか、それ以外はごちゃごちゃしたものが置かれ、目を向ける必要性を感じなかった。

( ^ω^)「いやいや、ここお前の自室かお」

/ ,' 3「だってこの市場を仕切ってるのはワシだし……」

皮のソファに寝転がり、手前のテーブルに置かれている太った瓶の口をつつきながら荒巻は言った。

(;^ω^)「市場じゃなくね……? 汚い部屋じゃね……?」

見まわしてみても、黄色の壁に映える黒々とした鉄製の部品や、
ちょっと素人が手をつけたら大変なことになりそうな醤油さしなどしか置いていない。
どう見ても、僕が知っている荒巻の部屋だ。あと狭さと臭さも。

/ ,' 3「ああ……お前は知らないか……」

と言いながら、荒巻はソファの下に手を突っ込む。
パッと取り出したのが一枚の紙で、それはやたらホコリにまみれていた。

(;^ω^)「きったねえお……」

/ ,' 3「これ、商相連合の規制対策」

きったねえ紙を渡された。
同時に座ろうと思ったが、きったねえから座れなかった。

( ^ω^)っ紙「……ああ、バラで解体してやってるってことかお?」


930 :( ^ω^)は理解に苦しむようです:2010/02/11(木) 06:25:44 発信元:61.12.169.119
商相連合とは闇市を仕切ってる組織のことだ。
荒巻との関係を簡単に言えば、まあ、親会社と子会社みたいなもの。

( ^ω^)「っていうか、そんなことはどうでもいいんだお」

/ ,' 3「えぇ~? 久しぶりに会ったのに冷たいぞっ☆」

突然、気持ちの悪い老け顔で、気持ちの悪いギャルのような声を出す荒巻。
こいつは声帯模写が得意で、どうせさっきの上からの声もほんのお遊びでやっていたのだろう。

( ^ω^)「殺人犯を追ってるんだお、知ってることはないかお?」

/ ,' 3「………知ってるが、お前の態度が気に入らない」

( ^ω^)「ゆるしてちょ」

/ ,' 3「………」

( ^ω^)「………」

/ ,' 3「仕方ないのぉ………」

今のどこにオッケーを出せたのだろうか。

( ^ω^)「どこまで知ってるんだお」

/ ,' 3「いや、普通に誰が殺ったか」

( ^ω^)「な……マジかお」

 
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888 :( ^ω^)は理解に苦しむようです:2010/02/11(木) 04:01:07 発信元:61.12.169.119
得意なこと、と言われれば何があるだろうか。
僕が自分を客観視して適当に引っ張り上げるなら、少し目が良いってくらいかな。
あとはそうだな……普通の人よりは運動は得意かな?

ξ゚⊿゚)ξ「内藤!」

(;^ω^)「はっ!」

またぼうっとしてしまった。何をやっているんだ僕め。
以前のように、のらりくらりとやっていていいような仕事ではなくなったのに。

ξ゚⊿゚)ξっ「こっちも」

隣の彼女から渡されたA4の紙束には、一枚一枚クリップで写真が留められている。
僕はそれを受け取り、それぞれをぱらぱらと眺めていった。
しかし見る項目は一か所なので、最後まで見るのに大して時間はかからない。

ξ゚⊿゚)ξ「何考えてたの?」

( ^ω^)「自分の得意なことはなにかなあ、と」

現在僕達はある人間を追っている。
この大きな都市で起きた小さくは無い事件の犯人だ。
その人間は男か女かもわからない、未だ全体像の見えてこない相手。

ξ゚⊿゚)ξ「ああ……」

わかっている部分はと言えば、犯行現場にいつも残されている意味不明のメッセージ。
『私のとくいなものはなんでしょう。』殺人犯の特技なんて、僕は知りたくもないよ。


889 :( ^ω^)は理解に苦しむようです:2010/02/11(木) 04:01:51 発信元:61.12.169.119



( ^ω^)は理解に苦しむようです



 
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364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/04(金) 23:47:10.69 ID:VC/N896W0
ギコは立ち止まった。そこには彼の名前の表札が置いてあった。

玄関前には、小さな鉢植えが並んでいた。全く、人気の無い山奥に家を建てるなんて、とんだ物好きだ。

ギコが固まったまま辺りを見回していたが、不意にドアが開かれ、声を上げてしまうところだった。

( ・∀・)「おはよう」

(,,゚Д゚)「ああ、で、用って何だ? 急に呼び出して」

( ・∀・)「いいじゃないか、休日だし」

おずおずと靴を脱ぎ、モララーに続くギコ。短い廊下を渡り、ドアを開けた。洋室だった。

ギコはテーブルに添えられた木の椅子に座るように言われた。

( ・∀・)「どうやら、またお客さんが来たみたいだよ」

ピンポーン

無機質な音がこちらの部屋まで伝わってくる。しかし、外の奴が来るなんて聞いてないぞ。

(´・ω・`)「やあ、おはよう」

僕はショボンも招いた。もう少しすれば、きっと彼も――。

(,,゚Д゚)「で、そろそろ言って欲しいな。用件を」

( ・∀・)「もう少し待っていてくれ。そう、あと――」


365 :( ・∀・) モララーは賭けを楽しむようです :2009/12/04(金) 23:48:09.24 ID:VC/N896W0
ピンポーン

言いかけたとき、また無機質な音が部屋に響いた。

( ・∀・)「来たみたいだね。最後の1人が」
 
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