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509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 00:20:42.92 ID:/q8txelB0
暴走天使ドクオくんのようです



 セカンド帝国領ヴィップ。
 帝国内部において最も治安の悪いこの街の片隅で、一人の少女は三人の男に囲まれていた。

ξ;゚⊿゚)ξ『お願い、私はここを通りたいだけなの』

 ただでさえ白い肌を蒼白にして、少女は男達を見渡した。

( ゚д゚ )『それはできない相談だな』

( ∵) 『ここを通るなら、通行料を払ってもらわなきゃな』

 そう言った男の口端は歪な形をかたどっている。嘲笑だ。

( ´∀`)『とっとと1000ウマイボ出すモナ』

 当時、帝国内の新卒の平均給与が19万ウマイボであった。
 当然、1000ウマイボなど持ってるわけもなく、少女は目を潤ませた。

ξ;゚⊿゚)ξ『1000ウマイボなんて……』

( ´∀`)『なければ、体で払ってもいいモナよ?』

 その時、ひとつ眩い閃光があたりを照らした。

川 ')『おい、ここで何をやってる?』


510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 00:21:23.64 ID:/q8txelB0
(; ゚д゚ )『お前は……』

( ∵) 『暴走……天使』

( ´∀`)『ドクオ……』

   川 'A`)『消えろ』

(; ゚д゚ )『ひぃ……』

 その一言で、三人の男はこの世から消えうせたのだ。

 これが、"暴走天使"ドクオと少女、ツン・内藤の出会いだった。


511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 00:22:31.61 ID:/q8txelB0

川'A`)『旅人さんよ、嫌な思いをさせたな』

ξ;゚⊿゚)ξ『いえ、それより先を急ぐので……』

 街灯が所々壊れたヴィップの町並みが暗くなるのは早い。
 そして暗くなれば、ああいった連中がたくさん湧くのがこの街だった。

川'A`)『待て、この街をこの時間に歩くのは危ない
    襲ってくれと言っているようなものだ』

ξ;゚⊿゚)ξ『いや、でも……』

 そう首を振った少女の意思は固いようだ。
 きっと結んだ唇と、芯の強い目がそう物語ってる。
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570 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:37:30.00 ID:xsBwu9gp0
保守
と共に投下させていただきます
初心者なので下手くそ&設定モロパクリですが
皆様の胸をお借りして、アドバイスや評価お願いします


572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:39:30.30 ID:xsBwu9gp0
書溜めのプロローグ部分だけ投下します



―プロローグ―


―西暦22XX年―
世界は凄まじい進化を遂げた
車は宙に浮き、映像はホログラム。人工知能、人型ロボット。
過去の人間たちが思い描いた空想科学が次々と実現されていた。
しかし、スポーツや世界遺産など、残されるべき物は残っている。
古きと新しきが程良く混同する世界。生物と機械が仲良く手を取り合う世界。
これは、そんな世界に生きる7人の友情の物語――



574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:41:38.00 ID:xsBwu9gp0
―刻は夕暮れ。とある学校の校門前。
数人の少年たちが言葉を交わしていた。

(  ∀ )「あー…、ついに俺たちも卒業かぁ」

( < >< >)「確かにこの学校ではいろんな事がありましたからね。寂しくなりますね」

(,, Д )「……ゴラァ」

(  ω )「ウム。そうであるな…。恩師や友達との別れは辛い物であーる…」

(  ∀ )「ぼく…、みんなと別れたくないモナ!」
_
(  ∀ )「ハっ!馬鹿言うな。何も永遠の別れじゃねぇだろう!? すぐ会えるさ。特に俺たちはな」

(  ω )「そうだお! 学校みたいに毎日とはいかないけど…、僕たちはいつでも会えるお!」


( ^ω^)「だって僕たちは、親友だから!!」



―( ^ω^)ザ☆ホライゾンズのようです―

 
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※タイトルがなかったので、勝手につけさせて戴きました。
 

706 :超短編投下します。:2010/11/10(水) 21:02:58.28 ID:AlUG1HY60
時代の経過における駆逐。これは仕方ない事か?仕方ない事だろう。

('A`)「すっかり…変わっちまったな…」

( ^ω^)「そうだおね…」

超技術発展時代。あれから僅か5年。あっという間にその面影は消えた。
人類は、急激な発展を遂げた。だが、それからの5年。
人口は5年前の1/1000000。もう1000人も居ないだろう。
植物を急成長させる技術。それで人類は地球温暖化を乗り切ろうとしていた。
だが、自然は甘くはなかった。人類は、植物へ吸収された。

( ^ω^)「あんな…はずじゃ無かったんだお…」

('A`)「…ああ」

人類という、地上を支配している生物は、知恵を持っている。だが、やはり自然界の中の一種でしか無いのだ。
その中の一種が、自然を丸ごと改変させるのは、無謀な話だったのかもしれない。
いや、これには語弊があるか。破壊は簡単だが、再生となると、絶望的に厳しいだろう。
風船を割るのは簡単。だが全ての破片を集めて再び元の状態にするには?
極めて不可能に近いだろう。それと同じだ。


709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/10(水) 21:14:35.72 ID:AlUG1HY60
二人には一連の経過への罪悪感と、絶望感かしかなかった。

( ^ω^)「…なんでだお」

('A`)「俺等の計算は完璧だったさ、そう信じよう」

( ^ω^)「だけど…この責任は…どうするんだお」

('A`)「…」

どうしてこうなった。彼等の計算は完璧だった。
天才、と呼ばれた彼等も、ただ呆然とこの状況を見ているしかなかった。
無力。案外、天才とはこういうものなのかもしれない。
輝かしい学歴、今までの実績。これは、他の人間がいるからこそ目立つものであり、意味が無いのだ。

( ^ω^)「名声…かお…」

名声。意味がない。いくら名声をあげていても、意味がない。

('A`)「今考えると、くだらないな」

( ^ω^)「全くだお。結果を残せたらそれでいいんだお」

前評判は、大きく影響するだろう。
だが、結果。結果がこの様。


711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/10(水) 21:21:39.56 ID:AlUG1HY60
( ^ω^)「やっぱり僕には…」

そう呟くと、彼はふらっと歩き出した。

('A`)「おい、何処へ行くんだ」

( ^ω^)「散歩だお」

彼は力無く言い、部屋を出て行った。

('A`)「…」

もう一人の彼は、何か不穏なものを感じていた。
長年共同研究してきた。だから分かる。

('A`)「まさかとは思うが…まさかあいつ」

もう遅かった。遅かった。責任と名声に押し潰された彼。
もう一人の彼は、激しい焦燥と、危機感を覚える。
不意に椅子から立ち上がり、風を切って走る。
走る。走る。走る。


712 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/10(水) 21:30:46.85 ID:AlUG1HY60
('A`)「…」

走り回った。走り回った。
もう何時間走り回っていたか分からない。
空の色は全く見当がつかないが、きっともうダークに空は塗られているに違いない。

('A`)「何で…何で…」

彼は、消えた。いや、死んだ。

('A`)「…これから俺だけで責任を負って生きていけと?」

('A`)「はは…内藤。俺も疲れたよ」


天才が二人死んだ。
いや、天才ではなく人間か。
肩書きに縛られ生きてきた。輝かしい学歴、実績は、悲劇だったろう。
天才って、何なんだろうか?

おわえい






713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/10(水) 21:31:58.66 ID:AlUG1HY60
処女作でした。

地の文って難しいですねm


714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/10(水) 21:33:46.59 ID:A2nm6bVj0
おお処女作か



715 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/10(水) 21:39:52.88 ID:MM7L+q540

処女作かぁ


716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/10(水) 22:02:35.49 ID:8VuOoWsKO



717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/10(水) 22:02:37.99 ID:wCTcbDr/0

だけど、ダークに空は塗られてってのは狙ってやったのか?wwwwwwww


718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/10(水) 22:05:19.10 ID:VYccgsNL0



 
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1 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/22(木) 23:53:07 ID:Iy6MXwygO
http://sogomatome.blog104.fc2.com/?mode=m&no=359&cr=83d337cfa70aa96c9c98df07ad802a01

長編序章祭からの続き
と言っても短編になったけど
そいじゃいきます


12 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/23(金) 00:04:49 ID:9pvakSqUO
楽しみにしてたよー


2 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/22(木) 23:54:10 ID:Iy6MXwygO
从 ゚∀从「月にいるエイリアンが、あと5年で攻めてくる」



(;´_ゝ`)「は?」(´<_`;)

そして彼女は、俺達が止める間もなく学会でこれを発表。

当然のように顰蹙を買い、それでも主張し続けた彼女は学会から追放された。





そして5年後。

俺は庭で彼女と紅茶を飲みながら、サッカーボール並の大きさに見える、赤みがかった月を眺めている。


3 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/22(木) 23:56:28 ID:Iy6MXwygO
( ´_ゝ`)「あとどのくらいだろうな」

从 ゚∀从「さあな」

そして、でも、と続けて、

从 ゚∀从「パンを焼く時間くらいはあるといいな」

背後にあるオーブンを見る。

中の、オレンジ色の光を当てられてテカテカと輝く丸いパンが、空に浮かぶ月のように見える。

( ´_ゝ`)「……そうだな」

人類があの月に敵わなかったのなら

せめて

こちらの月くらいは食らいつくしてやりたい。


4 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/22(木) 23:57:11 ID:Iy6MXwygO





( ´_ゝ`)世界の終わりのようです


5 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/22(木) 23:58:11 ID:Iy6MXwygO
从 ゚∀从「弟者!」

d(´<_` )「準備OKだ」
从 ゚∀从「兄者!」

((;´_ゝ`))b「こここここちらもおkkkk」

(´<_` )「おけけ?」

从 ゚∀从「よっしゃいくぞ! ペットボトルロケットでI can fly実験!」

(´<_` )「理論上は放物線を描きながら4メートルまで上昇して、あとは知らん」

(;´_ゝ`)「ちゃんと海に落ちるんだよな!? ペットボトルロケットで墜落死とか洒落にならんぞ!?」

(´<_` )「知らん」

从 >∀从「窪塚ってこい! 弟者、スイッチオーン!」

(´<_` )「オーン」ポチットナ


6 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/22(木) 23:59:25 ID:Iy6MXwygO
バシュッ←ペットボトルロケット×20発射の音

ゴシャッ←一気に顔から砂浜に突っ込む音

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ←砂浜をペットボトル×20背負って転がる音

(;´_ゝ`)「うああああああああああああ!!!」

从;゚∀从「あ、やっべ」

(´<_`;)「兄者あああああああ?!」

(;´_ゝ`)「誰か止めてえええええええ!!!」

从;゚∀从「噴射ベクトルの調整ミスったなぁ……。もうちょい地面に垂直な感じか……?」

(´<_`;)「どうするんだあれ!」

从 ゚∀从「ん?」

(;´_ゝ`)「いやああああああああああ!!??」


7 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/23(金) 00:00:18 ID:Vh6ujU/QO
从 ゚∀从「ああ、兄者はあれくらいじゃ死なねえよ」

(; _ゝ )「おぼろろろろろろろろろろ」

(´<_`;)「ゲロ撒き散らしながら転がってるのに!?」

从 ゚∀从「よくあることだろ?」

(´<_`;)

(´<_` )

(´<_` )「確かに」

(; _ゝ )「おとびゃぶべぼろろろろろ」

从 ゚∀从「だから早く発射台の角度調整手伝え」

d(´<_` )「把握した」

(; _ゝ )「おぼろろろろろろろろろろ」


8 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/23(金) 00:01:34 ID:Vh6ujU/QO
彼女は優秀な科学者だった。

俺達はその助手で、いつも彼女の無茶苦茶な実験に振り回されていた。

何日も徹夜で実験を繰り返した日々。

他の助手がどんどん辞めていき、最後には俺と兄者だけになった。

当然、負担も増える。

周りも哀れに思ったのか、幾度となく独立や他の研究室を薦められた。

それでも彼女の助手で居続けたのは、俺達が彼女に惚れていたからに他ならない。

科学者として、女性として、人間として、あらゆる面で俺は彼女に惚れていた。

兄者も同じだったのだろう。

どんなにありえないような理論も、彼女が唱えたならば俺達はそれを信じた。


9 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2010/07/23(金) 00:02:47 ID:Vh6ujU/QO



あの時までは。

学会から追放された彼女は、手がつけられないほど大暴れをして、その後すぐに研究室を出ていった。

そして次の日には立ち直ったかのような声で俺達に電話をしてきた。

今になって思えば、あれは立ち直ったというよりも、開き直ったという方が正しかったのだろう。

『紅茶を飲みながら、優雅に世界の終わりを眺めてやりてーんだよ』

電話越しに笑いながら彼女はそう言っていた。

その後は自分で考えたであろう新しい家の外見や間取りを嬉々として喋り続け、最後に、完成したらまた電話する、と言って切れた。

俺達はそれぞれ別の研究室に送られ、血も汗も涙もゲロも流さないですむ実験に感動しつつも、彼女からの連絡を今か今かと待ち続けた。

電話から1年後、ようやく彼女から届いた手紙には、

〔美味い紅茶をいれたから今すぐ来い!〕

と、彼女らしい乱暴な筆跡で書かれていた。

今すぐは無理だろ……jkと言う兄の口は、明らかに緩んでいた。
 
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878 :('、`*川恒温変温ゴミ箱ユニオンのようです/ ゚、。 /:2010/06/27(日) 22:21:43 発信元:121.2.163.60
('、`*川「あ、」

雨が降っている。

目が覚めたときから。その前から知ってはいた。

しかし、いつも通りの荷物を持って入り浸りの研究棟を出てから。
肌を打たれて初めて、私は雨が降っていることに気づいた。

湿気を含んだぬるい空気。
むしろ雨粒の冷たさが心地よいような気がした。


研究棟を離れて隔離棟に着くころには私の髪からも、薄い白衣の裾からも。
ぬるく曇った雨粒が滴っていた。

薄暗い隔離棟は外気とは逆に、冷たい空気が流れている。
今はもう使われていない。ということになっているから。

コンクリートが発した冷たい波にたゆたうように、私の凍えた肌が震えた。


879 :('、`*川恒温変温ゴミ箱ユニオンのようです/ ゚、。 /:2010/06/27(日) 22:23:58 発信元:121.2.163.60
入り口には太い鉄格子のゲートが立ちはだかっている。
古い鍵を差し込む音が何重にも響いた。

階段を上がって一番奥の部屋へ、途中で何度ゲートを解錠しただろうか。

最後の扉には金属のプレートがはめ込まれている。

('、`*川「ボックスD、ルーム9。解錠します」

小声で確認を取るのは中にいる物のためだ。

もう音で分かっているのだろうが、ノックするのも馬鹿らしい。
これくらい無粋なので、ちょうどいい。

うるさく鳴る鍵束をドアノブの外にひっかけたままに、私は重いドアを開いた。

('、`*川「!」

ドアの向こうは砂漠のような暑さだった。
ねっとりとした湿気に、フィルター臭い熱風。

外は6月の蒸し暑さで、廊下は冷たい。
にもかかわらず、暖房を最高温で設定してある部屋は不快感を倍増させる。


880 :('、`*川恒温変温ゴミ箱ユニオンのようです/ ゚、。 /:2010/06/27(日) 22:25:08 発信元:121.2.163.60
('、`*川「また、どうしてこう……」

聞こえるように舌打ちをしてやる。

ドアの向こう、2メートル四方のコンクリートの部屋に窓は無い。
換気は天井のエアーコンディショナーのみでしか期待できない。

床は白いタイル。
金属製の便器とシャワーノズルが隅にあり、真ん中には排水溝がある。

一見すると広いシャワールームのようだ。

しかし当然ながら違う。

片隅にはカビの生えかけた粗末な固定式ベッド。
ベッドの足から伸びる頑丈な鎖が床にうずくまる塊へと伸びている。

('、`*川「起きてるんでしょ、ダイオード。あんたまた空調いじったわね」

サンダルのつま先で塊を小突くと、それはのっそり起き上った。

目元をぬぐいながら、私の荷物を見て、一言。

/ う、。 /「お腹がすいた」

('、`#川

私はそいつの頭部を思い切り蹴飛ばした。
 
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 ※この作品は、図書館で行われた【 長編序章祭(仮) 】 にて投下された作品です。


957 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 22:41:13 発信元:210.153.84.82
短めに切ります、予想7レス程!


石畳を歩く足音だけが響く。

視界は霧の白。
脳までを満たすような濃密な霧。

彼は、ずっと歩いていた。
……どれほど歩いただろう?
不意に霧が晴れた。

ようやく開けた視界、道の果てには灰色の町。

ふと顔を上げて微笑み、彼の意識は途切れる。

温かく懐かしく、少し寂しい、霧の彼方の不思議な世界へ。


( ^ω^)と欠落の世界のようです。


……プロローグ。




960 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 22:41:58 発信元:210.136.161.229
( ^ω^)「……おー?ここ、どこ?」

気がつくと、すでに彼――内藤ホライゾンはその町にいた。
周囲に広がる西洋風の、石造りの町並みは、彼の記憶には無い。


( ^ω^)「……? 僕はいったい……?」


もしかして、自分には健忘の気でもあるのか?
どうしたら、いつの間にかまったく知らない町に立っているなんて事になるんだ。


(; ^ω^)「……あれ、これ結構不味くね?」


とにかく、知らない町で独りぼっちの現状は変わらない。
彼は、慌てて自分の服のポケットをまさぐり(この時はじめて自分が
高校の学生服を着ていると気付いた)、絶望する。


( ゚ω゚)「!」

( ゚ω゚)「何も無い……だと……?」




964 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 22:42:53 発信元:210.136.161.226
(; ゚ω゚)「嘘だろ?おい、ちょっと待つお、そんな……」


何も無いのだ。
携帯も財布も身分証明も、学生服のポケットに入っているはずの何もかもが無い。

足元の石畳にも、頼みの綱は無い。


( ゚ω゚)「……絶望的、だお」


どうしろと言うのだ。見知らぬ町に、金も携帯も無し。
つまり、……どうしようも無い。


(; ^ω^)「いや!まだだ!落ち着いて考えるんだ!素数を……!」

ξ゚⊿゚)ξ「あのー……」
 
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 ※この作品は、図書館で行われた【 長編序章祭(仮) 】 にて投下された作品です。


819 :ぼくらの、ようです:2010/05/29(土) 21:35:37 発信元:119.245.203.2
※原作あり

誰が一番嫌いかと言えば、自分自身だ。
幼い頃は働いて母親に楽をさせてあげようと考えていたが、残念ながら母親はもういない。
建設的なことは何もせず、友達や妹や親戚に迷惑をかけ続ける毎日。
人の役に立たない、本当に屑な奴。
そんな自分が、この惑星を、人類を救えるとしたら。
自分みたいな奴でも、誰かの役に立てるというのなら、喜んで戦おうと思う。誰のためでもない、自分の中にほんの少しだけ残っている良心と、日に日に大きくなる罪悪感とが、そうさせるのだ。
戦えば、どうしようもない自分が、少しだけ赦されるような気がするから。
1話 ('A`)の場合

誰の為でもない、自分が楽になりたくて。





821 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 21:37:54 発信元:119.245.203.2
たった1レスだけど以上です、でも、よければこのまま他の2つを投下します

他に投下したい方どぞ




822 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 21:39:58 発信元:211.18.234.67
いいから投下しるんだ!!


824 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 21:40:35 発信元:121.111.227.28
やっちゃえ。
消化不良はよくないよ


825 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 21:40:38 発信元:119.230.64.81
GO!


826 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/29(土) 21:40:42 発信元:210.153.84.113
頑張ってくれ!



 
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 ※この作品は、図書館で行われた【 長編序章祭(仮) 】 にて投下された作品です。


582 :从 ゚∀从世界の終わりのようです:2010/05/29(土) 18:58:04 発信元:124.146.174.131
从 ゚∀从「月にいるエイリアンが、あと5年で攻めてくる」



(;´_ゝ`)「は?」(´<_`;)

そして彼女は、俺達が止める間もなく学会でこれを発表。

当然のように顰蹙を買い、それでも主張し続けた彼女は学会から追放された。





そして5年後。

俺は彼女と紅茶を飲みながら、サッカーボール並の大きさに見える、赤みがかった月を眺めている。


585 :从 ゚∀从世界の終わりのようです:2010/05/29(土) 18:59:34 発信元:124.146.174.131
( ´_ゝ`)「あとどのくらいだろうな」

从 ゚∀从「さあな」

そして、でも、と続けて、

从 ゚∀从「パンを焼く時間くらいはあるといいな」

背後にあるオーブンを見る。

中の、オレンジ色の光を当てられてテカテカと輝く丸いパンが、空に浮かぶ月のように見える。

( ´_ゝ`)「……そうだな」

人類があの月に敵わなかったのなら

せめて

こちらの月くらいは食らいつくしてやりたい。



( ´_ゝ`)世界の終わりのようです
 
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484 :(´<_` )託されたようです:2010/05/29(土) 15:35:52 発信元:61.117.8.65

兄者が自殺した。


それを聞いたとき、俺が泣きもわめきもせずに
落ち着いていられたのは単に、
その言葉が正しく脳に届いていなかったからだと思う。



485 :(´<_` )託されたようです:2010/05/29(土) 15:36:39 発信元:61.117.8.65

(´<_` )「……はい?」

俺は受話器を左の耳から右の耳に当てなおして、言った。

  『ですから、兄者さんがこちらで先程、首を吊っている姿で発見されまして』

兄者の上司だと名乗った男が淡々と答える。

  『つきましては、どなたか研究所までお越し願いたいのですが?』

(´<_` )「……はい、判りました」

日時を決め、相手の連絡先と名前を控えて、
向こうが電話を切ったのを確認してから俺は受話器を置いた。


486 :(´<_` )託されたようです:2010/05/29(土) 15:37:28 発信元:61.117.8.65

気のせいだろうか。
兄者が自殺した、とか、言っていたような気がするのだが。

(´<_` )「……兄者が、自殺?」

兄者が首を吊って自殺。
馬鹿なことを。
何かの間違いだ。
兄者は馬鹿なんだからそんな馬鹿なことをする筈がないじゃないかだって、

……だって、俺はひとりでここにいるのに。





兄者が……


死んだ?
 
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454 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/10(月) 22:46:25 発信元:218.216.163.208

                            「作品を
                            投下したい」

                     ブーン力のある   それは VIPの
                       作者にとって    総合スレに
                   それは ごく自然な    限った事では
                        欲求である   ない

                       推奨BGM:機械/筋肉少女帯
           ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm6045575(ニコニコ勘弁、申し訳ない)

早めてみた投下時間・投下・十九のレス・これより始める
以下、開始。


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455 :ハハ ロ -ロ)ハ心を「うつ」すようです2/2:2010/05/10(月) 22:47:35 発信元:218.216.163.208
 あれから五十三年。

 ミルナが消えた折に、私は発狂して、自殺を図った。
その際に壊されてしまい、バックアップによって復旧した以外は、私は五十三年前と何ら変わりない。

 全てを引き継いで、まるで死んでいないように見せる。

 それは奴らが望む科学であった。地で科学する私としては、早く死にたいのに。
 永遠の命を手に入れたところで、奴らは何をするのだろうか? 金も名声も女も手に入れたから、道楽か。

 ベリヤ大国は五十年前から依然、永世中立国宣言を崩しておらず、現在も、平和そのものだった。
寧ろ大陸への移民が現れ始め、あちらでもベリヤが、永世中立が受け入れられるようになっていった。

 ビッチ大統領による永世中立宣言は、歴史に大きく名を残した。
ここ数年で急速に永世中立宣言が認められ、見直された。既にいくつかの国が名乗りを上げんとしていた。

 電脳戦争の時代とはいえ、仮想敵国にシミュレートで勝利したからと言って
戦争で勝利したこととは直結しない。人類がいくら進化しようが、戦争に犠牲はつきものである。

 そもそも永世中立で子孫繁栄することがおかしな話。初期には傭兵として成人男子を戦場へ駆り出す案もあったようだが、
永世中立の名折れ、らしく、現在では対外的には秘密裏に、内戦を国家規模で行っている。本末転倒だ。

他の国よりも残虐な永世中立国。体外受精や未来チックな技術は、頭の固いお偉いさんが頑なに拒否をする。
だから己が精子で子孫を残すべく、定期的に公で、成人男子に殺し合いを行わせる。人間は、末恐ろしい。

 ――未だ『クレアの悲劇』は勃発していない。


457 :ハハ ロ -ロ)ハ心を「うつ」すようです2/2:2010/05/10(月) 22:50:51 発信元:218.216.163.208
 今思うと、ミルナと出会い、極上の幸福を手に入れたことで――私の歯車は、狂い始めた。
 私ごときが、キャパシティを超えるほどの幸福を持ってはいけなかったのだ。当然の、然るべき報いだった。

                         ――――――――――――――――――――――――――――――

                                 ―――――ハハ ロ -ロ)ハ心を「うつ」すようです

                         ――――――――――――――――――――――――――――――


             ――――――――――――――――――――――――――――――

                              後編―――――

             ――――――――――――――――――――――――――――――
 
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361 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/05/09(日) 23:01:40 発信元:218.216.163.208
                           「本作品」を読むときは
                             部屋を明るくして
                         親から離れて読んで下さい
                             (微エロ注意です)

                      推奨BGM:未來のイヴ/ALI PLOJECT
                  ttp://www.youtube.com/watch?v=Ry93IFdvBUg

以下、開始。



362 :ハハ ロ -ロ)ハ心を「うつ」すようです1/2:2010/05/09(日) 23:02:45 発信元:218.216.163.208
「永世中立は敗北宣言だ」

 偉い誰かが言いました。
私は犬。私は下僕。渡しは居ぬ。
 偉い誰かに作られました。
私はモルモット。私は脳。私は形而上。

 奴隷。

 差別とは、果たしてどこから差別なのだろう。白人・黒人? 部落? 障害? そこに、常人とどういった違いが
あるのだろうか。ないかもしれないしあるかもしれない。見る人が見ればあるし、見る人が見ればない。どちらでも
ないしどちらでもある。それは例えば、どれほど小さなことでも起こり得る。阻害され淘汰されたムラでは、村八分
の威力は響く。人は精神を破壊されただけで、あっさりと死んでしまう。死ぬことは、実は生きることより、とても
簡単なのだ。でも、人は濁流に流されることなく、ただただ惰性で生きることを選ぶ。そして人間は宗教を得た。
そして人間は神を得た。死という形而上の概念に打ち勝つため――打ち負けないために、神に縋り付き、人は
神秘的・運命的な出遭いを夢想し想像し、無双し創造する。弱者はずたずたの沈みかけの藁にさえ掴まる。
それは、良いこと? それとも、悪いこと? 人には分からない。だから、私。人だけでなく、動物には死という
形而上の概念を有している。死と、そして死ねば上に逝くという概念を。これは神秘的? それとも単なる偶然?
単なる必然? 死は必然。ならば差別は必然? 差別は必要? 差別は必至? 差別は必死? だから、私。

「不老不死とはどういうことか」

 偉い人は言いました。
 偉い人に凌辱されました。

 おかしいな。可笑しいな。
――犯(オカ)しいな。


364 :ハハ ロ -ロ)ハ心を「うつ」すようです1/2:2010/05/09(日) 23:06:19 発信元:218.216.163.208
 その写真の下には、『みーと』と書かれていた。
みー、とは、ミルナ=コンツァーのことであり、私の彼氏だった男だ。

 別れた理由というものは、それは千差万別だと思う。
 私が別れた理由は、ポピュラーと言えばポピュラーな、浮気(異性間の縺れに人気とは、おかしな表現だ)。
彼が浮気していた。だから別れた。すっきりするほどの理由だ。

びっくりするほどの理念だ。

ハハ ロ -ロ)ハ「やり直せたらって、そりゃ、思うけどさ」

 声に出してしまうと、あっけないほどにすんなりと、空気はそれを受け入れ、震えさせた。
空気を震わせ、そして私をも震えさせた。どういった動機でのぞくぞくかは分からないけれど、そくぞくする。

 でも――

ハハ ロ -ロ)ハ「優しかったあなたは戻らない」

 ――あっあっあっあっ。

 殺される。
重圧なその音が響く。

 私は殺され、そして生きる。
ある人は私を基督と揶揄した。人類の発展のために。
そんなわけ、ない。発展するのは有害な老人だけだ。誰も救われない。

 いずれ『クレアの悲劇』と呼ばれるその事件は、彼らのせいで勃発した。


365 :ハハ ロ -ロ)ハ心を「うつ」すようです1/2:2010/05/09(日) 23:10:07 発信元:218.216.163.208
 ロボット三原則なんて糞喰らえ。星新一は抽象化。手塚治虫は後世に犯された。

 私はH9-M型だ。
流石に電気ひつじの夢は見ないが、世にも珍しい、ナイン・ナンバーズのロボット。
金持ちの道楽に付き合わされた、馬鹿げたロボット――ロボットを名乗るもおこがましい。

  なぜだろう。
私が選ばれたのは。私が選ばれなければならなかった理由は。
何とでも難癖を付けることは出来る。でも、それに意味はない。
よゆうのあるその資金で、彼らは悪ふざけをしているのだ。
と.きが来てそれが手に入れば良いし、手に入らなくとも道化を私が演じる。
私は泣いた。しかしこの事実が覆ることはない。そして私は泣き止んだ。
何よ、と叫ぼうが、私も、彼らの運命は、依然変わることはない。
舐められている。私のレーゾンデートルが侵食されていく。

 きちんと仕事をこなす、しかし差別され続けた穢多・非人のように、私も区別され差別され侮蔑される。


     ――――――――――――――――――――――――――――――

              ハハ ロ -ロ)ハ心を「うつ」すようです―――――

     ――――――――――――――――――――――――――――――


                ――――――――――――――――――――――――――――――

                                  ―――――前編

                ――――――――――――――――――――――――――――――
 
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65 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/03/12(金) 23:41:47 発信元:118.0.92.78
第一層第二都市区。


多数のビルが立ち並ぶ900万平方Kmにも及ぶ区域だ。

高速道路はその上をいき、都市を一周出来るようになっていて、
区画内を容易に移動できるようになっていた。

今この区画を彩る物は輝かしい街明かりであり、空は暗い。

暗き空。光の無い夜空を飛行機が切っていく。

身を揺さぶる羽音を響かせ、別区画から飛んできたであろう機影は大きく、
頭上に二つの大型プロペラを回転させており、
腹の下には何かを格納させる為の収納スペースが設けられていた。

AC用輸送機。

第二都市区画へ到達したそれは、羽音とは別の音を二つ生んでいく。

『作戦領域に到達。ACを降下する』

輸送機に接続されていた二機のACが落ちる。

10m程の人形をしたそれらは真っ直ぐに落下していき、
高度から5tを超える重量物が落ちてきたことで強力な衝撃が生じるが、
ACの脚が曲げられ、アクチュエーターが稼働することでそれは緩和された。

重量のバランスを上体操作で整え、二機のACは目前の敵を捉えていく。


66 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/03/12(金) 23:43:07 発信元:118.0.92.78

逆くの字に折れた足の生えた、二足歩行戦車型MT。

レーザー銃と小型ミサイルで武装したCR-MT77M
―――クレスト社製のそれが、ACの前方に立つ。

その背後にはもう一機が控えており、レーダーにはもう十四機の姿が捉えられている。

ACのパイロットは機内でその姿を確認すると、

('A`) 「作戦を開始する」

無線を使用して"試験官"へとそう告げた。

"AC"――――アーマードコア。

目的に沿ってパーツを機体の核であるコアに組み上げていくことで、
どのような状況下での戦闘を可能とする、汎用性の高い、
最強の人型機動兵器。

それを操る傭兵"レイヴン"となる為の試験が今、開始された。
 
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※タイトルがなかったので、勝手につけさせて戴きました。

 
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 00:07:32.85 ID:XXFpyp4fO
はじめに
以下の作品は機動戦士ガンダムの一年戦争の中の物語です。
また、重度のオナニー臭がします。


作品名、なし。


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 00:10:53.49 ID:XXFpyp4fO
地球連邦軍がジオンを宇宙に押し返し、戦況もほぼ決まりかけた頃、連邦軍は止めとなる作戦に取りかかった。
それはまさに総力戦で、連邦軍、ジオン軍共に大半の戦力が集結した。
その中には俺たちの部隊も例外なく含まれていた。


86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 00:12:45.83 ID:XXFpyp4fO
('A`)「そろそろこんな戦いも終わるよな」

川 ゚ -゚)「……ああ、この戦いを制すればこちらの勝ちは揺るぎないものになるだろう」

('A`)「終わったらどうするかね」

ξ*゚⊿゚)ξ「私はまずケーキ食べたいわね」

('∀`)「はは、超甘党なだけあるな」

ξ゚⊿゚)ξ「じゃああんたは?」

('A`)「そりゃあ秘密さ。なぁ?」


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 00:14:39.48 ID:XXFpyp4fO
川 ゚ ー゚)「ああ、死亡フラグとかになるからな」

ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、縁起でもないこと言わないでよね!」

川 ゚ ー゚)「ははは」

( ・∀・)「あ、お前らこんな所にいたな。
      ほれ、ミーティングやるからはよ来い。
       うちのご自慢のパイロットに美人オペレーターがいなきゃ華がなくてつまらん」

いつもの風景。艦長も、一パイロットも関係ない居心地のいい場所、それがここ地球連邦軍遊撃艦隊AAの日常。

艦隊といっても艦はサラミスただ一隻のみ。パイロットなど今では二人だ。
それなりに成果は挙げているのだが、それ以上に我が艦長は世渡りが下手なようで、なかなか戦力増強されないのが現実だ。
だが、艦長をはじめとして、今までどうにかなったんだし後ちょっとだからと気にしていないと皆感じてるので考えようによっては好都合だが。


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 00:16:05.40 ID:XXFpyp4fO
ミーティングを済ませるとすぐに愛機に乗り込んだ。
最終チェックも手早く済ませ、あとは出撃するだけ。

('A`)「機体の調整もばっちりだ。そっちはどうだ?」

『こっちも抜かりはない』

コクピットに深く腰を下ろし、外を見据える。
敵味方の数からして今回は今までにないほど激戦になるだろう。
生きて帰れるかは分からない。
けど、けどもしだ。もし俺も、あいつも生きて帰れたなら。


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 00:18:20.59 ID:XXFpyp4fO
――――

ξ゚⊿゚)ξ「じゃああんたは?」

('A`)「そりゃあ秘密さ。なぁ?」

――――

言わなかったんじゃない。言えなかった。
言ったら何かが壊れてしまいそうで。

('A`)(……集中しろ。そんなことは終わってから考えればいい)

『クール、ジム出ます』

('A`)「ドクオ、出るぞ」

そうだ。後で言えばいいさ。その時は腹をくくって大声で叫んでやろう。
あいつはどんな顔をするだろうか? 鼻で笑うだろうか、それとも赤面するのか、あの愛しの相棒はなにを考えてるか分からないから面白い。
 
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※避難所(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/6178/1147579714/196-207)より。


197 名前:('A`)世界の終わりに最後の偽善のようです 投稿日: 2010/01/23(土) 01:39:24
ある日突然、世界が終わりを告げようとしていた。
テレビで流れるニュース速報
偉そうな人が「あと数ヶ月で、地球はなくなります」と悲しそうな顔で言っていた。

その偉そうな人の話だと、巨大な隕石が地球に迫っているのだという。
混乱を招く恐れがあるため、公表するのが遅くなったのだという。
全人類規模での脱出作戦が決行されるとのことだった。


198 名前:('A`)世界の終わりに最後の偽善のようです 投稿日: 2010/01/23(土) 01:40:19
すべての国で資源を出し合い、
数万人単位で乗ることの出来る宇宙船を複数作っていたとのこと。
全人類の8割はそれで脱出することが出来るそうだ。

混乱を避けるため。すべての人を対象にランダムで抽選が行われ、
何週間かごとに分けて、人を集めて脱出を進めていくとのことだった。


199 名前:('A`)世界の終わりに最後の偽善のようです 投稿日: 2010/01/23(土) 01:40:45
抽選にもれることなく、自分にも手紙で集合場所が知らせられた。
所持品は最低の物のみを持っていくことしか許可されていないとのことだ。
タバコは許可されないとのこと。
そりゃそうだ、空気は大切なものになるのだから。

('A`)「つっても、タバコが吸えないというのは俺には死活問題だけどな・・・・」
 
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719 :【+  】ゞ゚)オサムはアダムのようです:2009/12/07(月) 02:29:47.67 ID:4hfoT6cqO
時は20XX年。世界は核の炎に包まれ男は皆死に絶えた。

世界に人間は女だけになったのである。


('A`)


女達は辛うじて遺っていた一人の男の精子を培養し、繁殖活動を行った。


('∀`)


だが、その男の精子を使った人工受精では男子は一向に生まれなかった。

女だけの世界がどうなるかは今のVIPを見てしかりなのである。

文明は退廃し、人々の心は荒れ果てた。


720 :【+  】ゞ゚)生殖士オサムのようです:2009/12/07(月) 02:31:35.20 ID:4hfoT6cqO



【+  】ゞ゚)生殖士オサムのようです



 
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536 :ζ(゚ー゚ζ思案するようです:2009/11/14(土) 23:55:22.48 ID:8nxDpclmO




( ・∀・)「私は、狂ってると思うかい?」


僅かに赤く腫れた頬を擦りながらそう問いかけてきた男は、どことなく寂しそうな横顔をしている。

ζ(゚ー゚ζ「解りません。人の感情、ひいては心というものは、私には複雑怪奇かつ理解不能ですから」

ただ、あくまでも機械人形として自分の意見を淡々と答えると、男は変わらぬ寂し気な笑顔で、私を見ていた。

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